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Xperia 1 VI、iPhone 16シリーズ、PlayStation5 ProがWi-Fi 7 に対応予定。今、Wi-Fi 7対応無線LANルーターを買うならどれ!?


Xperia 1 VIは、2024年秋以降ファームウェアアップデートで最新規格のWi-Fi 7(IEEE802.11be)に対応する予定。

さらにiPhone 16シリーズもWi-Fi 7に対応していたり、なんとPlayStation 5 ProもWi-Fi 7に対応している。

Wi-Fi規格が進化すればより転送スピードも早くなって、通信が安定したり、新しい機能にも対応して嬉しいけれど、一番の問題はWi-Fi 7に対応する無線LANルーターが必要ということ。

前回調べたときよりも、いくつか新しいモデルが追加されていたので、改めてチェックしてみる。

【更新:4モデルがWi-Fi 7対応に】Wi-Fi 7(IEEE802.11be)に対応した Xperia 1 VI がFCC認証に登録。2024年秋以降ファームウェアアップデートで対応予定。

・Xperia 1 VI 製品ページ
・SIMフリーモデルXperia 1 VI 購入ページ

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●Wi-Fi 7って何?


2023年12月末に総務省が認可した新たな無線LANの通信規格「IEEE 802.11be」、通称Wi-Fi7。

ついこの前(2021年)、Wi-Fi 6Eになったかと思ったのにもう規格が更新されるの?と思ったけれど、Wi-Fi 6 が2019年なので順当な進化なのかもしれない。

わかりやすいのは、BUFFALOのWi-Fi7の解説動画。

Wi-Fi 7の最大通信速度(理論値)は46Gbps

周波数帯としては、Wi-Fi 6Eと同じ2.4GHz、5GHz、6GHz。

その中で6GHz帯の最大帯域幅が320MHzまで拡大されて、広い帯域ができるイコール、データ転送量が増えて通信スピードが高速化するというもの。

加えて、「4K-QAM」「MLO」という新技術。

「4K-QAM」というWi-Fiのデジタルデータを電波に変換する変調技術の方式を採用して、Wi-Fi 6Eの「1K-QAM」から、転送速度が1.2倍に。

「MLO」は「マルチリンク機能(Multi Link Operation)」の略で、異なる周波数帯にまたがってデータ伝送することで、高速かつ低遅延に。

データ伝送の遅延や信号伝送時間の揺らぎをなくして、特に映像や音声といった通信がより安定することが期待できる。

ちなみに、Wi-Fi7だからといって必ずしも6GHzに対応している必要はない。

最初期は6GHzに対応したハイエンドのルーターが多く発売されるけれど、エントリー向けの2.4GHz、5GHz対応Wi-Fi7ルーターというものも出てきている。

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●現在発売しているWi-Fi 7対応無線LANルーターを調べてみた。

Xperia 1 VIは、2024年秋以降ファームウェアアップデートで最新規格のWi-Fi 7(IEEE802.11be)に対応予定。

iPhone 16シリーズでも、Wi-Fi 7に対応している。

さらに、先日発表されたばかりのPlayStation 5 Proについても、Wi-Fi 7対応を告知している。

ちなみにPlayStation 5 Proの発売日は2024年11月7日(木)。

今年後半に発売する多くの製品は、一斉にWi-Fi 7に対応する模様。

肝心のWi-Fi 7に対応する無線LANルーターはという事で探してみると、コンシューマー向けに、バッファロー、TP-Link、IODATA、ASUS、エレコムから発売されている。

ただし、NECプラットフォームズ株式会社からはまだ製品の予告も発表もされていない。

・AirStation WXR18000BE10P(バッファロー)
・AirStation WXR9300BE6P(バッファロー)
・Archer BE805(TP-Link)
・Archer BE550(TP-Link)
・Deco BE85(TP-Link)
・Deco BE65(TP-Link)
・WN-7T94XR(IODATA)
・ROG Rapture GT-BE98(ASUS)
・WRC-BE94XS-B(エレコム)
・WRC-BE36QS-B(エレコム)

これら8つの製品が現時点(2024年7月末)で今すぐ手に入れられるWi-Fi 7対応無線LANルーター。

TP-Linkについては、「Archer BE900」という高性能な新製品も発売する予定らしい。(発売延期中)

簡単な比較表を作成してみた。

実際に導入するとして気になる違いとしては、最大通信速度や、有線LANポートの数や規格と言ったところ。

アンテナの数も気になるけれど通信速度などである程度わかることと、つながりやすさについては実際に使ってみないとわからない。

Wi-Fiルーターの価格を見てみると、最高13万円~最低1.5万円と振り幅が大きい。

まさに使用するユーザーの用途によって最適なルーターは異なる。

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●今、Wi-Fi 7対応無線LANルーターを選ぶならどれ?

11Gbps対応のハイエンドモデル

せっかく買い替える前提ならワイヤレスLANの最大通信速度が速いにこしたことはない。(たとえ最高性能を引き出せないとしても)

6GHz帯の通信で11Gbpsの速度が出るモデルだけを抽出してみるとこの4モデルという事になる。

・AirStation WXR18000BE10P(バッファロー):約5.9万円
・Archer BE805(TP-Link):約4.4万円
・Deco BE85(TP-Link):約5.4万円
・ROG Rapture GT-BE98(ASUS):約13.3万円

仕様を見ると、どのモデルも有線LANに10Gbpsポートを2つ搭載しているので、10Gbps対応のネット回線を有線でも高速に利用できる。

またUSB端子も搭載していて、簡易的なNAS機能も利用できる。

一般的にインターネット回線はWi-Fiルーターの性能に比べるとそこまで高速ではないため、NAS機能を活用することで高速通信を体感できるように訴求しているように見える。

前にも紹介したけれど、ASUSのROG Rapture GT-BE98だけ飛び抜けて高く、ROGクラスタなら迷わず買えるかもしれないけれど、なかなか手が出しづらい。

その他3モデルは、およそ近い金額。

コストパフォーマンスの高さからすると、Archer BE805(TP-Link)

国産の信頼性を考慮するなら、BUFFALOのAirStation WXR18000BE10Pが手堅い。

ここに、NECプラットフォームズ株式会社のAtermのWi-Fi 7対応無線LANルーターが入っていないのが惜しいので、発売は先であってもそろそろ予告くらいは欲しい。

現実的にスマホだけでWi-Fi 7通信を利用して超高速というのはもったいないので、PCやゲーム、テレビといったネットワーク機器の使用状況をふまえてハイエンドモデルを選ぶというのが賢明。

子機側が超高速な規格に対応していても、親機であるルーター側の性能が低くボトルネックになってしまってはもったいない。

5.7Gbps対応のミッドレンジモデル+低価格エントリーモデル

6GHz帯の通信で5.7Gbpsの通信速度に対応しているルーターで買いやすいモデルとなるとこの4モデル。

・AirStation WXR9300BE6P:不明
・Archer BE550(TP-Link):約2.4万円
・Deco BE65(TP-Link):約2.6万円
・WN-7T94XR(IODATA):約2.9万円
・WRC-BE94XS-B(エレコム):約2.4万円
・WRC-BE36QS-B(エレコム):約1.5万円

価格は1.5万円~2.6万円までと比較的近い価格に分布している。

最近発表されたバッファローのAirStation WXR9300BE6Pはまだ実勢価格はわからないけれど、およそ3,4万円程度の価格になるのではないだろうか。

さらに、最近は6Hz帯に対応していないエントリー向けの低価格なルーターも登場している。

・WRC-BE36QS-B(エレコム)

価格は約1.5万円ほどで、価格帯から大体の性能が確認することができる。

6Hz帯に対応しておらずストリーム数なども据え置いているため、Wi-Fi 6などと比べても速度的な優位性はない。

ただ、機能面では最新の機能を使用できるようになるため、対応機器との通信は安定するだろう。

Deco BE65(TP-Link)はメッシュWi-Fi前提で複数台一緒に使うことを想定しているモデル。

他3モデルを比べると、Archer BE550(TP-Link)はNAS機能が使えるUSBポートがあり、WN-7T94XR(IODATA)WRC-BE94XS-B(エレコム)であれば10Gbpsのインターネット回線に対応している。

スマートフォンのWi-Fi 7利用を考えれば、このあたりのミッドレンジモデルでも性能を十分に引き出せそうではある。

なんなら一番安いWRC-BE36QS-B(エレコム)でも十分かもしれないけれど、さすがに一度購入してしまうとなかなか買い替えないアイテムの代表みたいなところがある無線LANルーター。

Xperia 1 VI、iPhone 16シリーズ、PS5 ProなどがWi-Fi7に対応するのをきっかけに、久しぶりに最新の無線ルーターに買い替えてもいいかもしれない。

PS5 Proについては、有線接続のほうが遅延や安定性などが改善しそうな気もするけれど、Wi-Fi 7でどこまで違和感なく使えるか気になる。

とりあえず対応機器が発売されたら、Wi-Fi 7でつなげて、最大リンク速度がどの程度か試してみようと思う。

 

iPhone 16シリーズ / iPhone 16 Proシリーズ発表!Apple Intelligenceのために全モデル最新のA18(A18 Pro)を採用、バッテリー強化、カメラコントロール搭載。価格は据え置き。

PlayStation 5 Pro 発表!価格は119,980円(税込)、発売日は11月7日(木)。PS5Proの国内での予約は、9月30日(月)午前10時より順次開始。

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Wi-Fi 7 対応(予定)ソニー製品ラインナップ

 


Xperia 1 VI(XQ-EC44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:189,200円(税込) 
12GB/512GBモデル:204,600円(税込) 
16GB/512GBモデル:218,900円(税込) 
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレット

スペック:Snapdragon 8 Gen 3、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応

16GBモデルはブラック、カーキグリーンのみ

・Xperia 1 VI 製品ページ


PlayStation(R)5 Pro
希望小売価格:119,980円(税込)

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SIMフリーモデル Xperiaの使い方


・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。

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