typeGフラッシュメモリー VS. typeT 速度比較(動画バージョン)
・超軽い859gのフラッシュメモリー搭載「VAIO typeG」
の続き。
VAIO typeU<ゼロスピンドル>が初めて出てきた時にも
HDDモデルと速度比較した事があったけど
VAIO typeGのフラッシュメモリーと、VAIO typeTで
速度比較を動画バージョンでやってみた。
一応、念のためそれぞれのスペックを。。
VAIO typeG
OS:Windows Vista bsiness
CPU:インテル Core Solo U1500(1.33GHz)
メモリ:1GB(オンボード)
フラッシュメモリ:32GB
グラフィック:
インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター 950
VAIO typeT
OS:Windows Vista Home Premium
CPU:Core Solo U1500 (1.33 GHz)
メモリー:1GB[512MB(オンボード)+512MB]
HDD:約80GB(4200回転)
グラフィック:
インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター 950
CPUやグラフィックボードは同じで、
メモリはオンボードと増設の違いはあるけど同じ。
ほぼ同スペックなので、
フラッシュメモリーとHDDの違いが
ある程度比較できるかなということで、
4パターンほどやってみた。
(同時手押しなので少しの誤差はあると思うけど。)
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『ウェルカムセンター、ガジェット表示までの時間』
フラッシュメモリー : 約1分30秒
1.8インチHDD(4200回転): 約2分40秒
起動の速度差が一番顕著に違う。
おそらく起動時が一番データの読み出しをする作業が多いからだと思うけど
フラッシュが速いというよりは、
1.8インチHDD(4200回転)が遅いといったほうがイイかもしれない。
このガジェットが出た以降も
実際にまともに使えるまでに、まだまだデータにアクセスして
ものすごく待たされるので
この辺のストレスはフラッシュのほうがはるかに少なくなる。
同じソフトウェアがあんまり入ってなくて
比べるモノがなかったので、
「Windowsフォト」の起動を試してみた。
状況によっては、
起動の速い遅いは逆転してしまう場合もあったりするけど
ずっと使ってるとやっぱりフラッシュのほうがストレスがないかな。
『休止状態から復帰して画面が表示までの時間』
フラッシュメモリー : 約30秒
1.8インチHDD(4200回転): 約40秒
休止状態から復帰するのも
フラッシュメモリーのほうが速い。
だけど、VAIO typeU<ゼロスピンドル>の時と同じく
休止状態へ移行する時の速度は妙に遅くなるという現象は変わらず。
ただ、フラッシュメモリーだと
休止に向かってアクセスしてる途中でも
振動なんかを気にせずに、
しまいこめると言えばそれまでかな。
『シャットダウンして画面が暗くなるまでの時間』
フラッシュメモリー : 約35秒
1.8インチHDD(4200回転): 約45秒
シャットダウン時も
データにアクセスする関係上、スピードに差が出た。
こういった感じで
トータル的に実質的に速度が上がる。
実際の話、
VAIO typeSクラスのスペックがあれば
全体的なパフォーマンスがかなり高いから
モタつきを感じる事なんてほどんどない。
・VAIO typeSのHDDを換装してWindows Vistaは速くなるのか?(その2)
だけど、
モバイルタイプのVAIO(typeU、typeT、typeG)の場合だと
Windows Vistaを動かすには
どうしても非力さが目立ってしまう。
(Windows XPは別)
それを、1.8インチHDD(4200回転/分)から
フラッシュメモリーに変わっただけで
ここまで体感速度が早くなるんだから
モバイルVAIOにはやっぱりフラッシュメモリーを載せたいなーと思ったり。
(値段が高いけど。。)
・軽いのに強いマルチカーボン構造の「VAIO typeG」(その1)
・軽いのに強いマルチカーボン構造の「VAIO typeG」(その2)
・軽いのに強いマルチカーボン構造の「VAIO typeG」(その3)
・VAIO typeGの「光学ドライブなしモデル」ってリカバリはどうすんだ?
・VAIO typeGの本体を分解してみた。(完全保証対象外)