デジタル一眼カメラ α1「ILCE-1」に本体ソフトウェアアップデート(Ver. 3.00)。フォーカスブラケット撮影や、ショットマークを付けた動画から自動で静止画作成、再生時の「AEL・削除」ボタンのカスタムキー設定、「Creators’ App」画像転送中の操作性向上など。
デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」に、バージョンが大きく上がる(Ver. 2.02⇒Ver. 3.00)メジャーアップデートを配信。
今回の本体ソフトウェアアップデートでは、α1に多くの機能が追加されている。
最新モデルと同様の機能に数多く対応しているため、使い勝手は最新モデルと同等になるなど、所持ユーザーには待望のアップデートとなっている。
デジタル一眼カメラ α1II「ILCE-1M2」、α9III「ILCE-9M3」、α1「ILCE-1」ソフトウェアアップデート配信開始。α9IIIには全絞り値でSS 1/80000秒が設定可能に。
・α9 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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目次
●デジタル一眼カメラα1「ILCE-1」Ver.3.00 アップデート内容
デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」は、大型アップデートという事もありより多くの機能が追加されている。
α1が発売されて以降のモデルに追加された新しい機能についてサポートされた形となる。
デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」
Ver.3.00
アップデート内容
1.真正性カメラソリューションで活用する、静止画への「電子署名書き込み」機能に対応しました。
2.ピント位置をずらしながら自動的に連続撮影を行える「フォーカスブラケット」撮影に対応しました。
3.露出ブラケットでずらす露出値と撮影枚数の設定が増えました。
4.撮影後、ショットマークの付いた動画フレームから自動的に静止画を作成できるようになりました。
5.ブライトモニタリング中に「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使えるようになりました。
6.再生時に「AEL」ボタン、「削除」ボタンに「カスタムキー設定」ができるようになりました。
7.メディアへ書き込み中にFTP転送予約ができるようになりました。
8.カメラの最新ソフトウェアがある場合に通知が表示されるようになりました。
9.撮影済の映像をスマートフォンやタブレットに転送している間に、新たな撮影ができるようになりました。
10.スマートフォンやタブレットへの転送を途中で中断しても再開が可能になりました。
11.スマートフォンやタブレットへ転送していない差分のみ転送したり、転送中に転送する映像を追加できるようになりました。
12.位置情報連動した動画から静止画を作成すると静止画に位置情報が引き継がれない事象を改善しました。
13.カメラのカスタムボタンに割り当てた機能が縦位置グリップの同じボタンに正しく反映されない場合がある事象を改善しました。
14.「押す間カスタム設定呼出」を登録したボタンが受け付けられない場合がある事象を改善しました。
15.動作安定性を改善しました。
フォーカスブラケット」撮影に対応
ピント位置をずらしながら自動的に連続撮影を行える「フォーカスブラケット」撮影に対応。
すべての個所にピントが合った深度合成画像の素材となるほか、複数枚の画像から最適なピント位置のものを選ぶといった事ができる。
ステップ幅:ピントの間隔を1~10の範囲で選ぶ。(数字が大きいほどピントの間隔が広くなる。)
撮影枚数:1回のレリーズで撮影される枚数(2~299枚)
ブラケット順序
[0→+]:現在のピント位置から無限遠に向かってピントをずらす。
[0→-→+]:現在のピント位置、前ピン、後ピンの順番で3枚撮影。(このとき設定した撮影枚数は無効になる。)
露出ブラケットでずらす露出値と撮影枚数の設定の拡充
露出ブラケットでずらす露出値と撮影枚数の設定が増加。細かく設定できるようになった。
露出値(EV): 0.3/0.5/0.7/1.0/1.3/1.5/1.7/2.0/2.3/2.5/2.7/3.0
撮影枚数: 2+, 2-, 3, 5, 7, 9
下線部が α1 Ver. 3.00で追加。
ブライトモニタリング中に「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使用可能に
ブライトモニタリング機能は、周囲が暗い状況下での撮影で、構図合わせができるようにするもの。
夜空などの暗い場所でも、露光時間を延ばすことにより、ファインダー/モニターで構図の確認ができる。
今回のアップデートで、ブライトモニタリング中でも「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使えるようになった。
ショットマークの付いた動画フレームからの自動的な静止画作成
動画撮影時もしくは撮影後にショットマークの付いた動画フレームから静止画を切り出すことができる。
・切り出す静止画形式: JPEG / HEIF (選択可能)
・アスペクト比: 16:9
・ショットマークトリガーボタン: 画面上のタッチアイコン / カスタム設定したボタン
再生時における「AEL」ボタン、「削除」ボタンのカスタムキー設定
再生時に「AEL」ボタン、「削除」ボタンに「カスタムキー設定」ができるようになった。
スマートフォンやタブレットへの転送機能追加
カメラとクラウドをつなげて、撮影・共有の体験を広げるスマートフォン「Creators’ App」アプリの最新機能に対応。
撮影済の映像をスマートフォンに転送している間に、新たな撮影ができるようになった。
また、スマートフォンへの転送を途中で中断しても再開できるようになったり、スマートフォン転送していない差分だけを転送したり、転送中に転送する映像を追加できるようになった。
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その他にも、メディアへ書き込み中にFTP転送予約、カメラの最新機能ソフトウェアがある場合の通知、真正性カメラソリューションで活用する静止画への「電子署名書き込み」機能に対応といったアップデートが施されている。
また、不具合修正や動作安定性の改善もされている。
Ver. 3.00公開日:2025-01-15 ※α1II発売後
Ver. 2.02公開日:2024-06-13
Ver. 2.01公開日:2024-04-24
Ver. 2.00公開日:2024-03-28 ※α9III発売後
Ver. 1.32公開日:2023-05-10
Ver. 1.31公開日:2022-09-14
Ver. 1.30公開日:2022-06-14
Ver. 1.20公開日:2021-12-02
Ver. 1.10公開日:2021-06-29
Ver. 1.01公開日:2021-04-15
α1のアップデート履歴を見ると、発売当初は微細な不具合修正程度しか行われていなかった。
2024年のα9 III 、α1 IIの発売されて以降に、対応できうる最新機能への大きなアップデート(Ver. 2.00、Ver. 3.00)が施されている。
これでまだまだ、α1が最新現役モデルとして活躍させる事ができる。
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デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」
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