「Xperia 1 VII」に、かつてのソニー純正写真動画閲覧アプリ「アルバム」をインストールして使ってみる。
Xperia 1 II 以降なくなってしまったソニー純正アプリのといえば「POBox Plus」と「アルバム」アプリ。
最近のXperiaシリーズでは、「Googleフォト」が写真閲覧アプリの標準になってしまっているけれど、それでも一覧性が高い「アルバム」アプリを最新の「Xperia 1 VII」に入れて使いたい!という人のためにインストールして試してみる。
目次
【CAUTION!注意!】
外部よりアプリをインストールすると、動作が不安定になったり故障の原因になります。
この記事を読んで同様の事をして、万が一生じた損害は全て自己責任となり、当方やメーカーは一切その責を負いません。
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●最新Xperia 1 VIIに、ソニー純正の「アルバム」アプリをインストールする。
「アルバム」アプリは、プリインストールされていたモデル(例:Xperia 1、Xperia 5)からすでに6年以上経過している。
Xperia にプリインストールされることもなければ、Google Playで検索しても見つからない。
現状としては、Googleで”SONY Album apk” などと検索して、apk を入手するというイレギュラーな方法で試すしか他に方法はない。
ネット上にあるapkをインストールする場合、不安定になる場合や動作しないなどといったトラブルがつきまとう。
ダウンロードしたapkは、セキュリティの理由から、インストールしようとしても忠告メッセージが出て一旦は拒否されてしまう。
こうした提供元が不明なアプリ(apk)をインストールするには、そのapkを手に入れたアプリ(ここではFile by Google)で[許可]する必要がある。
手順としては「設定」の「不明なアプリのインストール」から「この提供元のアプリを許可」をONにする。
注意書きにある通り、不明なアプリのインストールは行なうのはユーザー自身が責任を負う形となるので注意が必要。
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インストールする「アルバム」アプリのapkのバージョンは 9.9.A.0.20。(2021年5月4日更新バージョン)
このバージョンが最新となるため、今後についてもアップデートはないと思われる。
今回、Android 15の「Xperia 1 VII」に、ダウンロードしたアプリを試してみるとひとまずインストールすることはできた。
基本的な操作をしてみたところフリーズしてしまったり、強制終了してしまったりといった致命的な不具合はないように思える。
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●Xperia 1 VIIに「アルバム」アプリを使ってみる。
「アルバム」アプリを起動すると、写真や動画が日付順で、タイルのようにサムネイル表示される。
快適な動作として、ピンチインやピンチアウトすると写真や動画をシームレスに拡大縮小することができる。
動画には、サムネイル画像の中央に再生ボタンが表示されている。
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「アルバム」アプリ(左画像)は、最大7列表示できる。
Googleフォトアプリ(右画像)では、最大5列表示まで。
「アルバム」アプリは、Googleのフォトアプリに比べると最小化すると一つ一つのサムネイルを小さく表示できるので一覧性が良い。
加えて、いつでもピンチイン・ピンチアウトで変化させられる快適性を相まって実に使いやすい。
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左上(三マーク)のアイコンをタップするか、画面左端をスワイプすると「メニュー」が表示される。
「Xperiaカメラ」、「フォルダー」、「動画」、「お気に入り」から写真や動画を選ぶことができる。
設定では、「ヘッダースライドショー」の表示方法や、「ビデオプレーヤー」のバックグラウンド再生などを変更できる。
テーマは「ライトモード」と「ダークモード」を選択することが出来る。
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「Xperiaカメラ」については、本来の機能としてXperiaのカメラで撮った画像のみを表示するものだったけれど、思ったように動作しない様子。
「Xperia 1 VII」で試したみたところ、動画は表示されるものの静止画については表示されなかった。
ちなみに、「Photography Pro」を採用していたXperia 1 V以前では、静止画も動画も「Xperia カメラ」のフォルダに表示されることはなかった。
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「フォルダー」を開くと、画像などが収録されているフォルダを表示。
フォルダーから保存場所から閲覧できる。
また、外部メモリー(SDカード)についても、内蔵ストレージと同様に「フォルダ」わけされて個別に閲覧できているようだった。
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見たい写真や動画をタップすると大きく映し出せる。
[編集]アイコンをタップした場合、従来のソニー謹製の「画像編集」アプリはインストールされていないため表示されない。
ちなみに「画像編集」アプリを別途インストールしようと試みたものの入れることはできなかった。
とはいえ、「Googleフォト」アプリもしくは、インストールされているアプリによって「Amazon Photo」や「Photoshop Express」などの編集機能と連動して使うことはできた。
「POBox Plus 」や「アルバム」アプリがXperiaに当たり前にあったときを知っていると、なくなると淋しくもなるもの。
さすがにプリインストールされなくなって久しいけれど、こうした方法で一応は復活できる。
ただどうしてもネットからダウンロードしたapkをインストールするという自己責任をともなう利用方法しかないので、不具合と隣り合わせということも理解しておこう。
次回、「Xperia 1 VII」に「POBox Plus 」をインストールしてみる。
アスペクト比 19.5:9 の「Xperia 1 VII」に、ソニー純正の日本語入力アプリ「POBox Plus」をインストールして使ってみる。
Xperia 1 VII から「外部モニター」アプリがなくなってる!?悲しんではいられないので、非公式ながら自力で使えるようにしてみる。
ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。
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●Xperia新製品、アクセサリー
Xperia 1 VII(XQ-FS44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:204,600円(税込)
12GB/512GBモデル:218,900円(税込)
16GB/512GBモデル:234,300円(税込)
カラー:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
スペック:Snapdragon 8 Elite、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」
ソニーストア販売価格:5,500円(税込)
※リングストラップ付属
・Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」製品ページ
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