ソニー、デジタル一眼カメラαフラグシップモデルα1 II「ILCE-1M2」 990,000円(税込)前後、FE 28-70mm F2 GM「SEL2870GM」500,000円(税込)前後を発表!12月13日(金)発売、11月26日(火)10時よりソニーストア予約開始。
ソニーは、AIプロセッシングユニットをはじめとして最新機能を大量追加したデジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」、焦点距離28 – 70mm F値2.0の大口径標準ズームレンズGマスター™ FE 28-70mm F2 GM「SEL2870GM」を発表。
その翌日11月20日(水)と、11月21日(木)の2日間にわたって、最新のミラーレスαやレンズを手に取って体感できる特別なイベント「α SPECIAL EVENT 2024」を開催する。
また、デジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」には新型アイピースカップFDA-EP21と、新発売されたバッテリーチャージャー「BC-ZD1」を付属する。
それぞれの市場推定価格と発売日は、以下の通り。
アイピースカップ「FDA-EP21」
メーカー希望小売価格:2,750円(税込)
発表された製品は、11月26日(火)10時よりソニーストアで予約開始される。
・α1 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・FE 28-70mm F2 GM SEL2870GM | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・FDA-EP21 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・α1 II Event Streaming starts at 2024.11.19th (Tue) 23:00 JST | α Universe | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・α SPECIAL EVENT 2024 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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目次
●新型フラグシップモデル α1 II「ILCE-1M2」発表
デジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」は、有効約5010万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RS™、画像処理エンジンBIONZ XR®(ビオンズ エックスアール)を搭載したα1 「ILCE-1」から新たにAIプロセッシングユニットをはじめとした、様々な最新機能を詰め込んだフラグシップモデル。
日本では、市場推定価格 990,000円(税込)前後、2024年12月13日(金)に発売し、2023年11月26日(火)10時〜より予約を開始する。
市場推定価格が、990,000円(税込)前後となっていてα1 「ILCE-1」と同等の価格。
そのため、α1 「ILCE-1」は販売終了もしくは値下げが行なわれる可能性が高い。
有効約5010万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RS™を引き続き搭載。
電子シャッターによる最高約30コマ/秒のAF/AE追従でブラックアウトフリーの連続撮影を実現する。
高画素ながら電子シャッターでも動体歪みを抑えた静止画撮影が可能な「アンチディストーションシャッター」に対応。
最高1/32000秒のシャッター速度も実現し、高速シャッターが露出の自由度を高めてNDフィルターがなくても高輝度環境に柔軟に対応できる。
高速連写だけでなく、シャッターボタンを半押ししながら被写体を捉えた後に全押しすると、半押ししていたシャッターを押す前の瞬間を最大1秒前まで遡って記録できる「プリ撮影機能」に新たに対応、撮影までのラグで今まで逃してしまっていた瞬間をさかのぼることができる。
プリ撮影機能の対応時間は、0.03秒〜1秒まで設定可能。
今回カメラ前面に搭載されたカスタムボタン(C5)には、一時的に連続撮影速度を変えて撮影できる機能「連写速度ブースト」を設定可能。
通常撮影時の連写15コマ20コマ/秒などに抑えて、ここぞというスポーツのシュート場面などでは高速連写(30コマ/秒)で撮影するという使い方が可能となっている。
息切れせずに撮影可能な連続撮影可能枚数は、以下のようになっている。
JPEG Lサイズ エクストラファイン: 190枚
JPEG Lサイズ ファイン: 400枚
JPEG Lサイズ スタンダード: 400枚
RAW: 240枚、RAW+JPEG: 200枚
RAW (ロスレス圧縮): 100枚
RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 86枚
RAW (非圧縮): 84枚
RAW (非圧縮)+JPEG: 80枚
※α1と同じ仕様であればロスレス圧縮・非圧縮RAW時は20コマ/秒となる
高速連写時でも最短4秒(非圧縮RAW+JPEG)〜6.5秒(圧縮RAW+JPEG)程度の連続撮影が可能。
長く連続撮影を持続させるために「連写速度ブースト」は非常に重要な機能であることがわかる。
カメラの場合、バッファに貯まったデータは順次メモリーカードに保存されていくため、メモリーカードの書き込み速度も高速連写時は非常に重要となる。
最新モデルらしくAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF(オートフォーカス)」で、高精度かつ多種類の被写体を認識する。
デジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」では、既存モデルから新たに[オート]モードを搭載。
これにより、カメラが自動で被写体を認識することができる。
[オート]モードでは、認識したい被写体の絞り込みも可能、多数の物体が写り込む場面で効果を発揮しそうな機能。
AIプロセッシングユニットによるリアルタイム認識AFは、姿勢推定技術を用いて人間の胴体や頭部を認識し、ゴーグル・サングラスなどを装着している場合でも、瞳を認識して撮影が可能。
またα1比で、リアルタイム認識AFにより人物の瞳の認識性能が最大約30%向上し、[動物]に対する認識性能は全体で約30%向上、[鳥]においては認識性能が約50%向上して幅広い種類の鳥の瞳や頭、体の認識にも対応する。
α1と同様に、イメージセンサーの撮像画面のほぼ全域(約92%)に759点の選択可能な位相差測距点を高密度に配置。
APS-C時にも同じ位相差測距点を維持する。
フォーカスエリアのサイズの種類も追加され、幅広いエリア選択が可能となった。
静止画撮影時、ISO感度はISO 100 – 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)。
動画撮影時、ISO感度はISO 100 – 32000相当。
ISO感度に関しても、スペック上はα1と同様ではあるものの、中高感度域のノイズについてはディテールを損なわないように低ノイズ化されている。
α9IIIから新たに搭載された機能「コンポジットRAW撮影」では、α1 II「ILCE-1M2」は「ピクセルシフトマルチ撮影」と「ノイズ低減用撮影設定」が使用できるようになった。
カメラを固定して行なう「ピクセルシフトマルチ撮影」では、複数の写真から約1億9900万画素の画像の生成が可能。
手持ちでも可能な「ノイズ低減用撮影設定」では、複数の写真を用いてノイズを低減した画像の生成を行なうことができる。
最新モデルらしく、ソニーのカメラとしては最高の中央8.5段・周辺7.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正に対応。
対応するレンズと組み合わせて、より効果的にボティと協調して撮影可能な「手ブレ補正のボディ・レンズ協調制御」にも対応している。
動画面では、従来のアクティブモードよりも手ブレ補正の効果が30%向上する「ダイナミックアクティブモード」に対応。
8K30pの動画撮影にも引き続き対応。
4K撮影では、5.8Kの画素加算の無い全画素読み出しによる4K 60pに対応、さらに4K 120p(10%クロップ)の動画撮影が可能となっている。
動画撮影時でも、AIプロセッシングユニットを使った「リアルタイム認識AF(オートフォーカス)」に対応している。
本体デザインが、今までのα1と大きく変化しα9 III「ILCE-9M3」と同じデザインになった。
特にグリップ部分が、長時間撮影でも疲れづらく操作しやすい設計となり、大きく丸みを帯びたデザインとなっている。
カメラ前面に、新たにカスタムボタン(C5)を搭載。
撮影時に素早くボタンを押して機能を使用することができるようになっている。
最新の縦位置グリップ「VG-C5」にも対応して、本体同様にカメラ前面にカスタムボタン(C5)、フロントダイヤル、リアダイヤルとしてL・R 2つのダイヤルを搭載している。
電源供給方法の工夫により、従来の縦位置グリップよりも長時間の撮影が可能となっている。
モニターには、3.2型 約210万ドットのソニー独自機構の4軸マルチアングル液晶モニターを採用し、チルト、バリアングルどちらの操作が可能。
電子ビューファインダーは、約944万ドットの高性能電子ファインダー(XGA OLED)を採用し、倍率約0.90倍と高い視認性をもつ。
60fpsから、120fps、最大240fpsまで選択することが可能。
今回、標準のアイピースカップに加えて、眼鏡でも使いやすい深型のアイピースカップFDA-EP21を付属。
深型を採用したことで、外部からの光を効果的に遮断し、より視認性を高めるアイピースカップ。
このアイピースカップは既存モデルとも互換性があるため、α1 II、α1、α9 III、α7R V、α7 IV、α7S IIIでも使用できる。
単品販売も行なわれる。
さらに新発売されているバッテリーチャージャー「BC-ZD1」も、α1 II「ILCE-1M2」に同梱。
これまでよりも充電のしやすさが向上するほか、バッテリーを同時充電できるため大幅な改良が加えられている。
メモリーカードは、デュアルスロット、CFexpress Type Aカード、SDカード(UHS-II)に対応。
長時間高速連写を行なうのであれば、書き込み速度が高速なCFexpress Type Aが圧倒的に有利。
CFepress 4.0についての記述はなく、連写時の撮影枚数に大きな変化がないことからCFepress 4.0には対応していないものと思われる。
マグネシウム合金をボディ全面に採用し、強固な堅牢性を実現し、さらに防塵・防滴に配慮した設計。
USBの最大転送速度は、SuperSpeed USB 10 Gbps (USB 3.2)に対応。
USBストリーミングには、最大4K(3840×2160)3opまで対応している。
2.5GBASE-T有線LAN接続に対応しているため、最大2.5Gbpsでのデータ転送が可能。
接続端子のカバーについては、USB Type-CとHDMIを除いて、個別の蓋で開閉が可能となった。
・α1 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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<レビュー>
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その1)欲しい一瞬に遡れる「プリ撮影」、被写体を逃さない「AIプロセッシングユニット」がフラッグシップモデルについに搭載。
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その2)深いアイピースカップ、4軸マルチアングル液晶モニター、大型化したグリップ、Aマウントへの回帰か?プロ機としての佇まいを手に入れたボディ。
アイピースカップ「FDA-EP21」
メーカー希望小売価格:2,750円(税込)
予約開始日:2024年11月26日(火)10時〜
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●α(Alpha)レンズ初のズーム全域開放F値2 大口径標準ズームレンズ Gマスター『FE 28-70mm F2 GM』
ソニーは、35mmフルサイズ対応α™(Alpha™)Eマウントレンズとして、大口径標準ズームレンズ Gマスター™FE 28-70mm F2 GM「SEL2870GM」を発表。
日本では、市場推定価格 500,000円(税込)前後、2024年12月13日(金)に発売し、2024年11月26日(火)10時〜より予約を開始する。
α(Alpha)レンズ初のズーム全域開放F値2 大口径標準ズームレンズとなり、大口径のGマスターならではの大きなぼけ量と柔らかく滑らかなぼけ描写、画面中心から周辺部までズーム全域での高い解像力が、被写体を際立たせ、写真や映像に立体感を与える。
最新のレンズ設計技術により、開放F値2通しのズームレンズでありながらフィルター径φ86mm、最大径φ92.9mm、長さ139.8mm、質量約918gを実現。
デジタル一眼カメラα9 III「ILCE-9M3」と組み合わせることで、最高120コマ/秒のAF/AE追随高速連写が可能となっている。
広角28mmから中望遠70mmまでのズーム全域で、αレンズで初となる開放F値2通しを実現。
単焦点レンズに迫る解像性能とぼけ描写の両立に加え、圧倒的なAF性能を備え、開放F値2通しのズームレンズながら、サイズや重量を犠牲にしない小型・軽量設計で、高い機動性・携行性を確保している。
単焦点レンズに迫る高い描写性能を叶えたズームレンズは、レンズを交換することなく多彩なシーンに対応し、ポートレートやウエディング、スポーツ、ドキュメンタリーなど撮り逃しの許されないプロフェッショナルの撮影現場で、撮影の自由度を高め、クリエイターの創造力を引き出すことができる。
レンズ構成:14群20枚
最短撮影距離:0.38m
最大撮影倍率:0.23倍
焦点距離イメージ:42-105mm(APS-C)
フィルター径:86mm
大きさ:最大径92.9mm × 長さ139.8mm
質量:約918g
広角28mmから中望遠70mmまでのズーム全域で開放F値2、単焦点レンズに迫る解像性能とコントラストを実現している。
驚くべきは、そのサイズと重量で最大径92.9mm × 長さ139.8mm、質量約918gと、従来では考えられなかったほど軽量・コンパクト化を実現している。
大口径の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズを3枚採用し、画面中央部から周辺部まで高い解像性能でのズーム全域開放F値2を実現。
色収差を補正するために、スーパーEDガラス3枚とED(特殊低分散)ガラス1枚を最適に配置し、画面中央部・画面周辺部での色収差を軽減し、解像度の低下を防いでいる。
色のにじみが画像全体で効果的に抑制され、優れた明瞭さと解像度を実現する。
最適化された4基のXDリニアモーターと最新のレンズ制御技術により、巨大で重い開放F値2のフォーカスレンズ群をコントロール。
また、α9 IIIの最高約120コマ/秒の高速連写にも対応するトラッキング性能を有しており、ズーミング中でもトラッキングが継続する。
αシリーズカメラの「ブリージング補正機能」にも対応していて、フォーカス中の画角変動を抑制し、洗練された映像表現が可能。
F2の浅い被写界深度を利用したピント変更やズーミングも、なめらかで自然な遷移を行なうことができる。
4K 120p/FHD 240pといった高フレームレートの撮影においてもフォーカシングをおこない、XDリニアモーターと新開発の円形絞りユニットが静粛に動作する。
1. フォーカスリング
2. フォーカスホールドボタン(レンズ上部およびレンズ左側面)
3. フォーカスモードスイッチ
4. ズームリング
5. 絞りリング
6. アイリスロックスイッチ
7. ズーム操作感切り換えスイッチ(レンズ右側面)
8. 絞りリングクリック切り換えスイッチ(レンズ右側面)
MTF曲線を見ても、全域にわたって高いコントラストを維持している。
・FE 28-70mm F2 GM SEL2870GM | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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<レビュー>
・全域開放F値2 大口径標準ズームレンズGマスター FE 28-70mm F2 GM「SEL2870GM」を、「α SPECIAL EVENT 2024」で 体験してきたレビュー。
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●今回発表されたデジタル一眼カメラα新製品関連製品
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<レビュー>
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その1)欲しい一瞬に遡れる「プリ撮影」、被写体を逃さない「AIプロセッシングユニット」がフラッグシップモデルについに搭載。
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その2)深いアイピースカップ、4軸マルチアングル液晶モニター、大型化したグリップ、Aマウントへの回帰か?プロ機としての佇まいを手に入れたボディ。
アイピースカップ「FDA-EP21」
メーカー希望小売価格:2,750円(税込)
予約開始日:2024年11月26日(火)10時〜
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