テレビ ブラビア・ブルーレイディスクレコーダープレーヤー・サウンドバー製品、2024年8月1日より価格改定。AVレシーバー「STR-AN1000」は、7月中の購入がオススメ。

ソニーマーケティング株式会社は、2024年8月1日（木）より日本国内向けに販売している一部製品のメーカー出荷価格を改定。

2022年4月・2022年9月、2023年2月に改定が行なわれて以来、大きなものとしては4度目の価格改定となる。

ソニー公式の案内によると、平均価格改定率は約10％ とあって、どのくらい価格が上昇するのか非常に気になるところ。

対象製品は少ないもののいくつか気になる製品があるテレビ・レコーダー・ホームシアター関連の、7月のうちに買えるものなら買っておいたほうがよさそうなモデルをピックアップしてみる。

ソニーの1年半年振りに「一部製品の出荷価格改定に関するお知らせ」（値上げ）を発表。2024年8月1日(木)より平均約10％増。テレビ、デジタル一眼カメラα、レンズ、カメラ全般、ヘッドホンなど多数カテゴリーが対象。

・一部製品の出荷価格改定に関するお知らせ | ソニー
・テレビ ブラビア | ソニー

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●テレビBRAVIA、レコーダー、ホームシアター対象製品リスト

4Kテレビ ブラビア

4K液晶テレビ「XRJ-75X90L」【75型】
ソニーストア販売価格：396,000円（税込）

4K液晶テレビ「XRJ-65X90L」【65型】
ソニーストア販売価格：297,000円（税込）

ブラビアの値上げになる製品は、4K液晶テレビ「X90Lシリーズ」【75型】、【65型】の2モデルのみ。

多数あるブラビアのラインナップからすれば価格が改定されるモデルは非常に少ない。

テレビについては価格は適宜変化していることと、同じモデルを長く継続して販売することがないため、値段の影響をほとんど受けないものと思われる。

現時点では値上がり幅はわからないものの、どのくらい価格が上がるのか？今年発表されたX90Lシリーズの後継モデルかつ上位モデルとなるBRAVIA 7の価格と照らし合わせてみる。

＜BRAVIA X95L とBRAVIA 7との価格差＞
85型：143,000円の違い
75型：154,000円の違い
65型：143,000円の違い
55型：110,000円の違い

ラインナップのサイズごとの価格差について見てみると、11万円～15.4万円まで価格差があることがわかる。

サイズによりコストの差もあるので単純計算できるものではないとして、価格改定がある75型、65型の価格差が縮まるとすれば、最大で4.4万円～最低で1.1万円程度の値上げになると思われる。

X90Lシリーズの75型、65型を購入しようと考えていた人は値上げ前に購入したほうが良いかもしれない。

ブルーレイディスクレコーダー・プレーヤー

ブルーレイディスク/DVDレコーダー「BDZ-ZW1900」 ソニーストア販売価格：77,000円（税込） HDD：1TB／2番組同時録画／Wi-Fi内蔵

ブルーレイディスク/DVDプレーヤー「BDP-S1500」 ソニーストア販売価格：15,400円（税込）

Ultra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー「UBP-X800M2」 ソニーストア販売価格：66,000円（税込）

Ultra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー「UBP-X700」 ソニーストア販売価格：44,000円（税込）

ブルーレイディスクレコーダーとしては、今年4月に発売された「BDZ-ZW1900」が値上げ対象。

わずか3ヶ月ほどで価格改定となる。

プレーヤーについては、現行モデルのほとんどが対象。

価格も10万円以下のモデルのため、値上げについてはそれほど高額にはならないと予想されるものの、安価だからこそ値上げしたときの価格改定率が高くなる可能性もある。

ホームシアター関連

サウンドバー「HT-A3000」 ソニーストア販売価格：88,000円（税込）

サウンドバー「HT-X8500」 ソニーストア販売価格：44,000円（税込）

マルチチャンネルAVレシーバー「STR-AN1000」 ソニーストア販売価格：121,000 円（税込）
マルチチャンネルインテグレートアンプ「STR-DH590」 ソニーストア販売価格：47,300円（税込）	ステレオアンプ「STR-DH190」 ソニーストア販売価格：33,000円（税込）

ホームシアター製品はハイエンド・ミッドレンジモデルの更新が6月にあったため、対象となるモデルはエントリー向けのモデルと、AVレシーバーにとどまっている。

中でも7月中に購入しておいたほうがよいモデルは、7.1chマルチチャンネルAVレシーバー「STR-AN1000」。

2023年に発売され、ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応する最新モデルであり自前のスピーカーを使って臨場感のあるサラウンド体験を実現できる。

現在のソニーストア価格は121,000 円（税込）となっていて、現在までの物価高や原材料費高騰などの状況を考えるとそれなりに価格が上がってしまう可能性がある。

AVレシーバーのライフサイクルは長く、AVレシーバー「STR-AN1000」は今後も長く販売を継続していくと思われる。

そう考えると、値上げ前が購入タイミングとしてはベストと言える。

7.1ch マルチチャンネルAVレシーバー「STR-AN1000」をソニーストアで体験してきました！

関連記事

8K/4K120p対応、HDMI6入力/2出力の SONY AVレシーバー「STR-AN1000」海外発表！Sセンタースピーカー端子や、ワイヤレスサブウーファー・リアスピーカーに対応し、最新BRAVIAに最適なモデル。（日本国内未発表） ソニーのBRAVIA(ブラビア)2023年2022年モデルを購入してサポート登録するとPayPayポイント500円相当がもらえるキャンペーン開始。2024年6月28日(金)購入分まで。 ソニーのテレビ BRAVIA (ブラビア)とホームシアター製品 2024年モデルを、4月18日(木)午前1時に発表！ 一部画像に新モデルらしき姿も発見！ 「CINEMA IS COMING HOME」（映画が家にやってくる） 8K、4K/120pに対応するマルチチャンネルAVレシーバー「STR-AN1000」の本体ソフトウェアアップデート配信開始。安定性改善のほか、真夜中にリレーの動作音がする事象を改善。(2023年11月7日)