デジタル一眼カメラα7IV「ILCE-7M4」Ver.6.00アップデートした製品の一部で不具合が発生。配信も一時停止中。(2025年12月1日)

先日大型の本体ソフトウェアアップデートが配信されたデジタル一眼カメラα7 IV 「ILCE-7M4」について、Ver.6.00にアップデートされた製品の一部において、正常に動作しない場合があることを確認。
これにより、一時的に本体ソフトウェアアップデート Ver. 6.00の配信を停止している。
アップデート直後に不具合(再起動を繰り返すなど)が発生した場合は、修理するよう案内している。
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目次
●デジタル一眼カメラα7 IV「ILCE-7M4」Ver.6.00、 アップデート一時停止

α7 IV「ILCE-7M4」
本体ソフトウェアアップデート Ver. 6.00
Ver.6.00にアップデートされた製品の一部において、正常に動作しない場合があることを確認しております。
現在原因を調査中のため、配信を停止しております。
アップデート直後に不具合(再起動を繰り返すなど)が発生した場合は、修理をご依頼ください。
また[モニター開閉でパワーセーブ]の設定に関わらず、モニターを閉じたときにパワーセーブする事象の発生も確認しております。こちらの症状については設定を初期化することで正常にご使用いただけるようになります。
ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。
(2025年12月1日)
状況としては、アップデート後に製品の一部で正常に動作しない事象が発生しているようだ。
アップデート直後に不具合(再起動を繰り返すなど)が発生した場合は、修理を依頼する必要がある。
ちなみに、ソニー製品の修理サービスは現在遅延が発生しているため、修理の場合、かなりの日にちを待たさせる可能性がある。
[モニター開閉でパワーセーブ]の設定に関わらず、モニターを閉じたときにパワーセーブする事象の発生も確認されていて、こちらは設定を初期化することで正常に利用できるようだ。
店頭にあるアップデート済みのα7IVについては不具合の発生はなかったものの、[モニター開閉でパワーセーブ]の事象は発生していたため、念のため初期化して改善することを確認した。
まだアップデートしていないユーザーについては、不具合が解消後のアップデートを待つことになる。
アップデート後正常に使用できているユーザーについては、[モニター開閉でパワーセーブ]の動作に注意しておこう。
α7 IV「ILCE-7M4」本体ソフトウェアアップデートVer.6.00

デジタル一眼カメラα7 IV 「ILCE-7M4」
Ver.6.00
アップデート内容
◆撮影・再生機能の追加
・画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応しました。
・「フォーカスエリア」の「スポット」に「スポット:XL」を追加しました。
・「フォーカスエリア」の「カスタム」に「カスタム 1」、「カスタム 2」、「カスタム 3」を追加しました。
・「フォーカスエリア」の「トラッキング」に「トラッキング:スポット XL」 、「トラッキング:カスタム 1」、「トラッキング:カスタム 2」、「トラッキング:カスタム 3」を追加しました。
・「グリッドラインの種類」に「黄金分割」を追加しました。
・メニュー画面を拡大して表示できるようになりました。
・動画撮影中や撮影後に、クリップにOK/NG/KEEPの3種類のフラグを付けられるようになりました。
・動画撮影時、「同時記録」またはリレー記録(記録メディア自動切換)の場合にメディアの残量が2枚とも表示されるようになりました。
・動画撮影時、音声レベルが常時画面に表示されるようになりました。
・メディア間でのリレー再生ができるようになりました。
・「レーティング」などの複数の条件を使って再生する画像を絞り込むことができるようになりました。
・再生時に「AF-ON」ボタン、「AEL」ボタン、「削除」ボタンに「カスタムキー設定」ができるようになりました。
・複数のIPTC Presetの登録/切替に対応しました。
・真正性カメラソリューションで活用する、動画への「電子署名書き込み」機能に対応しました。
◆FTP転送・ネットワーク機能の追加
・メディアへ書き込み中にFTP転送予約ができるようになりました。
・プロテクトした動画・静止画を自動でFTP転送予約できるようになりました。
・FTP転送で転送した動画/静止画に自動でプロテクトができるようになりました。
・FTP転送において、指定した画像を優先的に転送できるようになりました。
・Monitor & Control の機能に対応しました。
・フォーカスマップ表示
◆その他
・動作安定性を改善しました。
今回のアップデートにより、最新のモデルに搭載されている機能が幅広く追加されている。
・ILCE-7M4本体ソフトウェアアップデート Ver. 6.00
ファイルサイズ:約 704 MB
アップデート方法
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「Creators’ App」アプリが接続されている状態で、利用できるアップデートがあると、画面に[アップデート]の項目が現れるのでここをタップ。
すると、本体ソフトウェアアップデートの内容が確認できるので、使用許諾に同意してアップデータをスマホにダウンロードする。
大きいデータのためWi-Fiに接続してダウンロードが確実。
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ダウンロードが完了すると、スマホからカメラへファイルを転送。
やっていることは、メモリーカードでの転送と同じではあるけれど、スマホとカメラさえあれば外出先でもアップデートできる。
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ここからはPCからのメモリーカードでのアップデートと共通。
カメラ本体の[メニュー]→[セットアップ]→[セットアップオプション]→[バージョン] を選択し、[ソフトウェアアップデート]を開始。
アップデートはおよそ10分前後。
背面のモニターは真っ暗になるので若干不安になるものの、アップデート状況は、カメラのアクセスランプで確認できる。
進行状況によって、点滅1回 → 点滅3回 → 点滅5回と増えて行く。

アップデートが完了した後は、カメラ本体が再起動して背面液晶に再び表示されれば終了。
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●アップデート対象商品
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・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の熱耐性能について、海外のソニー公式ページから調べてみる。α7 IV、α7SIII、FX3、α1の動画連続撮影比較。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の新機能「フォーカスブリージング補正」と、その対象レンズについて確認してみる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は本体内ソフトウェアアップデートが可能!? メモリーカード内に保存したファームウェアデータを使って実行できる様子。PCいらずで、スマートフォンやタブレットだけでもアップデートできる可能性。
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