最新 2024年ブラビアに備わる「PS Remote Play」アプリ。 BRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Lシリーズ」で、PS5とのPSリモートプレイを試してみた。

2024年の新モデル「BRAVIA XRシリーズ」がついに登場。

その中でQD-OLEDパネルを搭載した最新モデルとして登場した有機ELフラグシップモデルBRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Lシリーズ」（QD-OLED）がやってきた。

セットアップしてひとまず触ってみると、大幅に刷新されている。

まず一番真っ先に目に飛び込んできた「PSリモートプレイ」を早速試してみた。

・「A95Lシリーズ」（QD-OLED）製品ページ
・4Kブラビア史上最高輝度と豊かな色彩表現で映画への没入感を高める『BRAVIA 9』シリーズなど12機種を発売 | ニュースリリース | ソニー
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●ブラビア2024年モデルから対応のPSリモートプレイを試す

ブラビア2024年モデルは、Android TV OS 12となったことでPlayStation5やPlayStation4へのPSリモートプレイアプリが利用可能になった。

別の場所にあるPlayStation 4/5 から離れた場所でもリモートプレイで楽しめる。

BRAVIA 2024年モデルにある「PS Remote Play」アプリの使い方。

もともとスマホでも使えていた「PS Remote Play」アプリだけに、Android TV OS で使えてもおかしくはない。

ただしSoCのパフォーマンスやOSのバージョンによる制限もあって、2024年最新BRAVIAでようやく実現できたという感じ。

使い方はとても簡単。

ブラビアのホーム画面の［アプリ］欄にある「PS Remote Play」を選択する、もしくは［入力切換］からアイコンを選択するだけ。

アプリを起動すると「PS Remote Play」へようこそというウィザードがでてくる。

ここで、まず自分の持っているPSNにサインインする必要がある。

PSNへのサインイン方法は、IDやパスワードを入力する必要はなく、スマートフォンの「PS App」アプリを利用する。

スマートフォンから既にサインインしている「PS App」アプリを開く。

設定（歯車）の「本体管理」にある「QRコードスキャン」を選択。

そして、BRAVIAにあるQRコードを読み取るか、もしもうまくいかない（カメラが使えない）場合は、コードを入力。

サインインすると、自分のアカウントに設定しているゲーム機本体（PS5もしくはPS4）のリモートプレイができるようになる。

「PS Remote Play」は、宅内のローカル環境でも、まったく別の場所からのリモートプレイでも利用できる。

ただし、リモートプレイの性質上、PS5本体側のネットワークとBRAVIA側のネットワークどちらの環境も良好である必要がある。

今回は、同じネットワーク内なのでとてもスムーズ。

操作はつかいなれたプレイステーションのコントローラーが使える。

リモートプレイで遊ぶにしてもコントローラーはどうするの？

というとそのままプレイステーションで使っているコントローラー”PS5 DualSense”または”PS4 DualShock 4”を利用できる。

アプリの画面上から自分の手持ちのワイヤレスコントローラー”PS5 DualSense”or”PS4 DualShock 4”を選ぶと、Bluetoothでブラビアと接続。

このあたりの導線もわかりやすいので迷うことはないはず。

BRAVIAにネットワーク越しにプレイステーションがつながる感動！

接続してしまえば、接続していないBRAVIAにPS5のゲーム画面が表示された。

スマホで同じ事ができているのだから当たり前のように思えるけれど、大画面テレビで「PSリモートプレイ」ができるなんて！と感動する。

さすがに直接接続しているほどの画質クオリティではない（ネットワークによる）し、コントローラーを操作してもほんの少しのラグの違和感はあるとはいえ、できる事の納得感はかなり大きい。

実際にゲームをプレイしてみた。

ちょっぴりラグはあるとはいえ、操作自体は普通にできるレベルで遊べてしまった。

ハイレベルな闘いをしているガチユーザーにとっては一瞬の差が影響するので、オススメしづらいけれど気軽にプレイするなら許容範囲。

RPG 系はもちろん、ゆるいアクションゲームなら十分楽しめる。

そして、このリモートプレイ中でもBRAVIAに備わっている「ゲームメニュー」の機能も使える。

利用できるのは、「画質モード/残像低減/クロスヘア」の3つ。

画質モードはスタンダード、FPSゲーム、RTSゲーム（リアルタイムストラテジー）から選択。

残像低減は、黒画面を挿入して残像感を低減する機能だけど、黒画面が間に挿入されるためチラツキが気になる場合もあるので、あくまでも好みで。

クロスヘアでは、画面上に照準アイコンが出てくる。

FPSなどで利用すると便利なものの、ハードウェアチートの対象となる可能性もあるので、競技性のあるオンラインゲームで使用するのは注意が必要。

またリモートプレイ中に、ワイヤレスコントローラーのPSボタンを押すと、リモートプレイ専用のメニューが開く。

「コントロールセンター」や「ホーム」画面に戻ったり、「接続解除」することでリモートプレイを終了できる。

リモートプレイの設定には、ビデオ品質などを変更することができる。

特にユーザーが気にするところといえば、ビデオ画質くらい。

PS5の場合は、リモートプレイ時のHDRの対応も設定できる。

BRAVIAのディスプレイがHDRに対応しているので、この設定が利用可能。

ド直球に言うと、わざわざブラビアでリモートプレイをしたいというシチュエーションがあるのか？と思わなくもない。

はっきり言って、高品質な映像を楽しんだり、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーのリアルな操作をするなら直接PS5を接続した方が圧倒的に良いのは確か。

ただ、もしかするとPS5を置いてあるテレビを占領されていたりすると、別の部屋にBRAVIA（2024年モデル）を設置しているのであればいつでも遊べる。

極論でいえば、仕事場と自宅のどちらかにPS5を置いておけば、もう一方でリモートプレイで遊べる。

PS5を2台買わなくても、自分の進行してきたセーブデータは当たり前に同じままで進めていけると思えば、これは良い機能なんじゃないかと思える。

＜ソニーストアレビュー＞

QD-OLEDパネルを搭載した ソニー 有機ELテレビ フラグシップモデル「BRAVIA A95Lシリーズ」。ソニーストア実機レビューを交えて解説。

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●BRAVIA ラインナップ

2024年モデル

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