たくさん撮った写真や動画をいつでも見返したくなる「おもいでばこ」。家族の撮った写真も一緒にシェアできる超便利ツール。
最近やたらと写真を撮ることが増えたことで、意外と大変なのが写真の管理。
もともとカメラやスマホで撮った写真は、PC経由で外付けのHDD(あるいはNAS)にもう何年も格納し続けているけど、まぁこれがカオスっぷりが凄くて。
当然のことながら、一度入れた写真データは、本人しかみない。というか、撮った本人すら見る機会がほとんどないかもしれない。
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●撮ったことすら忘れてた…そんな写真も動画もよみがえらせる「おもいでばこ」がスゲェ!
さらに言うと、きちんと管理出来てるかというと、もはやそれも怪しくなってきて、消えちゃいけないからとバックアップのバックアップとか分散したはいいものの、あまりにも年数が経過するとわけのわからない状況に陥り気味。
いや、「Lightroom」とか「PlayMemories Home」を使って見てる分にはいいんだけれども、いろんなところに同じ写真が重複しちゃってたりしてるんだろうなーとあまり考えたくない状態だったりして。
さらに言うと、自分の撮った以外の写真、例えば、家族が撮ったスマホの写真には、自分には知らない写真があったりするわけで。
このせっかく撮った写真なのに、どうにも全く活用されてない状況をジレンマを解消してくれたのがバッファロー社製のデジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」。
いや、まじでコレは超すげい。
かつてソニーにも似たようなパーソナルコンテンツステーション「LLS-201」なるものがあったけど、まぁ当初の出来はかなり厳しくて、それでも発売後にアップデートで改善されるかと思いきや、1回の不具合修正アップデートしたまま生産完了。
マジでありえねぇぇぇとブチ切れそうになったのもついこの前の話。
こういうHDDで写真を管理して手軽に閲覧するのってなかなか難しいのかねーと半ば諦めてて、なので申し訳ないけれども「おもいでばこ」にもあまり期待を抱いていなかったのが正直なところだったんだけど、使ってみたら感動に打ち震えてしまった((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まず、自分として楽ちんなのが、PC(外付けHDD含む)に保存してある画像データはそのままに、転送ソフトで今まで貯め込んでいた写真を、自宅内のネットワークであれば簡単に転送できるということ。
そう、自分の環境は一切崩さないってのが大切。
「おもいでばこ」に入れる写真は、バックアップ的というかオプション的な発想でイイ。
コレ、お父ちゃん(主に男性)の今まで努力してきた積み重ねを壊さない、プライドを傷つけない仕組みがステキ。
で、家族がスマホで撮った写真たちも、この際なので、「おもいでばこ」に転送してもらう。
ココでまたミソなのが、スマホと「おもいでばこ」はネットワーク経由でもいいけど、ダイレクトにつながっても写真も動画も転送できる。(おもいでばこスポット)
すげぇ簡単だから、若干ITモノがめんどくさい家族でもわりと嫌がられずにやってくれる。
さてこうしていくと、皆の持ち合わせている写真が、ズンドコズンドコと「おもいでばこ」に集合してく。
しかも、重複した写真もなく、バラバラだった写真たちが、昔から今までの時系列にそって見ることができるようになる。
ナンナノコレ!こんな事ならもっと早くから使っておけばよかったと思うよねー(;´Д`)
そして、写真が入ってしまえば、後はいつでも見ることができる。
何が新鮮かって、自分が撮った写真なら見覚えがあるけど、家族が撮った写真ってのは自分の知らないアングルから撮られてて、それだけでも凄く得した気分になる。
トレーディングカードゲームで、持ってないカードをもらえた気分のような嬉しさ。
スマホ用の「おもいでばこ」アプリがこれまたよく出来てて、スマホからも「おもいでばこ」に貯まった写真を見ることができるし、その中に欲しい写真があればピックアップしてスマートフォンに転送してもらう事もできる。その後はSNSにアップもできるし、使い方はいろいろで本当にかゆい所に手が届く。
まさに家族間ギブアンドテイクが成立。
いや、「おもいでばこ」が凄いのは、本体をリモコンで操作しても、スマホから写真をチェックしても、タイムラグがほとんどなくサクサク動くってこと。
サムネイル表示するだけで時間がかかるわ、1枚写真みるのにも待たされるわ、なんてモノも何度となく体験して心が折れかかった事があるだけに、「おもいでばこ」の最適化が優れているのか、もうストレスなく写真が見られる。
これは本当に重要なことというかユーザー心理がわかってるなーと。
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●ポータブル超短焦点プロジェクターとの合わせ技がこれまたツボにハマる。
さて、普段なら、「おもいでばこ」は、家族や友達みんなでテレビでワイワイ見ると、それだけで相当楽しいのだけれども、困ったことに現実にはテレビは何かしらニュースやドラマ、アニメが映って誰かが観ていて、悲しいかな自分の権力ではどうすることもできずなかなか主導権がとれない(`;ω;´)
そんなときには、ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」をくっつけてしまえばいい。
コレをつないでおくと、テレビで見ることもできるし、プロジェクターでいつでもどこでも写真がみられるという環境が出来上がるから結構気に入っていて。
部屋を暗くして壁にドーンと映すぞ!と思うとだいたい気負いが先行してやらなくなっちゃうかもしれないけれど、いつも通りテーブルにピコーンと映し出しても、床にゴロゴロしながら映しだしても、寝室に移動してベッドのそばの壁に映ししても、どこでも見られるよというのが最高にツボにハマる。
この時も「おもいでばこ」がよく出来てるなーと思うのは、離れた場所に専用のリモコン持ちだしても赤外線が届かなくて使えなくなってしまうけれど、スマホ用の「おもいでばこ」アプリを使えば、ネットワークごしに専用リモコンと全く同じように操作出来てしまうこと。
よくできてるわー。
基本、白い壁でも床でもあれば綺麗に映せるけれど、色のついたテーブルや床、壁面に投影すると、さすがに色味が変わってしまう。
それはそれで雰囲気が変わっておもしろかったりするけれども、ホワイトボードや白い画用紙やプラ版を一枚用意しておくと、床やテーブルに思い出の空間ができあがり。
もはやこうなると、カタチのないフォトフレームのようなもので、「おもいでばこ」から昔の写真や動画を、いつもの日常の生活の中でいつでも見返すことができる。
誕生日パーティにテーブルを囲んで写真を見たり、カーペットで寝そべりながら旅行に行った時の写真を見返したり、寝室の電気を消して運動会や発表会の様子を見たり。
家族で一緒に見れば、「あの時こうだったよね。」とか、その当時の事を思い出して、その時よりももっと感動的に思えたりして(`;ω;´)
写真は、毎日増え続けて思い出がどんどんと貯まっていくから、それをいつでも引き出せる「おもいでばこ」があると超便利だし、いつもと違ったどこでも映し出せたりするポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」」と合体させてしまえば、まさに”どこでもおもいで空間”なるものが出来て、今までにないウキウキや感動がある。
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●もっと良くなって欲しい「おもいでばこ」への要望
とは言え、「おもいでばこ」にもまだ出来ない事もあって、今のところ、RAWデータとか4K動画の取り込みができないのがとっても惜しい。
どうしても写真はRAW+JPEGで撮ってたり、4K動画を残してることがあって、それだけが転送する時には、当然弾かれてしまってるので、これも全部入れることができたら、完璧なバックアップサーバーにもなるし、撮りためた自分の資産が全部閲覧できるようになって最高なんだけどなーと、要望めいた事も書いておこう。
でも、「おもいでばこ」があるだけで、今まで埋もれていた昔の写真をいつでも簡単に見られることが楽しみになる事は間違いないし、それがさらに写真を撮って来たいという原動力にもなる。
素で買って良かったと思えるくらいにデキがイイのは間違いなくて、めちゃくちゃ人にススメたくなる。それくらいハマってしまった。
・壁も床もテーブルも、”どこでもディスプレイ”になるウキウキと感動!ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」。