「VAIO meeting 2015」の帰りに、ソニーストア大阪に寄り道して、MONSTER PC 「VAIO Z」を触って来たよ(*´Д`)
MONSTER PC 「VAIO Z」と「VAIO Z canvas」が16日に発表になって、「VAIO meeting 2015」に行って、さすがにもう帰らなきゃいけなくて、でも17日からそういえばソニーストアにも展示されるんだよね?と思って朝イチで品川から大阪に強行突破。
という事で、帰り道?に、11時開店と同時にソニーストア大阪へ突入!
あった、あったよMONSTER PC 「VAIO Z」たち!しかも、ブラックとシルバーが2台づつも(;゚∀゚)=3
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「VAIO meeting 2015」で中身丸裸になるほどに堪能してきたから、素でそのままのフィーリングを試したくて。
本音は、ミーティングの時は人が多すぎて、十分にねっとり触れなくて相当モンモンとしてしまったので、今回独り占めして触りたかっただけなんだけど。
今回、 「VAIO Z」が発表されて、やっぱり見た目がVAIO fit 13Aっぽく見えて、コレジャナイとか言われてて、いやそれもごもっとも。
確かに先にフリップ機構で出ちゃってるだけに、そっちに引っ張られるのも無理は無いし、1.34kgという質量をみても最近のウルトラブックほどの軽さのインパクトはないし。
がしかし、これは触らないと、いや、もしかしたら触っただけでも、ヘタしたら気づかないかもしれないのだけど、まず普通にクラムシェルPCとして超爆速。
今までの概念をぶっ飛ばすくらいに速い。
だってそりゃ28WのCPUだし、第二世代のPCIe接続のSSDだし、異常なほどに速い。
かつてのZがーとか、とか言うまえに比較にもならないくらい速い。
シャットダウン時からWindowが起動するまでの待ち時間よりもBIOSの待ち時間が長いと思ったのは初めて。今までのPCのスリープからの復帰くらい。
じゃあスリープからの復帰はというと、0.3秒ってわけがわからない。だって、フタあけるのが遅かったらもう画面出てるから。
それから、PhotoshopだろうがCLIP STUDIOだろうが、使いたいと思って出てくるスピードも速い!
何しても、自分の基準からズレて速い。
Window PCって何かするときって、しばらくたってから使うものっていう概念は一体なんだったのか?もはや全ての動きがAndroidとかiOS的。
キータイピングは、本体を薄型化してる事もあって、Z21的。Z90ほどのキーストロークは期待したらダメ。VAIO Proよりももうちょい浅い。
でもフルキーボードで使えるからタイピングスピードは自分としてはそこまで落ちないから許容範囲だし、タイピングの音静かねー。
静かっていうと、ファンの音もかなり抑えられてて、今まで15WのCPUを冷やすのに耳障りなこともあったのに、28W CPU冷却するとなったら中では大変な事になってるだろうに、VAIO Proよりも気にならないんですけど…。
それから、もう本当に使いたくないくらいだったタッチパッドが超改善!
もう不意にペコペコならないし、ちゃんと思ったところで、左クリック、右クリックできて、ドラッグ・アンド・ドロップもまっとうにできる。何を言ってるんだ?と思うかもしれないけど、今までオマケ程度くらいにしか思えなかったタッチパッドがするする動く。
VAIO Fit Aシリーズで採用されたフリップ機構。一番のみんなからの突っ込みが多いトコ。
これ、ひっくり返ったらタブレットのスタイルになれるんだけど、クラムシェルだけでいいよ、っていう人はおそらくまだコレを本当に使ってないから。
まずこの機構のおかげで、完全な形でタブレットになるし、しかもこの超高速レスポンスで動いたら、Android/iOSのタブレットと同じ感覚に近いスタイルが手に入る。
で、最大の魅力はペンで描ける事。しかも、待望のオーバーフルHD(13.3インチ2560×1440)で。
解像度が上がったから、より紙に近く細かく描ける。
テキスト入力で記録を残すだけじゃなくて、ペンで落書き的にイメージから記録を残すって事が結構貴重。これって使い出すともうなかった事にできなくなる。クラムシェルに限定されていた固定概念は使うと間違いなく変わる。
それに、お絵かきがものすっごい楽しい。しかも、鉛筆で下絵して、ペンで縁取って、エアブラシでグラデーション付けてって、本格的なお絵かきが簡単にこの中で出来るのは個人的には超ツボ。
写真見ても、その緻密さがまるで違っていて、解像度の高さからボケ具合からピントのあったところまでが、全画面表示していてもよく分かるし、色再現性も格段によくなっていて、人肌とかこんなに変わるものかと。
あんなに前まで、オーバーフルHDにしたらバッテリーの持ちが悪くなるから採用しないとか言われてたのに、解像度は高いわ、色は綺麗だわ、なのにバッテリーライフがJEITA2.0で15時間とかいったいなんなんだと。(しかも28W CPUなのに。)
もう上げると切りがないけど、フリップの反転させた時の切り替えもVAIO Fit Aシリーズだと、一呼吸待たされてたのにサクっと一瞬で切り替わる。
細かいとこだと、フリップのロックも画面を反転して戻した時に、わざわざロックしないと画面が不意にプルンって動いてイラっとしてたのに、戻ったときは自動でロックしてくれる。
実際にフリップ機構を使ってて、ささいなイライラが蓄積してたのに、それがサックリなくなってる。
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個人的には、「VAIO Prototype Tablet PC」から感動していた「VAIO Z canvas」が5月発売だから、大まじめにこっちを買う予定にしていて、 「VAIO Z」は我慢しようと思っていたのに。
なのに、「VAIO meeting 2015」で中身をガッツリ知ってしまって、何より開発者の人たちの思い入れを聞いてしまったら、5月の「VAIO Z canvas」まで待てなくなってしまって、今もう全力で欲しい!!
というか、欲しいって言った時点で、あぁ、もう止まらないんだろうなと(*´Д`)ハァハァ
MONSTER PC “VAIO Z” (13.3型ワイド)
ソニーストア販売価格:189,800円(税別)~
・見た目にダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・ワタシ…、名前変わります…。「VAIO Prototype Tablet PC」から「VAIO Z canvas」へ。
・「VAIO Prototype Tablet PC」トークショーに行ってきたけど、ブログ記事間に合わなくて間に合わせの感想だよ。
・「VAIO Prototype Tablet PC」、ソニーストア大阪トークショーレポート(前編)
・「VAIO Prototype Tablet PC」、ソニーストア大阪トークショーレポート(後編)
「VAIO Prototype Tablet PC」
・VAIO.com
・パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)