降り注ぐ光と音のハーモニー♪LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」がキミの生活スタイルを一変させる!
ソニーから、空間そのものを活用して新しい体験を創出するコンセプト「Life Space UX」の商品群のひとつとして登場したLED電球スピーカー「LSPX-100E26J」。LED電球とスピーカーを一体化した、ワイヤレスで音楽なんかを再生できるというおもしろグッズなので、早速使ってみよう。
・Life Space UXのLED電球スピーカーを発売 | プレスリリース | ソニー
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●LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」を開けて照明器具に取り付けてみる。
いつものソニーの製品とは違う雰囲気を醸しだしたポップな印象で、”LED Bulb Speaker”とだけ書かれたパッケージ。フタを開くと、「♪新しい体験へようこそ」と書いてあって、中身を取り出す前からの演出を盛り上げる。
LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」
ソニーストア販売価格:23,880円(税別)
さて、箱から中身をとりだして確認みよう。内容物は、シンプルにLED電球スピーカー「LSPX-100E26J」本体とリモコン、取扱説明書類。元は電球なので中身はこんな感じ。
まず取り付ける口金は、[E26型]という口径26mmサイズでいわゆる一般家庭にある照明器具に取り付けられるタイプで、例えば天井照明から吊り下げタイプの照明、電気スタンドといったところにくっつけられるし、もっと小さな[E17型]でも変換アダプタを使って利用することもできる。
さすがに防水にはなってないので、お風呂で使えないのはちょっと惜しい。
ガラスに覆われた照明部分と、先端部分が口径40mmのフルレンジスピーカーになっていて、SONYロゴの入るシルバーのコーンに白いリングに覆われた形とが一体化したデザイン。このLED電球スピーカー自体を持つとずっしりとした重さがある。
ガラスの内側にBluetoothのロゴも確認できる。
どこか付けるいいところないかな?と悩みつつ、いまいち音楽を聴きたいベストな場所に照明位置がないので、フレキシブルにポジションを変えられる電気スタンドにくっつけてみる。何か特殊な取り付け方とか、別途作業が必要なのかな?と思わせられるけれど、本当に電球を取り替える感覚でLED電球スピーカーをくるくるとハメるだけ。
取り付けが終わったら、リモコンで真ん中にある照明ボタンをポチっと押すとLED電球スピーカーが光った!電球だから光るのは当たり前なのに、何かすごい事をやったかのような錯覚に陥って妙に感動する。
光源色は、3000Kで温かい電球色。ソ ニー独自開発とされる光を誘導する「円筒導光板」がまぶしさを抑えながら自然に照明器具のシェード全体を照らすのと、「光学レンズグローブ」と光の屈折角を調整して、前面にあるスピーカー部の影が出ないようにを抑えてある。明るさとしては、全光束360lm以上。
うれしいのは、調光機能があって、リモコンのリングをくるくる回すと、明るさを変えられること。(30段階)
さらにその外型にあるマークは、そのまま押すとスイッチになっていて、再生・一時停止ボタン(長押しでBluetoothペアリング)、音量の+-ボタン、タイマーのON/OFFボタンになっている。
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●LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」で実際に音楽を流してみる。
音楽を聴くにはまずBluetoothで接続が必要。基本BluetoothがあるスマートフォンやオーディオプレーヤーなんでもOK。今回は、手持ちの「Xperia J1 Compact」をつかってみた。
ペアリング方法としては、リモコンにあるBluetoothペアリングボタンを長押しして接続とするのだけど、NFCがついてると超簡単。リモコンの裏面にあるNFCマークと「Xperia J1 Compact」にあるNFCマークを近づけたらピコリンとペアリングも接続解除も煩わしくなくてものすごく楽。
Xperiaシリーズだと、いったんペアリングをすませておけば、例えば「ミュージック(ウォークマン)アプリ」を再生していて、LED電球スピーカーで音を出したいなと思ったら”Throwアイコン”をタップするだけで接続して音楽流せる。
実際に音楽を聴いてみると、まぁこんなもんかなと。素でここから大きい音が出てくるというわけではないのでもしかするといきなり拍子抜けしてしまうかもしれないけれど、最大出力2Wで40cmのスピーカーという事を考えるとこのくらいなのかなと。
というか、聴き方がいつもと違っていて、天井のような高い位置から音が上から流れてくるという感覚が新鮮で、しっかりしたスピーカーで音楽をガッツリ聴くというよりはキッチンや寝室、もしくはトイレとかで、いつもよりゆったりした空間の中で流すBGM的な使い方のほうがしっくりくる。
さすがに、電球と考えると値段が高いので、各部屋に付けるには無理があるけれど、電気スタンドにくっつけて場所を移動できるLED電球スピーカーとして使うのも楽しい。何しろ楽ちんなのは電気スタンドのコンセントひとつを確保すればよくて、ワイヤレススピーカーのように電源の心配をすることもなく、いつでも”照明と音楽”の2つを一緒にして気が向いたら場所の移動できる。
もうひとつ面白いのは、スマートフォン用のAndroid/iOS用アプリ「SongPal(ソングパル)」を使って、リモコン操作と同じ事ができる事。音楽の再生や音量調整はもちろん、調光のコントロールから、照明器具タイプ別にプリセットされたイコライザーを変更したりもできる。
こうすると、付属のリモコンがなくても、スマートフォンひとつで、全てをコントロールできるちょっぴりリッチな気分にも浸れる。
音楽のシャワーを浴びることのできる天井スピーカーが、特におおがかりな工事をしなくても、いつもの電球をLED電球スピーカーに入れ替えるだけで実現できてしまうと考えれば、コスト的にはむしろ安いくらいで、しかも、手元で音楽から調光までコントロールできるというのはとても便利。
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●オマケ、と言うよりも、むしろ本気だして使ってみよう。
”Bluetoothでつながっていれば音楽が降り注ぐ。”そんな感覚が楽しいLED電球スピーカーだけど、使い方次第で究極の近未来アイテムにもなる。
これはあくまでも一例にすぎないのだけれど、例えばAndroidアプリに「めざましマネージャー アスナ」という、ソードアート・オンラインに登場する「アスナ」が朝起こしてくれたり、天気や占い、スケジュールなどを教えてる神アプリがある。
使った事がある人ならわかると思うけれど、朝になったアスナが「おはよう!」と声をかけて起こしてくれるものの、スマートフォンのスピーカーから出てくる音。そう、せっかく声をかけてくれるのに、まだだ、まだ臨場感がたりないのだよ!
じゃあ電気スタンドにLED電球スピーカー付けて、スマートフォンをBluetooth接続した状態にして、自分の寝ているちょうど頭の位置に設置して寝たらどうだろう?
そう!朝になると、リアルに目を閉じたマブタの先から、アスナの「おはよう!」の声が降り注いで起こしてくれる…。これさえあれば擬似”嫁”効果は数倍に跳ね上がって、毎朝起きるのが俄然楽しくなってくるというものだよ。もちろん寝る前に「寝る前のお話」を聴いてもいいし、寝る間際に「おやすみ」のあいさつをしたっていいじゃないか(*´Д`)ハァハァ
…、と、こんなステキな生活が待ってるので、LED電球スピーカーは決して高いアイテムじゃないよ。
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LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」
ソニーストア販売価格:23,880円(税別)
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・踊って話せるSmart Bluetooth(R)スピーカー「BSP60」で遊んでみよう。(ボイスコントロール編)
・Xperia Z4用のウィンドウ付き保護カバー 「SCR30」を使ってみた。