VGA端子やTPMを搭載、Windows 7Pro(64/32bit)選択可能と、ビジネスユースとしても選びやすくなった「VAIO Fit 15E | mk2」
VAIO製Windows PCのオールインワンスタンダードモデル「VAIO Fit 15E」は、よりビジネスユースに使いやすい仕様へと変更され、新たに、「VAIO Fit 15E | mk2」とネーミングも刷新。
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◆オールインワンスタンダードPC 「VAIO Fit 15E | mk2」
「VAIO Fit 15E | mk2」
15.5型ワイド VJF1521 シリーズ
ソニーストア販売価格:56,800円(税別)~
「VAIO Fit 15E | mk2」は、ホームユースだけでなくビジネスユースとしても基本要件をクリアできるよりオールインワンPCとしてスタンダードなモデルへと変更。
まず仕様として一番の大きな違いは、従来持っていたUSB2.0 x2、USB3.0 x2の合計4つのUSB端子を一つ減らし、現在でもプロジェクターや外部ディスプレイへ接続するために使われる事の多いVGA端子を追加。
従来モデルでは、HDMI出力端子からの変換ケーブルでVGA端子には対応していたけれど、その煩わしさを軽減している。当初どおり、HDMI端子も備えているので、ダイレクトにHDMI、VGAいずれにも対応する。
そして、カスタマイズ上で今まで不満点であった、光学ドライブにようやくBDドライブの選択肢が登場。HDDも500GBに加えて1TBも選択できるようになったため、動画編集からディスク作成や、ホームPCとしての母艦として妥協しなくてもよくなった。
※BDドライブを選択するには、Windows8/Core i7/フルHD液晶/ノンタッチモデルでカラーはホワイトかブラックのみ。
ストレージにはTPMを搭載。万が一、不正アクセスやHDDを取り出されてデータを読み出されようとした場合でも、物理的に分離されたセキュリティチップにキーがあるためより安全にデータを守る事ができる。これもビジネス要件に必要とされるポイント。
また、非常に細かい部分ではあるけれど、内蔵メモリーの8GBを搭載した場合、従来は8GBを1枚としていたところ、4GBx2枚のデュアルチャンネルの仕様に変更されている。
さらに、S4(休止状態)やS5(ソフトウェアによる電源オフ)からでも起動が可能。BIOSセットアップから、ポートやスロットをdisableとする事もできる。
そして、カラーバリエーションにブラック・ホワイトに加えてピンクを追加。ブラックとホワイトという2色だけでは従来のVAIOのカラバリ展開からするとあまりにも選択肢が狭かったところに、ようやく女性でも選びやすいピンクが加わった。
※ピンクは、Celeron/WXGA液晶/ノンタッチ/DVDモデルのみ。(5月下旬先行予約開始)
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ディスプレイは、15インチ大画面にフルHD(1920×1080ドット)の高輝度液晶ディスプレイを選択すれば、 作業効率はもちろん、ハイビジョンの美しさをそのままに再現。大型 BOXスピーカーと、パワフルな重低音が楽しめるサブウーファーを搭載迫力のサウンドを再生する。
プロセッサーの選択肢は変わらず、「Core i7-4510U(2GHz)」、「Core i5-4210U(1.70GHz)」、「Core i3-4030U(1.90GHz)」、「Celeron 2957U(1.40GHz)」の4種類で、エントリーとしての価格は56,800円(税別)~。
OSには、Windows 8.1 Pro/8.1に加えて、Windows 7 Professional SP1(Windows 8.1 Pro ライセンスよりダウングレード)も選べる。
法人向けモデルでは、さらにWindows 7 Professional SP1の「64ビット」だけだはなく、「32ビット」という選択肢もある。
Officeアプリには、「Office Personal 2013」と「Office Premium」からの選択ができる。
「Office Premium」は、”Word、Excel、PowerPoint”などの最新バージョンが永久に使え、クラウドストレージのOne Driveが1TBや、毎月60分のSkype通話、テクニカルサポート、マルチデバイスといった”Office 365コンシューマーサービス”が1年間利用できる。
1年間使った後に、”Office 365コンシューマーサービス”を利用したい場合は、年間5,800円で延長して使用する事もできる。
「Office Premium」には、3種類のグレードが存在。
「Office Personal Premium」+18,000円+税
(Word、Excel、Outlook)
「Office Home&Business Premium」+23,000円+税
(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote)
「Office Professional Premium」+48,000円+税
(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、Publisher、Access)
注意点として、「Office Premium」を選ぶには、OSでWindows 8.1 を選択する必要がある。
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VAIO製「VAIO Fit 15E」は、大画面液晶、光学ドライブなどを装備したスタンダードなWindowsノートPCとして、Windows 7 Professionalの選択肢やプリインストールアプリが非常に少なくてストレージが非常にクリーンというビジネスユースとしても選べる仕様ではあったものの、実際に会社で導入しようとした場合に微妙に要件に足りない部分もあった。
けれど今回のモデルでは、Windows 7 Professional SP1の64/32ビットから選べたり、VGA出力やTPMを備えたりとビジネスユースとして十分に選べる選択肢となるWindows PCとなっている。カスタマイズ上の不満点だったストレージ1TBやBDドライブ、カラバリのピンクといった選択肢が徐々に増えてきて、スタンダードモデルとしてフレキシブルに対応できるようになったのは良くなったポイントといえる。
・発売日に届いたVAIO製「VAIO Fit 15E」を開けてみる。
・VAIO㈱の第1弾モデルとして用意された、クラムシェル型モバイル「VAIO Pro 11/13」
・VAIO㈱から、新しいVAIOに関してのアンケートが来たから自分の想いをぶつけてみよう。
・一人のVAIOファンとして、これからの「VAIO株式会社」に期待をよせて。
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