純粋に使い心地のいいウォークマン「NW-A808」(その2)
・想像以上に薄くて質感の高いウォークマンA800シリーズ全5カラー。
・純粋に使い心地のいいウォークマン「NW-A808」(その1)
の続き。
ウォークマンA800シリーズの一番の特徴とも言えるのが
240×320ドットの2.0インチカラー液晶。
動画を見るための画面と思うと
こんなに小さいと物足りないでしょ?と批判的に見てたものの
実際に、音楽を聞こうと思ってウォークマンをコントロールしてると
逆に画面の大きさに感動しまくり。
そもそも、
スティックタイプのウォークマンに比べれば
はるかに大きい画面だし、
大きいゴシックフォントの文字は読みやすいし
かなり明るめの画面がこれまたすごく見やすい。
それに連動して、
ボタンを押してからのレスポンスも快適で
初めて触っても使えてしまう直感的な操作感覚にハマりつつ
いろいろいじってみた。
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<見やすい画面と簡単なメニュー>
【ミュージックライブラリ】
ウォークマンA800の中にある音楽は
初期メニューの「ホームメニュー」から
中央に位置する「ミュージックライブラリ」
で管理できる。
「全曲」「アルバム」「アーティスト」
「ジャンル」「評価」「リリース年」「最近転送したアルバム」
の各項目から、
聞きたい曲を手動で探せる。
「全曲」
全ての楽曲を、アから50音順に、Aからアルファベット順に
並べて表記される。
「アルバム」
アルバムのタイトルを、
アから50音順に、Aからアルファベット順に
並べて表記される。
「アーティスト」
アーティストの名前を、
アから50音順に、Aからアルファベット順に
並べて表記される。
「ジャンル」
ジャンル毎に振り分けされて、
各ジャンルごとのアーティスト名を選ぶ事もできるし
各ジャンルの音楽のリストから選ぶ事もできる。
「評価」
SonicStage上で付けた評価、
もしくは音楽の再生画面で付けた評価から
5段階に分けて選ぶ。
「リリース年」
楽曲のリリースされた年数毎に振り分け。
「最近転送したアルバム」
SonicStageから転送したばっかりのアルバムを表示。
転送したばかりの曲をすぐ聞きたい時に便利。
【イニシャルサーチ】
大量の楽曲の中から、
探したい曲などの名前がわかってる場合は、
アーティスト名や、アルバム名、曲名から
日本語の読みやアルファベットのイニシャルから探す事ができる
「イニシャルサーチ機能」 が便利。
「アーティスト」「アルバム」「曲」の3項目から一つ選ぶ。
例えば「曲」を選んで、
次にイニシャル一覧から探したい曲名の頭文字を押すと
パっパっと一瞬でその曲リストが現れる。
特に、
「全曲」「アルバム」「アーティスト」や「イニシャルサーチ」の
アイウエオの50音順の精度の高い並びは、
漢字表記から読みを解析してくれる
【自動読み仮名変換】機能のおかげ。
何をしてもレスポンスが高速で、
かなり使い勝手がイイ。
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<設定から音にこだわる>
「ホームメニュー」左下の「各種設定」から
ウォークマンA800シリーズに搭載された
音に対する「音楽設定」を少し紹介。
【イコライザー】
ヘビー、ポップス、ジャズ、ユニークの
プリセットされた4種類から選ぶ事もできるし、
自分の好みをカスタマイズする事もできる。
カスタマイズ画面では、
5段階に分かれた高音域から低音域を
上下-3~+3まで計7段階で調整できる。
さらに、「音の歪み」を抑制してクリアで
力強い低域再生をするクリアベースを
0~3まで4段階で調整できる。
【VPT(サウンド)】
再生音に臨場感を加える設定もできる
・スタジオ ・・・ スタジオにいるような臨場感
・ライブ ・・・ ライブ会場にいるような臨場感
・クラブ ・・・ クラブにいるような臨場感
・アリーナ ・・・ アリーナにいるような臨場感
【DSEE(高音域補完)】
ウォークマンA800シリーズに追加されたのが、
高音域の再生帯域を拡張する「DSEE」。
(Digital Sound Enhancement Engine)
「DSEE」はソニーが独自に開発した高音域補完技術で
MP3やATRACなどで圧縮した場合に
どうしても失われてしまう高音域を補完することで、
音楽CDの原音に近い自然な音を再現してくれるというもの。
【クリアステレオ】
それぞれのヘッドホンに漏れていた音を、
本来の左右のヘッドホンに届けることで
原音に忠実な音質を再現する「クリアステレオ」。
クリアステレオは、
延長コードの「あり/なし」からも選択できる。
以外?といったら失礼だけど、
ウォークマンSシリーズの時に感じた時と同様に
イイ音で音楽を聴けるウォークマンとして作られてるみたいで、
設定がOFFになってる初期設定の状態でも
しっかりした音で聞けてるし、
そこから好みでいろんな調整で好みの音に近づけられる。
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<使ってて目に楽しいウォークマン>
使い込んでいくと、
何が楽しいかって、目で見て楽しめるって事。
自分の思い入れのあるアルバムの
ジャケット写真が表示されるのはもちろん
曲タイトル、アーティスト名、アルバムタイトルが
一度に見渡せた状態で、音楽が聴けるのは
純粋に楽しい。
再生中の画面からOPTIONボタンを押せば、
すぐに
聴いてる音楽の評価をしたり、
イコライザやVPT(サラウンド)を設定もできる便利さもあるし、
ジャケット写真を画面いっぱいに表示したりもできる。
画面の「輝度設定」も5段階に変更できて
デフォルトの状態でも十分に綺麗にハッキリと見えるけど、
外で見えにくい時には輝度を上げてやるといいかもしれない。
待機状態となる時計表示もユニークで、
中央には、日時が表示されていて、
周囲に光るリングの内側に
アナログ時計のよう●で時間、○で分を示す
ユニークなデザインとなってる。
大きなカラー液晶画面を生かして
ジャケット写真を、ヨコ4つxタテ4つの16枚並べて
ビジュアル的にわかりやすく探せる「ジャケットサーチ」は、
不思議とタイトルがなくても
ジャケット写真だけで何のアルバムかわかってしまったり、
自分のアルバムのコレクションを見ているようで
PCのSonicStageの中で見るよりよっぽど楽しい。
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まだ、動画とか静止画を試してもいないのに
普通に音楽を聴くウォークマンとして使って
こんなに楽しくなるとは思わなかった。
これだけで十分買う価値を見出してしまったけど、
一応まだ続く。。
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4件のコメント
SonyStyle取り扱い開始後、すぐに注文しました(色はBlack)
昨日よりいろいろ試していますが、これまでに無く快適な操作感ですね。
Network Walkman はこれで3代目ですが、イヤホンと液晶、薄さ&軽さに驚かされてます。
Image Converter と Sonic Stage は一緒になっていい気もしますね。
あと同時期に注文したクリアケースの納期が延びたのは痛いです。
参考までに動画や画像のプレイリスト再生は出来ないものでしょうか?
次回辺りその辺についてレビューしていただけると嬉しいのですが。
今日、会社帰りに電気屋で実物を見てきました。
ネットに画像が出始めたときは以前のAシリーズのイメージを引きずってしまい、良い印象がなかったのですが、これは完全に別物ですね。
思わず衝動買いしそうでしたが、去年Sシリーズを買ったばかりなので断念しました。。
去年出してくれれば良かったのに~(T_T)
>じゅん16さん
当初考えてたよりもあまりにも現物のデキがいいので驚かされっぱなしです(笑)
かなりナメてました(^^ゞ
ソフトウェアは?というか
やっぱり間に合わなかったかーって感じでしたが、
SonicStageに統合してくれるともっと便利かもしれないですねw
えーと、それと動画のプレイリスト再生ですよね?
なんだか触った限りだと出来なさそうな気もしないでもないんですが
もうちょっと調べて書いてみますねw
>もずさん
自分もいっしょです(^^ゞ
パっと見た形が前のウォークマンAシリーズそっくりだったので
ものすごい偏見の目で見てましたけど
触ってみて初めて、よく出来てるなーと感心しちゃいましたw
そうそう、Sシリーズと同時に去年出してくれればよかったんですけどね。
なんて事してくれるんだ!?って感じです(^^ゞ