発売直前、CP+2018ソニーブースで試してきたデジタル一眼カメラ α7IIIをレビュー。これから先、撮る思い出も記録も、妥協しない失敗しないものにするミラーレスカメラ。
α7IIIの発売直前、CP+2018で実際に撮影してきた画像と、α9やα7R IIIと同等のフィーリングなどを含めてレビューしてみよう。
・ベーシックの基準がどう考えてもおかしいα7III。α7IIからの進化点、α9、α7RIIIとの共通点や細かい相違点を比較。(追記)
・ソニーの最先端カメラ技術を凝縮した“フルサイズミラーレス”ベーシックモデル 『α7 III』発売 | プレスリリース | ソニー
・CP+ CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW 2018
α7R IIIとの共通ポイントは赤文字、α9との共通ポイントは青文字、α7III独自のポイントは緑文字で掲載。
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●メカシャッター最高10コマ/秒の高速撮影と連続撮影という余力が生み出すシャッターチャンス。
連写しながらレーザービームのようなAFと最高20コマ/秒というα9がでてきて、35mmフルサイズで高解像度のまま連写もAFも強いα7R IIIがでてきて、もうメインマシンはこの2機種だろうと思っていたら思いっきり裏をかかれて登場したα7III。
今までの”カメラ”としてのまだまだ使いにくいよねと突っ込まれていた弱点をことごとく解消したα9とα7R IIIの性能のほとんどをもってて、かつその2機種からすると相当に安い(一般に安いというわけでなく)とか結構どうかしてるα7III。
α7IIIは、ソニーが公式に”ベーシックモデル”だと言っていて、このレベルで”ベーシックモデル”と言うか?と思ってるけど、これが定義として刷り込まれると、後からでてくるフルサイズミラーレスのなんとハードルの高いこと。
α7IIIは、最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写。
α7IIは、メカシャッターでは最高5コマ/秒だったから単純に2倍!
超過酷なシーンのスピード撮影ならα9の電子シャッターでAE/AF追従しながら最高20コマ/秒がより確実な成果を残せるけれど、メカシャッターでα7R IIIと同等のこの連射性能があればほとんどのシーンで不満なく食いついていける。
しかも、音を立てられない場所でのサイレント撮影でも、AF/AE追従して最高10コマ/秒で連写の威力も大きくて、シャター音をさせたくない場所でもひっそり連写というのも実はかなり重宝する。
それから、かなり大きい意味を持つ撮影方法として、フラッシュシンクロ撮影する場合、例えばα9だとメカシャッターで撮影せざるを得ないため最高Hi (5コマ/秒)でアフタービューになってしまう。
けれど、α7IIIはメカシャッターで最高Hi+ (10コマ/秒) アフタービュー撮影が基本で、Hi (8コマ/秒)ならフラッシュシンクロ時でもライブビュー撮影ができる。
ついでに、蛍光灯などの点滅によるちらつきを検知して適切なタイミングできるフリッカーレス撮影もα9にはない機能。
撮影スタイルによってはα7IIIにアドバンテージがあるということ。
中身は、α9と同じく画像処理エンジンBIONZ X(新世代型)とフロントエンドLSI(新世代型)を載せた高速処理と大容量のバッファメモリ―のおかげで、データ負荷の大きい「RAW(圧縮)+JPEG」で連写しても約79枚も撮り続けられる。
α7IIだと「RAW(圧縮)+JPEG」で23枚が限界だったから3倍以上。
バッファ残量は画面に表示できるので、あとどれくらい連写イケるか!?がわかって良い。
α7R IIIの場合、画素数の巨大さもあって、バッファ残量に気をつけているつもりが気づくと訪れるバッファ限界に焦る事があって、そう考えると2,420万画素のα9やα7IIIのほうが連写を多用しやすいという実メリットみたいなものもある。
一番のボトルネックとなるメモリーカードへの書き込み待ちは、UHS-I対応SDカードとUHS-II対応SDカードで2倍くらい違う。
実際、撮影現場でもしもバッファーを使い切った後のSDカードの書き込みの待たされるイライラは半端なくて、スロット1のUHS-II対応SDカードは積極的に使ったほうがトータル的な撮影レスポンスは確実に上がる。
個人的には、もうメモリースティック対応はそろそろ切り離していいからデュアルスロットの両方ともUHS-IIに対応させて欲しいくらい。
α7IIのSDカードへ書き込み中に何もできないという状態から、α7IIIではカードへの書き込み中でも、Fnメニューの設定の変更とか、再生画面へのアクセス、メニュー画面へアクセスしたり一部設定変更もできるようになって、今までの身動きできない不自由さから解放された感覚。
そのおかげというか、逆にココは動かないのかよ!みたいなもっといじれる箇所が増えて欲しい欲求が強くなるけれども。
それからシンプルに便利になったRAW+JPEGでもJPEG画質の選択。
メニュー内から、ファイル形式として「RAW」、「RAW+JPEG」、「JPEG」と選んで、JPEGの画質を「エクストラファイン」、「ファイン」、「スタンダード」と選べる。
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●AF性能が劇的に進化!動きのある被写体も逃さない「瞳AF」の検出性能。
連射性能だけじゃなくて、撮りたい瞬間にピントがあうAF性能もものすごく進化。
じっくりと時間をかけて狙える風景撮影やスナップ撮影、人物撮影でも被写体がしっかりと止まってくれるシチュエーションであれば大丈夫でも、実際の撮影シーンともなるとAFがおいつかなくて失敗写真になる数の多いこと。
α7IIIのかなりの驚きポイントが、縦横約98%をカバーする範囲に693点の像面位相差検出AFセンサーを搭載したうえに、コントラストAFが425点に多分割化していること。
α9の像面位相差と、α7R IIIのコントラストAFのイイトコドリの合わせ技。
細分化したAFポイントは狙った最も近いところにピンポイントに狙いを定めてフォーカスを合わせることができるということ。
気になる像面位相差がきく限界の絞り値は、α9と同じくF11まで対応して(α7IIは F8まで)、望遠レンズ+テレコンの組み合わせで意図せず絞りが大きい場合でも像面位相差AFが使える。
その性能がわかりやすいのが瞳にピントをあわせてくれる瞳AF。
CP+のソニーブース「ポートレート撮影コーナー」では、モデルさんがポージングを変えながら移動したり、目線を動かしている中でα7IIIの瞳AFを使ったときの捕捉性能がよくわかる。
瞳を補足する速さや、補足した状態で真横をむいたり、うつ向いたり上を向いたりしても瞳を検出して常に追い続ける粘りっぷりや、後ろを向いてしまって一度瞳を見失った状態から振り向いた瞬間に瞳にピッとあう速さは明らかにα7IIよりも速い。
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 70-200mm F4 G OSS 「SEL70200G」 焦点距離:200mm
シャッター速度:1/1000 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:1250 ホワイトバランス:自動
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 70-200mm F4 G OSS 「SEL70200G」 焦点距離:200mm
シャッター速度:1/1000 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:1250 ホワイトバランス:自動
もうひとつのソニーブース「スポーツ撮影コーナー」では、もっと動きの早いウォーキングと姿勢の反転とより補足しづらいモデルさんの動き。
それに対して、α7IIIのシャッターボタンを半押ししてからのピントのあうスピードも速くて、いいねその表情!と思った瞬間にシャッターを切って数枚連写すると、その欲しい表情とちょっとしたニュアンスの違った表情もあわせて切り取れる。
後から、ベターな写真に甘んじることなく、自分のベストな写真を抽出しやすくなる。
瞳にジャスピンで、2,420万画素の画像がRAW+JPEGの記録として手に入れられる達成感。
あとは好みで、被写界深度の深さを変化させて、瞳の前後からどれくらいに解像して、どこからボカしたいかといったコントロールがとてもやりやすい。
ひとつ捕捉しておくとα9が最強と言われる所以は、メモリー内蔵 35mmフルサイズ積層型CMOSセンサーの超高速なデータのやりとりと、電子シャッターで最大60 回/秒という頻度でAFとAE追従して演算し続ける能力。
α7R IIIやα7IIIはメカシャッターで連写ということは、必ず幕を閉じる瞬間があるので毎回開くたびに演算しなおす必要があることもあって、瞳AFで補足したままで高速連写した場合、瞳AFの検出・追従はα9に比べると遅れたり精度が落ちる(瞳AFから顔認識になる)。
そうでないと、α9のポジションが説明つかないので当然といえば当然。
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 24-105mm F4 G OSS 「SEL24105G」 焦点距離:105mm
シャッター速度:1/125 絞り値:F4.5 露出補正:±0.0 ISO:400 ホワイトバランス:自動
他にも、α7IIIには、AF-Sモード時に限られるものの、AF時の顔優先が[入]のときシャッター半押しやAF-ONボタンを押すだけで自動で瞳AFが作動する。
制御しきれない子供撮りには向かないけれど、コミュニケーションの撮れる大人の人物撮影には有効。
AF-SモードでのAF検出輝度範囲の下限値はEV-3(ISO100相当/F2.0レンズ使用)までイケる(α7IIはEV-2)、暗いシーンでも高精度な撮影ができるのも暗所撮影ではかなりありがたい。
人物撮影に限らず、せっかく苦労して撮った写真の成功率が上がる(失敗写真が減る)というのは何にも代えがたい満足度。
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●α7IIIに初めて搭載された、新しい裏面照射型CMOSセンサー。
α7IIIは、連写とAF性能に注目してしまいがちだけど、実は新しいセンサーが投入されてるということが期待値の大きさにもなっている。
α7R IIIとα7R IIのセンサーが同じだったことから、今回もα7IIIとα7IIもそうなのかと思いきや、α7IIIに搭載されているのは35mmフルサイズ 裏面照射型 有効2420万画素 Exmor R CMOSセンサー。
画素数はほぼ変わらず、裏面照射型になって集光性が拡大していることがα7IIからの大きな違い。
「画像処理エンジンBIONZ X」と「フロントエンドLSI」も新世代型で、α7IIに採用されているものと較べて1.8倍高速。
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 70-200mm F4 G OSS 「SEL70200G」 焦点距離:200mm
シャッター速度:1/1000 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:2000 ホワイトバランス:自動
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 70-200mm F4 G OSS 「SEL70200G」 焦点距離:92mm
シャッター速度:1/1000 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:3200 ホワイトバランス:自動
ISO感度の数値をみれば、α7R IIIよりも上で、α9(メカシャッター時)と同等の常用ISO感度100-51200、拡張ISO50-204800。
α7IIが、常用ISO感度100-25600、拡張ISO50-25600だったことからするとISO感度上限がおおきく上昇。
というか、上限が上がったことよりも、α7IIIは低感度時には約15ストップの広いダイナミックレンジをもっていて、実際撮影していると、高いISO感度が使えるかということよりも、自分の許せる範囲のISO感度でより低ノイズ化してくれるほうが重要。
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 24-105mm F4 G OSS 「SEL24105G」 焦点距離:24mm
シャッター速度:1/1250 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:3200 ホワイトバランス:自動
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 24-70mm F2.8 GM 「SEL2470GM」 焦点距離:24mm
シャッター速度:1/1250 絞り値:F2.8 露出補正:±0.0 ISO:320 ホワイトバランス:自動
ただし、弱点がないわけではなくて、α7IIIの電子シャッターの読み出し速度は約1/18秒なので、サイレントシャッターで撮影時には、速い動体には歪みが発生する可能性がある。(JPEGのみもしくは12ビット圧縮RAW撮影の場合は、読み出し速度が約2倍速くなるのでで軽減傾向にある。)
このあたりは、約1/160秒で高速読み取りできてかつアンチディストーションシャッターを持つα9が当然有利になる。
あくまでもα7IIIでサイレントシャッター(電子シャッター)を使った場合に限られるけれども。
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●ファインダー、液晶ディスプレイ、シャッターボタンなどα9/α7RIIIとの違い。
ファインダーの総ドット数はα7IIと同じ約236万画素 XGA OLED Tru-Finder。
α7R III、α9に備わっている約369万画素 Quad-VGA OLED Tru-Finderの精細さには及ばず。
ただし、ファインダー倍率が0.71から0.78倍へと大きな視野を得られるという点ではα7R III、α9と同レベルに。
液晶モニターは、3.0型(92万ドット)背面液晶 タッチパネル対応。
ここもまたα7R III、α9の3.0型(144万ドット)背面液晶と比べると精細度は低め。
タッチパネル液晶は、被写体をダイレクトに選択できるタッチフォーカス機能に加えて、ファインダーを覗きながらでもフォーカス位置を移動できるタッチパッド機能も搭載しているものの、利用シーンは限定的。
レスポンスが欲しいメニュー操作でタッチパネルが使えないのはちょっといただけない。
液晶ディスプレイは上方向約 107°、下方向約 41°までのチルト可動、液晶ディスプレイをひっぱりだしているときにファインダーの切り替えがおきなくなったのは◯。
画面表示モードに[モニター消灯]が加わり、DISPボタン(画面表示切換)を押して画面を暗くすることもできる。
α7IIIのシャッターユニットはα7R IIIやα9に採用されている低振動メカシャッターではなく新規のもので、そのためかシャッターを押したときの感覚は違うことと、シャッター音が意外と大きい。
レリーズ耐久性は、α7R III、α9の50万回に及ばず、α7IIIのレリーズ耐久性は20万回。
細かい部分では、α7IIIには、α7R III、α9にあるモードダイヤル中央のロック機構がない。
カメラ設定を呼び出せる登録呼び出し(MR)はα7IIでは2つから、α7IIIでは3つに。メモリーカードには4つ登録できる。
前後ダイヤルの回転方向を変更したり、シャッターボタンを動画撮影の開始・停止ボタンに割り当てることもできる。
α7IIIのボディには、トップカバー、フロントカバー、内部フレームに軽量で剛性の高いマグネシウム合金を採用して、マウント固定用のネジ本数も6点に増えて、マウント部の剛性もアップ。
ただし背面の一部はマグネシウム合金ではなく強化プラスチックというところがα7R III、α9とは違う。
見ただけでは判別がついきにくものの、α7R III、α9を触りなれている人には、その違いに気づくはず。
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●従来のEマウント機からα7IIIを手にしたときの道具としての使い勝手の良さ。
α7IIIのバッテリーは、電池容量が2280mAhと大きくなったインフォリチウム機能対応の高容量リチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」。
バッテリーサイズは、α7IIの「NP-FW50」よりも間違いなく巨大化しているけれど、電池容量が1020mAhからすると実質的に約2.2倍。
α7III ・・・ Zシリーズバッテリー「NP-FZ100」
静止画撮影可能枚数 : ファインダー使用時:約 610 枚、液晶モニター使用時:約 710 枚
α7II ・・・ Wシリーズバッテリー「NP-FW50」
静止画撮影可能枚数 : ファインダー使用時:約 270 枚、液晶モニター使用時:約 350 枚
あのバッテリーが切れるかもしれない、もうなくなったというストレスから解放されるだけに、ダイレクトに受けられる恩恵のひとつ。
しかも極寒のシチュエーションでも、100%からあっという間に激減してしまう「NP-FW50」に対して、寒さにより消費は早くなるもののしっかりと使い切れる「NP-FZ100」は強い。
ボディサイズは全体的にα7IIとほぼ同じだけれど、バッテリーの大型化にともなってほんの少しグリップも大型化。
昨今の巨大化するレンズを使うには快適で。
掴んだときの小指までの掴みやすさをサポートするにはグリップエクステンション「GP-X1EM」を付けると良い。
光学式5軸手ブレ補正機能は、α7IIからと0.5段分あがった補正効果は5段分。
望遠撮影や暗がりで手持ちで長秒撮影せざるをえない場合にも、手ぶれ補正の威力は大きい。
α7IIIはの重さは、メモリーカードとバッテリーを含めて約650g。
α7IIの重さ約625gからすると25gほどの増加になるけれど、まぁバッテリーの増大分(41g)からすると本体はむしろ軽量化しているとも言える。5軸手ブレ補正とかα7II比で機能マシマシなのに。
ちなみに、α9の総重量が約673g、α7R IIIが約657g。
メニュー画面はスムーズな検索と操作ができるα7R III、α9と同じレイアウトに。
「AF ON」 ボタンは、シャッター半押しでピントをあわせる必要のない親指によるAF操作がしたい人にとっては超有効な使えるボタンで、マルチセレクターは思った通りに動かしやすくてフォーカスエリア選択の移動もレスポンス良いしメニュー操作も快適。
ジョグダイヤルも改良されて、α7IIのものよりも指がかりが良くなって押しやすく回しやすくなっている。
「録画ボタン」も誤動作しにく場所へ変更。
11個のあるカスタムボタンに、81項目の機能から割り当てでき、静止画撮影時用、再生時用に加えて動画撮影時用それぞれの利用時に振り分け設定ができる。
複雑な階層のメニュー画面も、マイメニュー機能に最大30個のメニュー項目を登録しておけばすぐに使いたい機能を呼び出せる。
撮影した静止画に5段階(★1~★5)で設定できるレーティング機能、再生時の一覧性が向上する連写グループ表示も加わっている。
USB Type-C端子から給電ともしくはPCリモート撮影中しながら、マルチ/マイクロUSB端子対応のアクセサリーを同時に使用するといったことができる。
ただし、シンクロターミナルや有線LANは非搭載。
PCリモート撮影の際に、α7IIでは対応していなかった、PCのみに限らずカメラ側にも保存できたり、RAW+JPEGのPCへの保存にJPEGのみ転送も追加。
Wi-Fi経由でのFTP転送や、スマホからBluetooth経由で位置情報を取得もできる。
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・CP+2018 ソニーブース シューティングコーナー(ポートレート/屋外) 井咲アキ さん
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 24-105mm F4 G OSS 「SEL24105G」 焦点距離:105mm
シャッター速度:1/125 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:200 ホワイトバランス:自動
・CP+2018 ソニーブース シューティングコーナー(ポートレート/屋外) ちなつ さん
カメラ : SONY ILCE-7M3
レンズ : FE 24-105mm F4 G OSS 「SEL24105G」 焦点距離:105mm
シャッター速度:1/125 絞り値:F4.0 露出補正:±0.0 ISO:500 ホワイトバランス:自動
α9やα7R IIIが良いと思っているカメラユーザーは早々に手にしていると思われ、その性能と機能をわかっちゃいても手が出せなかったボーダーラインを強烈に押し下げたα7III。
CP+2018 ソニーブースの撮影コーナーでα7IIIを直に試すと、動きのある被写体(モデルさん)の瞳をターゲットに的確に捉えて撮影できる実感、そしてそのついでにデータを持って帰れる道筋の出来上がりに結構ヤラれてしまう。
これなら今のカメラから買い替えてしまってもいいんじゃないかと。
今回長くなりすぎて全く触れてないけれど、4K動画の美しさを知ってしまったら動画撮影機としても猛烈に使いたくなる、間違いなく。
およそα9とα7R IIIにしか備わっていない機能があるのは当然で、それを差し引いても23万円というプライスは破格といえる。
そう、誰しもが決して安くない価格なのに、カメラの価値として考えたらリーズナブルだと思えしまう不思議。
当面α7IIIを(価格を含めて)覆すフルサイズミラーレスカメラは現れないんじゃないかということと、過去のα7/α7IIシリーズの息の長いライフサイクルからしてもα7IIIを早く手にしてしまえば長期に渡って優越感に浸れるのではないかと考えれば、今すぐ欲しくなる。
これから先、撮る思い出も記録も妥協しない失敗しないものにするために。
さぁα7IIIを手にしたら、その先は一緒にフルサイズのレンズ沼にハマっていこう。
・α7IIIに使えるソニー純正周辺機器はどれ?本体と一緒に手に入れておきたいアクセサリーをチェックしよう。
・「α7RIIIがいかに凄いかを語る、CP+2018 ソニーブースレポート 他」”ソニーが基本的に好き。Live”(2018年3月3日配信)
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7RIII を触ってきたよ。(高画素を確実に残せる高速AFと連写性能っぷりに感動!編)
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7RIII を触ってきたよ。(まるごとα9の快適操作フィーリングが備わった操作編)
・デジタル一眼カメラ α7RIII (ILCE-7RM3)の設定メニューをチェックする。(その1)
・デジタル一眼カメラ α7RIII (ILCE-7RM3)の設定メニューをチェックする。(その2)
・デジタル一眼カメラ α7RIII (ILCE-7RM3)の設定メニューをチェックする。(その3)
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●α7IIIラインナップ
『α7 III』 ボディ ILCE-7M3(E マウント)製品ページ
ソニーストア販売価格:229,880円+税
●長期保証<3年ワイド>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
[2018年3月23日発売]
『α7 III』 スームレンズキット ILCE-7M3K(E マウント)製品ページ
ソニーストア販売価格:249,880円+税
●長期保証<3年ワイド>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
[2018年3月23日発売]
●αあんしんプログラム
αオーナー向けの「あんしん・快適な」サービス
「レンズ長期保証優待」、「αメンテナンス最大50%OFF」、「下取りサービス増額
・α7 IIIとα7RIII 限定、カメラ本体購入時に有料長期保証つきで購入すると、「αあんしんプログラム」1年間利用料が無料に!今なら入会金も無料。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00
・カメラやレンズのソニーストア 下取サービス、「新生活 買い替え応援キャンペーン」と「αあんしんプログラム」会員限定のダブルで下取り増額キャンペーンを2018年4月16日(月)10時まで開催。
・月々の負担を限りなく抑えたいという人向けの、ソニーストアの「残価設定クレジット」。2年後に手元に残すか売却するかも選べるよ。