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ドックに挿した「Nintendo Switch2」本体が、スリープ中も熱くなるのはなぜ?ドックの冷却構造と発熱の原因を探ってみた。


Nintendo Switch2」をドックに挿してTVモードでゲームを遊んでいて、本体をドックから取り外すとやたらと熱く感じる。

ゲームを何時間もしたあとに持ったのなら納得できるけれど、「Nintendo Switch2」をスリープにして朝ドックから取り出すときにも本体全体が温かいと感じる。

心配になったので、本体が熱を持つ原因を探ってみた。

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●Nintendo Switch2 ドックに挿しているだけで熱を持つ原因は?


Nintendo Switch2」をドックに接続してスリープ状態にしていると、なぜか本体全体が温かい。

熱が発生しているということは、電力も消費しているはずで何かしら裏で処理をしているはず。

しかし、ドックにも「Nintendo Switch2」にも冷却ファンが搭載されているのになぜ温かい状態なのだろうか?

実はいろいろと事情があるようで、まずはドックの冷却ファンを調べてみた。

ドックの冷却ファンはドックの熱を排熱しているだけ

Nintendo Switch2」のPVを見ると、”冷却ファンで強力な排熱”と表記され、ドックに内蔵されている放熱ファンの姿が映し出されている。

この場面の映像では「Nintendo Switch2」の熱を冷却ファンで排熱しているように見えるけれど、よくみると表示されているのはドック内の発熱している基板を冷却しているだけ。

つまり安定してHDMI映像出力や、有線LANの通信を行なうための冷却ファンであって、「Nintendo Switch2」本体を冷却するために使用されているわけではない。


実際にドックのファンの給気、排気は、「Nintendo Switch2」本体の給排気とは完全に独立していることがわかる。


Nintendo Switch2」本体を挿す内側を見ても、ドック側の内蔵ファンから風が流れてくる穴やスリットなどは無い。

完全に遮断されている。


ドック底面には無数の穴が空いているので、本体側の給気を邪魔しない設計にはなっている。

ドックのファンが動作すれば副次的に「Nintendo Switch2」本体の放熱ファンの助けをしている可能性もあるが、ほぼ関係がなさそうである。

Nintendo Switch2」の発熱はドックに挿していようが手で持っていようが、本体内の排熱ファンのみで排熱している事には変わりない。

むしろ手で持っている方が排熱効率はいいかもしれない。

ドックに挿している状態で本体が熱を持っているということは、本体側の発熱がスリープ状態でも起こっていることを意味している。

スリープ時の設定からわかる、有線LAN接続の維持で消費電力の上昇。


基本的にドックに接続するケーブルは、電源供給用のUSB Type-Cケーブル、映像出力用のHDMIケーブル、そしてデータ転送のための有線LANケーブルとなる。

このほか、USB Type-A端子が2基あり周辺機器の充電などに使用できる。

この内、HDMIケーブルとUSB Type-Cケーブルについては、ドック自体の動作や映像出力のために必要不可欠。

有線LANケーブルについては必須ではないものの、より安定した通信を行ないたいのであれば接続しておきたい。


有線LANケーブルを接続していると、実はスリープ中の消費電力を増加させる要素が潜んでいる。

本体設定内の「スリープ」の項目を見てみると、「スリープ中の有線インターネット接続の維持」という設定がある。

これは、オンにしているとスリープ中でもソフトなどのダウンロードを行なってくれる機能。

本体側はスリープとなっていても、内部ではダウンロードの通知やダウンロードを処理する動きをしているため消費電力が上がる。

この機能をオフにすることでスリープ中の消費電力が減らせる。


スリープ中の有線インターネット接続の維持

オフ時:0.181W

上の画像は、「スリープ中の有線インターネット接続の維持」をオフ(無効)にしたとき電源から給電される電力を調べたもの。

スリープにしてある程度時間が経ったときの消費電力となるが、オフ時には0.18W程度とほとんど消費電力が発生していない。

通信を受け付けている状態ではないため、本体が電力を消費しないスリープ状態となっている。


スリープ中の有線インターネット接続の維持

オン時:4.337W

一方で、「スリープ中の有線インターネット接続の維持」がオンの時には4Wを超える消費電力が発生しており結構な電力となる。

電力消費が発生してる箇所は、ドック内の有線LAN用のチップの他、本体内でもデータの処理が発生してるため電力を消費していると思われる。

この消費電力がスリープ中 常に発生していると考えれば、ずっと(電力を使う)=(熱が発生)していることになり、本体側も実はそれなりの発熱している。

にもかかわらず本体の熱を逃がす本体ファンは積極的に動いている様子がなく、どんどん熱が本体全体に溜まっていき「Nintendo Switch2」本体を取り出したときに熱を感じることになっている様子。


ホーム画面消費電力
:6.843W

たったの4.3Wと思うかもしれないけれど、スリープを解除してホーム画面を映しているときのドックに流れる電力は6.8W程度。

スリープ時とホーム画面の消費電力はわずか2.5W程度しか違いがなく、「スリープ中の有線インターネット接続の維持」を有効にするとスリープ中でも本体はかなりの電力を使用している事になる。


ゲーム中
消費電力:14.991W

ゲーム中は消費電力が最も多くなり約15W程度と非常に高い。

ドックに挿したTVモードのため高負荷となっているのを考慮したとしても、「Nintendo Switch2」のバッテリー容量が19.74Whなので1.5時間程度で使い切ると考えるとかなりの消費電力になる。

もしも10Wの消費電力で携帯機モードで遊んだ場合には、約2時間でバッテリーが切れてしまうくらいに「Nintendo Switch2」はバッテリー容量が少ない。

ゲーム中は「Nintendo Switch2」本体のファンも回転するため、発生した熱は積極的に排熱される。

ゲーム中と同等とは言わないまでも、スリープ中も本体内蔵ファンが回転すればスリープ中の発熱ももっと排熱されると思われる。

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●冷やしたいなら機能オフに、もしくは別途ファンを用意する?


スリープ中の消費電力を減らせば(「スリープ中の有線インターネット接続の維持」をオフ(無効))、自ずと「Nintendo Switch2」本体の発熱も減るので一応は問題解決する。

けれど、「スリープ中の有線インターネット接続の維持」という機能自体は便利な機能なので有効にしておきたい。

スリープ中に本体の熱が籠もること自体は任天堂も把握しているだろうし、バッテリーへの影響も無視できると思われるが、本体を持ったときに熱を感じるのは精神衛生上よろしくない。

ユーザー側がすぐにどうにかしたいのであれば「Nintendo Switch2」本体に直接風を当てるファンを別途用意してみるという方法もある。

Nintendo Switch2」のドックにあるUSB Type-Aの端子を利用して、USBファンから風を当てるようにすれば本体を冷却することができるかもしれない。

「Nintendo Switch2」とソニー製ヘッドホンの相性を調べてみた。ワイヤレスヘッドセット「WH-1000XM6」、ゲーミングギア「INZONE Buds」、PS5用ヘッドセット「PS Link PULSE Elite」、有線接続「MDR-MV1」など。

「Nintendo Switch2」とソニー製テレビ・ゲーミングモニターの相性を調べてみた。4K テレビ BRAVIA、ゲーミングモニター INZONE M10S / M9II、HDMI2.0対応モニターなど。※追記あり

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ソニーストア販売価格:550,000円(税込)

4K液晶テレビBRAVIA 7「K-65XR70」【65型】
ソニーストア販売価格:440,000円(税込)

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4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-65XR80」【65型】
ソニーストア販売価格:550,000円(税込)

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ソニーストア販売価格:418,000円(税込)

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