RAW現像ソフト“Capture One Express”をソニー用へ、広く高速高精度なAF性能を「4D FOCUS」という名称へ。
9月16日(火)からケルンで始まっている写真・イメージングの世界最大の見本市「Photokina 2014(フォトキナ2014)」のについて国内ソニーの公式の出店情報。
・世界最大規模の写真・映像関連の展示会「Photokina2014」出展のご案内:SONY
その中では、レンズ交換式 XDCAMメモリーカムコーダー「PXW-FS7」や、”α”Eマウント用フルサイズ対応のFEレンズ、FE PZ 28-135mm F4 G OSS 「SELP28135G」や、Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS 「SEL1635Z」、35㎜フルサイズ対応の開発中のレンズ4本(FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS、FE 28mm F2、Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA、FE 90mm F2.8 Macro G OSS)と、コンバーター2本(FEウルトラワイドコンバーター、FE フィッシュアイコンバーター)に触れている他、以下の内容についても言及されている。
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●RAW現像ソフトウェア “Capture One Express (for Sony)”
フェーズワン社のRAW現像ソフトウェア“Capture One(キャプチャーワン)”が、これから新たにソニー向け対応となるというアナウンス。
“Capture One Express (for Sony)”は、高度なRAW画像処理エンジンを採用した画像処理ツールで、高品位で精緻な画像に仕上げることが可能。
このソフトウェアを、レンズ交換式デジタル一眼カメラ”α”シリーズとデジタルスチルカメラ“サイバーショット”RXシリーズの購入者に無償で提供になる。
・Capture One Express (Sony用):PHASEONE
上記サイトでは、Eメールアドレスと居住国を入力すると、Capture One Express (Sony用)の最新バージョンをダウンロードが可能。
ダウンロード容量は、Windows 64bit版で151.6MB、Mac版で315.4MB。
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●像面位相差AFやファストハイブリッドAFを総称して「4D FOCUS」という名称へ。
それから、”α77II”、”α6000”、”α5100”に搭載されている縦横のカバーエリアの広さと高速オートフォーカス(AF)、高い予測精度と、動く被写体に対して強いソニー独自のオートフォーカスシステムを「4D FOCUS」という名称で統一してソニーのカメラのの先進技術の一つとして訴求すると事になる模様。
既にYoutubeにも「4D FOCUS」のコンセプトムービーと、3機種それぞれの訴求ムービーがアップされている。
確かに、今までAFスピードと精度についてはそこまで突出して気にしてなくてこんなもんなのかな程度の感想だったけれど、”α77II”、”α6000”を持ちだして撮影してると、画面内に被写体が現れてからの捉えるスピードが圧倒的に速くてその後の追従性も画面からはみ出そうになるギリギリまでの粘りとか、これはマジで使えるわーと本気で感動したくらい。
あー、これがフルサイズのα7に入ったら最高だなーと思ったけど、そうか、より望遠レンズを付けてAFスピード&精度に任せるならAPS-Cでもいいんじゃ?とか思ったり。
・ヨーロッパでフルサイズ対応の広角ズームレンズ 「SEL1635Z」を発表。
・「IBC2014」に向けてSONY出展、4Kカムコーダー「PXW-FS7」、FEレンズ「SELP28135G」を発表。