【海外発表】ソニーゲーミングモニター有機EL27インチWQHD(2560×1440)480Hz 「INZONE M10S」(SDM-27Q10S)、直下型LED部分駆動液晶27インチ4K(3840×2160)160Hz 「INZONE M9II」(SDM-27U9M2)発表。
海外で一足先に、ソニーのゲーミングギアINZONE(インゾーン)の新型ゲーミングモニターが登場。
発表されたのは、27インチWQHD(2560×1440)480Hzの有機ELパネルを採用した「INZONE M10S」(SDM-27Q10S)と、INZONE M9の後継モデルにあたる27インチ4K(3840×2160)160Hzの直下型LED部分駆動液晶パネル採用した「INZONE M9II」(SDM-27U9M2)の2モデル。
ティザー段階では有機ELモデルINZONE M10Sのみ登場しており、このモデルだけが発表されると思われたが、4K液晶モデルINZONE M9IIも準備されていた。
液晶モデルについては従来よりもリフレッシュレートが144Hz⇒160Hzにアップしており、さらに有機ELモデルは解像度が4Kよりも低いものの480Hzという市場にもまだほとんど登場していない高性能モデル。
どちらもDisplayPort 2.1対応となっていて、最大の解像度・リフレッシュレートでもデータ圧縮を行なわない映像出力が可能となる。
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今回、大きな特徴として白を基調としたデザインが黒色に変化、さらにモニターデザイン(モニタースタンド)に大きな変更が加えられており、設置のしやすい構造となっている。
また従来搭載されていたUSB Type-Cポートや、モニターに接続したキーボードやマウス、ヘッドセットの接続先を切り替えるKVMスイッチ機能がなくなり、ノートPCなどを接続する用途よりも純粋にゲーミングモニターとしての機能に注力している模様。
従来はPCと接続してアップデートを実施しなければならなかったが、USBメモリを使用したモニター単体のアップデートにも対応しているようだ。
どちらのモデルも、FPS用途には少し大きい27インチというモニターサイズの画面表示を縮小する24.5インチモードを搭載し、競技性の高いゲームにとって有利なゲームアシスト機能を用意している。
27インチWQHD(2560×1440)480Hz有機ELパネル採用INZONE M10S(SDM-27Q10S)
海外販売価格:1,099.99ドル(約16.5万円)
27インチ4K(3840×2160)160Hz直下型LED部分駆動液晶パネル採用INZONE M9II(SDM-27U9M2)
海外販売価格:799.99ドル(約12万円)
※1$ 150円で計算。
日本における発表は 9月25日午前10時を予定しており、希望小売価格などもそのタイミングで発表されると思われる。
海外では9月末〜10月にかけて発売する。
追記
日本でも正式発表され、10月25日(金)発売。
ソニーストア販売価格も、INZONE M10Sは174,900円(税込)、INZONE M9IIは132,000円(税込)となっている。
10%オフクーポンやお買い物券も利用可能なため、見かけ以上に安く購入できる。
デザイン変更による使いやすさの他、あまり利用する機会が少なかった機能や端子を減らしコストを下げ、特に有機ELモデルについては高性能パネルを使用している。
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目次
●INZONEゲーミングモニター2モデル発表
27インチWQHD(2560×1440)480Hzの有機ELパネル採用INZONE M10S(SDM-27Q10S)
INZONE M10S特徴
海外販売価格:1,099.99ドル(約16.5万円)
・27インチWQHD(2560×1440)HDR 480Hz対応の有機ELパネル
・マイクロレンズアレイプラスにより最大輝度1300nit(DisplayHDR True Black 400対応)
・DisplayPort 2.1、HDMI 2.1対応
・応答速度0.03ms GTG
・表示色域 98.5%(DCI-P3カバー率)
・24.5インチモード搭載
・FPS向けの画質モード「FPS Pro+」「FPS Pro」を搭載
・直径159mmのベースを使用したコンパクトなモニタースタンド(高さ、傾斜、回転が可能)
・USBメモリを使ったモニター単体アップデートに対応
PCゲームにおいては現状、WQHDという解像度がメインストリームであり、画面の綺麗さやPCの要求スペックのバランスがとれている。
有機ELパネルによって、480Hzリフレッシュレート、最大0.03msの応答速度、高解像度QHD 1440p、DCI-P3カバー率98.5%、ピーク輝度1300nitsを実現するハイスペックゲーミングモニター。
薄型の有機ELパネルの関係か、こちらにはスピーカーが搭載されていない。
INZONE M10Sは、おそらく同等の有機ELパネルを採用しているASUSの「ROG Swift OLED PG27AQDP」というモデルが存在するハイエンドモデル。
海外販売価格は1,099.99ドル(約16.5万円)と高額となるものの、有機ELを採用して高速リフレッシュレートを採用しているとすると非常に魅力的。
あとは日本での販売価格がいくらになるかが非常に気になる。
27インチ4K(3840×2160)160Hzの直下型LED部分駆動液晶パネル採用INZONE M9II(SDM-27U9M2)
INZONE M9II特徴
海外販売価格:799.99ドル(約12万円)
・27インチ4K(3840×2160)HDR 160Hz直下型LED部分駆動液晶パネル
・最大輝度750nit(DisplayHDR600対応)
・DisplayPort 2.1、HDMI 2.1対応
・応答速度1ms GTG
・モーションブラーリダクション機能
・表示色域 95%以上(DCI-P3カバー率)
・24.5インチモード搭載
・直径159mmのベースを使用したコンパクトなモニタースタンド(高さ、傾斜、回転が可能)
・USBメモリを使ったモニター単体アップデートに対応
INZONE M9IIは、INZONE M9の後継モデル。
大幅にデザインを変更したモニタースタンドのほかは、大きな変化は無いものの、最大リフレッシュレートが144Hzから160Hzに改善。(DisplayPort時)
さらにFPSなどでプレイしやすい画面を小さく表示できる24.5インチモードや、USBメモリを使ったモニター単体アップデートに対応など、細かい部分で様々な改善が加えられている。
また有機ELモデルではPS5に対しての連携機能であるオートHDRトーンマッピングが対応していない一方で、INZONE M9IIでは対応している。
PlayStation5をプレイする場合はこちらのゲーミングモニターが向いているかもしれない。
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●ゲーミングギアブランド「INZONE™」ラインナップ
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ソニー ゲーミングモニター(4K 144Hz)「INZONE M9」レビュー。
・(その1)開封から組み立て設置、「直下型LED部分駆動」の4K解像度ディスプレイ品質を試す。
・(その2)Windows PCやMac、PlayStation®5、Xbox series X、Nintendo Switch、スマホなどと接続してみる。接続時の注意点。
・ゲーミングモニター(フルHD 240Hz)「INZONE M3」レビュー。DisplayPortケーブル付属、ACアダプターの小型化、1920x1080 240Hz ディスプレイの品質を試す。
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