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ガラス管のライトの光と、部屋のどこでも音に包まれてる感覚が気持ち良いグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」。ソニービル銀座で実機に触れてきたよ。

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ソニーからLife Space UXのひとつとして、ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」ともに登場したのが、グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

こちらも、ソニーストア銀座/大阪での実機を触ってみた。

・有機ガラス管を振動させ、透明感ある音色を実現したグラスサウンドスピーカーを発売 | プレスリリース | ソニー

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●「Sountina」を継承した有機ガラス管のグラスサウンドスピーカー、360度に音が広がる「LSPX-S1」

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どこかで見たことあるグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」の前身は、2008年に登場したSountina(サウンティーナ)。

高さが約1メートルある360度に広げるスピーカーシステムで当時の希望小売価格で105万円という高価なもので、凄いなーとは思うもののソニー本社やソニーシティ大崎で遠巻きに眺めるにすぎなかった高級アイテム。

あれから約8年が経過して、その独自のスピーカー駆動技術を進化させつつ超小型化したのがグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」というわけで。

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」の構成は、高域を再生するのが有機ガラス管型トゥイーターと、中域を再生する小型50mmウーファー、低域を再生するパッシブラジエーターの3点を組み合わせたもの。

まず、てっぺんにあるのが低域再生用のパッシブラジエーターで、上から触ってみると、むにゅむにゅっと柔らかく上下する。

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それから、本体のメインともいえる透明なガラス管が高域を受け持つツイーターの役割とはたしていてこれを「アドバンスド バーティカル ドライブ テクノロジー」と呼ぶ。

本体の中に3ヶ所に配置された”加振器”が有機ガラス管のたたいて発生した振動がガラス管全体から音波が360度方向に広がるという原理。

ガラス管の中にあるフィラメント型LEDは音とは直接関係ないものの、32段階の調光ができてインテリアとしても成立させているのが特徴的でもある。

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 中域再生をするのが、ガラス管の下にある中央の空洞に50mm径のウーファー。普段目線だとわかりにくいけれど、下から仰いでみるとよくわかる。

その下にある尖った山に音が反射して360度に広がるという仕組み。

このリフレクターの頂点のところには、よくみるとLEDが仕込んであって、Bluetooth接続からペアリング中、ステレオ・ダブルモードといったときの状態をここの光で知ることができる。

ペールゴールドアルマイトを施した高剛性アルミニウム筐体といい、この視認するポイントといい、イチイチおしゃれにできている。

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表から見える唯一機器的なところは、一番下の側面にみえる、AC電源と、ステレオミニプラグの音声入力端子、電源ボタンのみ。

電源はONになるとうっすらとボタンの周囲がグリーンに光る。

この本体にはバッテリーも内蔵されて最大約4時間駆動できるので、使うときはテーブルの真ん中においてリスニング兼ライトとして使える。

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ペアリングを簡単にするNFCをはじめとして、フィラメント型LEDの明るさから音量の調整といった操作ボタンなどは底面に配置して、普段は見えないところへ。

ボトムカバーに、持った時の触り心地とグリップ製を重視して明るめのブラウン調の人工レザーを採用していて、インテリアとしてもきちんと成立するトータルデザインがされているあたりは、機能性を重視したワイヤレススピーカーとは佇まいがまるで違うというのがLife Space UXたる所以かも。

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音楽の聴き方のスタイルは基本Bluetooth接続で、当然高音質コーデック「LDAC」に対応しているからSBCコーデック比の最大約3倍の情報量を伝達できる高音質ワイヤレス再生ができる。

もしくはシンプルにステレオミニプラグからアナログ入力したものを再生。

音響性能としては、高音質デジタルアンプ技術「S-Master」に、圧縮音源の高音域補完技術「DSEE」や「ClearAudio+」を搭載して、ソニーの高音質技術がしっかりと投入されていて、アンプ部最大出力13Wで、再生周波数帯域は60Hz~40kHzとハイレゾ音源の要件もカバー。

けどアイテムの方向性からかハイレゾ対応とはうたわれていない。

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 ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」はスマートフォンからでもコントロールできて使うアプリは既にワイヤレス機器で使われている「SongPal」。

スマートフォンにある音楽をワイヤレスで再生しながら、かつコントロールできるアプリで、他のソニー製のワイヤレス機器を横断して使うこともできる。

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「SongPal」からいじれるのは、ClearAudio+やDSEEのオンオフと、Bluetoothコーデックの音質/接続有線の切り替え、スリープタイマーの設定。

「LSPX-P1」本体の底面にある設定と同じ事ができる。

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フィラメント型LEDの調光は、丸い円をくるくるっとまわすと、32段階に少しづつ明るさを変化させられて、このアナログ的な操作感がまたいい感じ。

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好きな楽曲と向き合って聴くというのももちろん楽しい聴き方だけど、 「LSPX-P1」を中心にして部屋のどこでも音楽の中で生活するという聴き方もこれまた楽しい。

実際に音楽を聴いてみても、想像しているよりもしっかり地に足の着いた定位のある音で、しかも歩いて移動していてもずっと音楽に囲まれている感覚で、シンプルにみんなでパーティとかは頻繁じゃないにしても、朝、仕事に行く前とかずっとひとところにとどまらず動きまわっている時とかイイだろうなと。

それに、オーディオ機器としてというよりもおしゃれなインテリアとしての見た目と、心地いい音楽、スマホでピピっとワイヤレスでいじって好きな楽曲を選局したり、LEDライトの明るさを変えたりと、いつもと違ってちょっとリッチな気分に浸れて、心の満たされ具合がめちゃくちゃ大きい。

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もう発表されたタイミングが同じというのもあるけれど、ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」と一緒にグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」を置いてるその佇まいから放たれるオーラがハンパじゃない。

なんかもう”おしゃれさ”というか”住適空間”の破壊力が大きくて、ドラマに出てくる住まいしかイメージできない(;´∀`)

やるかやらないかは現実と向き合うとして、どっちも共通して言えるのは、ワイヤレスでかつシンプルにぽんと置いてカンタンに使えるということ。

使う時にどうやってやるんだっけ?がなくて、使いたい時に普段生活しているリズムの延長線上でサラっと使えるのがものすごくイイ!

欲しい!資金に余裕があったらだけど…(`;ω;´)

・壁にテーブルに床に日常あるスペースにウィンドウ(窓)を作り出すポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」。ソニービル銀座で実機を観てきたよ。

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●グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

ソニーストア販売価格:73,880円(税別)  
●2016年2月13日発売予定

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