フィルター径67mm、F値 1.4のソニー α Gマスターレンズ「SEL50F14GM / SEL35F14GM / SEL24F14GM」。SEL50F14GMは、2月28日(火)10時から、ソニーストアで予約開始。
日本での価格と発売日は、市場推定価格 210,000円前後(税込)、発売日は2023年4月21日(金)。
ソニーストアでの先行予約開始は、2月28日(火)10時から。
お買い物券10%OFFクーポンを利用すれば、税込みで189,000円前後で購入できるのではと考えられる。
実は「
」と、フィルター径やF値が同じレンズがある。それが「SEL24F14GM」、「 」の2つで、大きさや重さ価格も似通っており、兄弟レンズともいえそう。
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目次
●フィルター径67mm、F値1.4の3つのGマスターレンズ
新発売する「 」、そして既に発売中の「SEL24F14GM」、「 」。
この3つのレンズを並べた画像が、海外公式にも掲載されており、サイズ感は非常に近いものを感じる。
「 」、「SEL24F14GM」、「 」、「 」スペックを比較した表が、上の通り。
比較すればわかるけれど、スペック的には焦点距離以外、非常に似ている。
細かい違いとしては、発売から時間の経っている「SEL24F14GM」はAF用のモーターが少し古く、動体の撮影は他のレンズに比べて少し苦手だが、それでも十分な性能を持っている他、そもそも広角レンズのためそこまでのAF速度を要求されることも少ない。
ポートレート用途で利用する機会の多い、新型「x2となっている。
」にはアイリスロックスイッチが多いほか、縦位置での撮影時に便利なフォーカスホールドボタンがこれらのレンズを持ち歩く場合、サイズ感も同じで入れ替え時にバッグのスペースに変化も少なく取り回しがしやすい。
またフィルター径が同じなため、円偏光フィルター、NDフィルターの共有ができて非常に便利。
F値1.2の「
」は、とても良いレンズだけれど、重さも大きさも何より価格も1ランク上となるため、これらのレンズと持ち歩くにはバランスが悪い。レンズを頻繁に交換するのであれば、フィルター径とF値が同じレンズで揃えるのも選択肢のひとつになりそう。
MCプロテクター「VF-67MPAM」 ソニーストア販売価格:8,668円(税込) |
円偏光フィルター「VF-67CPAM2」 ソニーストア販売価格:17,468円(税込) |
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●
ソニーは、35mmフルサイズ対応 Eマウントレンズとして、焦点距離50mmの大口径標準単焦点レンズGマスターレンズ 4月21日(金)に発売。
をソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)では2月25日(土)から先行展示を開始。
2月23日から26日、神奈川県横浜市(パシフィコ横浜)で開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」でも展示する予定。
いち早く触れるのはCP+となるものの、予約開始は
Eマウント専用レンズとして71本目となり、G Masterレンズとしては17本目となる。
ソニーの最新レンズとなる
は、プレミアムレンズシリーズのGマスターならではの高い設計基準による解像性能と、美しくやわらかなぼけ描写を高次元で両立、開放F値1.4の浅い被写界深度の効果を最大限に引き出す優れた表現力を、小型軽量デザイン(フィルター径φ67mm、最大径80.6mm×長さ96 mm、質量約516g)で実現している。高推力のXD(extreme dynamic)リニアモーター搭載により、高速・高精度かつ静粛なAF(オートフォーカス)が可能。
Gマスターの性能と高い携行性を兼ね備えた大口径標準単焦点レンズとして、ポートレートやスナップ、風景などの静止画から動画まで、幅広い撮影用途においてクリエイターの創造性に応えることができる。
レンズの大きさは最大径80.6mm、長さ96mm、質量は約516g。
ソニーが発売している焦点距離50mmのEマウントレンズと比べてみる。
「
」と比較して、大口径ではない超軽量なレンズ「 」「 」は価格から性能まで何から何まで違うため、どちらを買うかとはなりにくい。またより明るい「
」とは、価格が10万円程度安く、大きさも小さくなり、重さは262gも軽い。0.5段分の明るさを追求するか、機動性を重視するかで、どちらのレンズを購入するか決めても良さそう。
この中で唯一、性能面で競合するのが「
」。比較するとほぼすべての項目について、「
」が優れており、写りの好みを抜きにすれば「 」を買う理由がないくらい。価格が1万円程度高くなるものの、約33%の大幅な軽量化と、約15%の体積減、性能も上がり、ボタンスイッチ類がモリモリとかなりオススメ。
焦点距離イメージ(mm):50 / 75 mm(APS-Cサイズ時)
開放絞り : F1.4
最小絞り : F16
レンズ構成 : 11群14枚
絞り羽根 : 11枚
円形絞り : ○
最短撮影距離:0.41 (AF時)、0.38 (MF時)
最大撮影倍率:0.16倍(AF時)、0.18倍(MF時)
フィルター径 : 67mm
サイズ : 80.6 x 96 mm
重量 : 516 g
G Masterレンズとしては、「SEL24F14GM」、「 」のサイズ感に近く、F値もそろっている。
より多くのレンズを持ち歩くのであれば、F1.2の「
」よりもF1.4の「 」の方が取り回しがしやすそうだ。もちろん画面中心から周辺部まで高い解像性能と美しいぼけ描写。
APS-C35mm換算で75mm相当という中望遠焦点距離でAPS-C αシリーズでも強烈なレンズとなる。
「 」は、最新の小径円形絞りなどにより、80.6×96mm、質量わずか約516gの小型・軽量な筐体での高い解像性能と大口径単焦点レンズを実現。
Planar T* FE 50mm F1.4 ZA「
」と比較して、質量約33%減、体積約15%減となっている。262g差ということで、小さいレンズ一つ分くらい軽くなっていると考えると、少し信じられないほど。
は、2つの非球面XA(extreme aspherical)レンズを含む最新の光学系を備えており、像面湾曲や諸収差を良好に補正し、画面中心から周辺まで高解像な描写を実現。
ED(特殊低分散)ガラス1枚を最適に配置した新規光学設計で色収差を抑制し、色にじみを抑え、被写体をシャープに捉える。
最先端のレンズコーティング技術である「ナノARコーティング II」をほどこしており、内面反射によるフレアやゴーストを大幅に抑制し、画面内に太陽光など強い光源がある逆光時でも、ヌケの良いクリアな描写する。
は、開放F値1.4の特長である大きなぼけで、ポートレート撮影などの際、前後に美しいぼけを生み出し、立体的な描写で被写体を際立たせる。
輪線ぼけの発生を抑制するXAレンズを採用したほか、設計と製造の両方の工夫で理想的な球面収差を追求、ぼけに発生する色にじみも抑制、さらに11枚羽根の円形絞りも採用している。
「 」には高い推力効率を持つXD(extreme dynamic)リニアモーターを2つ搭載して、高速・高精度・高追随なAF駆動により、浅いF1.4の被写界深度であっても被写体をすばやくしっかりと捉え、一瞬の撮影チャンスを逃さない。
リングドライブSSM搭載の「AF速度が最大1.9倍向上している。
」と比較した場合、「
」は、シビアなピント合わせが求められるスローモーションや4K、8Kの高精細動画撮影においても、α本体と連携し、動く被写体をしっかりと捉え、高精度でなめらかに追随。動画撮影時の静粛性にも徹底的にこだわり、XDリニアモーターの採用により、動画撮影中の操作音や振動を抑え、動画に求められるなめらかな表現を可能にしている。
「ブリージング補正機能」にも対応しており、フォーカシング中のブリージングを一層抑えることが可能。
小型・軽量のため、縦位置・横位置の切り換えや、ハイ・ローポジションを切り換えながらの撮影も容易となっている。
ジンバルを使った動画撮影の際、バランス調整もしやすく、重心移動も少ないため、快適な撮影が可能です。
1. フォーカスホールドボタン(レンズ上部およびレンズ左側面)
2. フォーカスリング
3. フォーカスモードスイッチ
4. 絞りリング
5. アイリスロックスイッチ(レンズ右側面)
6. 絞りリングクリック切り換えスイッチ(レンズ右側面)
比較表にも書いたけれど、リング・スイッチ・ボタンがこれでもかと搭載。
αボディ側の設定を変更することなく様々な切り替えを行なうことができる他、カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを2つ備え、カメラ本体のメニューから機能に割り当てることができる。
フォトグラファー、ビデオグラファーにとって必要不可欠な機能。
フォーカスリングにはマニュアルフォーカス時の繊細なリング操作もレスポンスよく反応するリニア・レスポンスMFを採用、ビデオ撮影時のクリエイティブなフォーカス効果に最適。
リング回転角度にリニアなフォーカス移動ができ、撮影者の意図をダイレクトに反映した精緻なピント合わせができる。
「 」は、防塵・防湿に配慮した設計で、フロントレンズにフッ素コーティングが施される。
過酷な環境での撮影を想定した設計がなされおり、使用する際に安心がある。
フィルター径は67mmで、従来のレンズより1つ小さいフィルターを利用でき、「SEL24F14GM」、「 」といったレンズを共用できる。
丸形バヨネット式のレンズフードを付属。
Gマスターレンズらしく、レンズフードも高級感のある仕上がりとなっている。
α1 |
α7R V |
α7 IV |
α7C |
主要なカメラに取り付けた画像。
α7Cのような、比較的小型のボディとの相性も非常に良いことがわかる。
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●FE 50mm F1.4 GM「SEL50F14GM」 先行展示は2月25日(土)より。23日からのCP+でも展示予定。先行予約販売は2月28日(火)10時より。
ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)では2月25日(土)から先行展示を開始。
銀座・札幌は体験するために事前予約が必要。
確実に体験したい場合は、必ず予約を行なってからソニーストアへ向かおう。
・新商品 発売前体験・展示について | ソニーストアについて | ソニー
2月23日から26日、神奈川県横浜市(パシフィコ横浜)で開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」でも展示する予定。
ソニーストアでの先行予約開始は、2月28日(火)10時から。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00