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povo2.0の「5G SA」を、Xperia 1 VIII(XQ-GE44)SIMフリーモデルで試してみた。

Xperia 1 VIII XQ-GE44 au基地局 5G SA
オンライン専用ブランドpovo2.0が、2026年8月25日(火)から「5G SA(スタンドアローン)」の提供を始めた。

以前、SIMフリーモデルXperia 1 VIII(XQ-GE44)で5Gミリ波と5G SAを検証したときは、povo2.0ではまだ5G SAが提供されていなかったため、つながらないままだった。

そのpovo2.0がやっと5G SAに対応したので、あらためてXperia 1 VIII(XQ-GE44)で本当につながるのか、どれくらい速度が出るのかを試してみた。

先に結果を書いておくと、5G Sub6(n77)ではスタンドアローンでつながって、下りは最大1.90Gbps。ただ、5Gミリ波(n257)は相変わらずノンスタンドアローンのままだった。

※SIMフリーモデルXperiaは対応端末として掲載されていません。

・5G SA提供開始記念キャンペーン | povo2.0

・Xperia 1 VIII ソニーストア購入ページ
・Xperia 1 VIII 製品ページ

・Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー

SIMフリーモデル「Xperia 1 VIII (XQ-GE44)」に待望の5G ミリ波を搭載!実際に、5Gミリ波・5G SA が利用できるか検証してみた。超高速通信はできるものの契約・サービスエリアがネック。

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●povo2.0が「5G SA」に対応。ただしSIMの入れ替えが必要

povo2.0 5G SA eSIM 申し込みと設定完了
povo2.0の5G SAは、今の回線がそのまま切り替わるわけではなく、5G SAに対応したSIMへ交換する必要がある。

eSIMなら、本来はプロファイルをダウンロードして端末側で許可するだけで、手続きはオンラインで済む。

ところが今回はこの切り替えでつまずいてしまい、8月25日に申し込んでから手続きが終わったのが9月16日。約3週間、サポートとのやりとりが続いた。

そのためテストも遅くなってしまった。

同様の手続きをする人のために参考情報を以下に掲載。

・対象はpovo2.0の「通話+データ」プラン。データ専用プランは対象外
・5G SA対応SIMへの交換が必要。今回はeSIMで切り替えたので、手数料は無料だった
・月額の追加料金は今のところかからない
・eSIMの有効化と登録ができるのは9時30分~20時の間

また、2026年8月25日(火)~10月31日(土)に、5G SA対応端末で5G SA対応SIMを申し込んで有効化すると、「データ使い放題ボーナス(24時間)」が1回線につき1回もらえるキャンペーンもやっている。

今回povo2.0が対応したことで、au・UQ mobile・povoと、KDDIのブランドがそろって5G SAに対応した。

povo 5G SA サービスエリア確認
5G SAの提供エリアは、5G Sub6のエリアがそのままSAのエリアという扱い。

ドコモのSAは駅周辺など人の多い場所から広げている段階なので、今のところauのほうがSAを試せる場所は多そうた。

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●Xperia 1 VIII(XQ-GE44)とpovo2.0で、5G SAに接続

Xperiaは「5Gスタンドアローン」をオンにしておく

Xperia 1 VIIIのSIM設定に「5Gスタンドアローン」のスイッチがある。

オンにすることで、SAエリア内にいればSAで接続される。

オフにすればNSAになる。

5G Sub6(n77)でスタンドアローン接続を確認

Xperia 1 VIII XQ-GE44 povo 5G SA n77 接続バンドと通信テスト
バンドや接続方式の確認には、「NewRadioSupporter」アプリの使用。

キャリアはKDDI、5GのSub6ネットワークに接続中、そして「スタンドアローン方式(SA)の5Gに接続中です。」という表示となっている。

今回は無事にau回線の5G SAにつながった。

接続中バンドはn77、周波数は3709.92MHz、NR-ARFCNは647328。

前回の検証では、povo2.0回線だと必ずノンスタンドアローン(NSA)になっていた。

市街地でのスピードテストは、下り594.9Mbps、上り12.8Mbps。

周辺の平均値(ドコモの5Gで81.03Mbps)と比べれば十分速いものの、5G SAと聞いて期待していた速度ではなかった。

Xperia 1 VIII XQ-GE44 povo 5G SA 測定地点
測った場所は、基地局からそれなりに離れていた。

それでは条件のいい場所であればどこまで速度が出るのか気になったので、場所を変えてみた。

基地局の真下でどこまで出るか

Xperia 1 VIII XQ-GE44 基地局直下 通信テスト
鉄塔の立っているauの基地局のすぐ下でテストしてみた。

電波の条件としてはこれ以上ない環境なので、ここで出なければどこへ行っても出ないのではないかと。

Xperia 1 VIII XQ-GE44 povo 5G SA 通信テスト
左が1回目の測定で、下り1.05Gbps/上り36.3Mbps。

右は別のスピードテストアプリで、下り1.47Gbps/上り94.4Mbps、Pingは40ms。

「povo XQ-GE44」と表示されているので、povo2.0とXperia 1 VIIIのSIMフリーモデルで測っていることがわかる。

Xperia 1 VIII XQ-GE44 povo 5G SA 1.90Gbps 接続バンドと通信テスト
何度か測っているうちに数値が伸びていき、左で下り1.86Gbps、右では下り1.90Gbps/上り99.0Mbps。

接続バンドは変わらず、n77(3709.92MHz)のスタンドアローン方式(SA)。

5G SAで今回最も速かった速度が、この下り1.90Gbps。

別の周波数(4009.44MHz)でもSA接続

Xperia 1 VIII XQ-GE44 5Gスタンドアローン設定と通信テスト
同じn77でも、周波数が4009.44MHzのほうにつながることもあった。

こちらもスタンドアローン方式で、下り1.14Gbps/上り28.1Mbps。

同じ場所でNSAとSAを切り替えて比較

Xperia 1 VIII XQ-GE44 5G NSA SA 速度比較
スイッチで切り替えられるので、同じ場所・同じバンドでNSAとSAを比べてみた。左がNSA、右がSA。

「NewRadioSupporter」のアイコンを見ると違いがわかりやすい。

左のNSAは5G Sub6の隣が「4G」。LTEを土台にして5Gを使っている状態になっている。

右のSAは隣も「5G」で、5Gだけで通信している。

速度はこんな感じ。

ノンスタンドアローン(NSA):下り 1.34Gbps/上り 73.3Mbps
スタンドアローン(SA):下り 1.34Gbps/上り 29.2Mbps

下りはどちらも1.34Gbpsで同じ。

ところが上りは、NSAの73.3Mbpsに対してSAは29.2Mbpsと、半分以下まで落ちている。

NSAはLTEと5Gを束ねて通信するので、上りではLTE側も使えているのかもしれない。

一方のSAは5Gだけなので、上りは基地局側の5Gの割り当て次第と思われる。

補足すると、基地局の真下ではSAでも上り99.0Mbps出ていたので、SAだから上りが遅いというわけでもない。

5G SAはそもそも低遅延が売りなので、速度だけで良し悪しを決めるものでもないけれど、同じ場所で上りにここまで差が出るとは思っていなかった。

5Gミリ波(n257)はノンスタンドアローンのまま

Xperia 1 VIII XQ-GE44 5Gミリ波 n257 接続バンドと通信テスト
左が接続バンド、右がスピードテスト。

接続中バンドはn257、周波数は27844.32MHz、NR-ARFCNは2076571。5Gミリ波を掴んでいる。

ただ、表示は「ノンスタンドアローン方式(NSA)の5Gに接続中です。」となっていて、povo2.0が5G SAに対応したあとも、ミリ波はNSAのままだった。

スピードテストは、下り873.0Mbps/上り74.9Mbps。

ミリ波ならもう少し出てもよさそうなものだけれど、1Gbpsには届かなかった。

Xperia 1 VIII XQ-GE44 5Gミリ波 ハイスコアと5Gスタンドアローン設定
アプリによって数字がかなり変わるので、念のため別のアプリでも測ってみた。

左がその結果で、ハイスコアの欄に残ったのが今回の下り2,186Mbps/上り163Mbps。今度は2Gbpsを超えた。

右はそのときの端末の設定で、「5Gスタンドアローン」はオフ。NSAのミリ波のほうが、SAの1.90Gbpsより速い数字になった。

ちなみに、ミリ波のエリアで「5Gスタンドアローン」をオンにすると、ミリ波ではなくn77の5G SAにつながってしまう。

ミリ波を掴ませたいならスイッチはオフが無難と思われる。

povo 5G SA サービスエリア確認
povo2.0の案内ページにも「5G Sub6エリアがSAエリアとなります。」とあるので、ミリ波はそもそもSAの提供対象に入っていないのかもしれない。

Xperia 1 VIII側がミリ波のSAに対応しているのかどうかまでは、今回も確かめられなかった。

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●povo2.0でも5G SAで1.9Gbps。ただしミリ波はNSAのまま


前回Xperia 1 VIII(XQ-GE44)で試したときはpovo2.0だとNSAにしかならなかったものの、今回はSAでつながって下り1.90Gbpsまで出た。

今回測った数値を並べておくと、こんな感じ。

5G Sub6 n77(3709.92MHz・SA):下り 最大1.90Gbps/上り 99.0Mbps
5G Sub6 n77(4009.44MHz・SA):下り 1.14Gbps/上り 28.1Mbps
5G Sub6 n77(同じ場所でNSA):下り 1.34Gbps/上り 73.3Mbps
5G Sub6 n77(同じ場所でSA):下り 1.34Gbps/上り 29.2Mbps
5Gミリ波 n257(27844.32MHz・NSA):下り 873.0Mbps/上り 74.9Mbps
5Gミリ波 n257(27844.32MHz・NSA・別アプリ):下り 2.19Gbps/上り 163Mbps

ただし、同じ場所でNSAとSAを切り替えると上りに倍以上の差が出たりと挙動が掴みづらい。

ミリ波も相変わらずNSAのままなので、ここは引き続き検証してみたい。

月額の追加料金なしで5G SAが使えるので、データ使い放題のトッピングと組み合わせれば、スピードテスト用のサブ回線としてはかなり使いやすくなった。

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●Xperia SIMフリーモデル ラインナップ

Xperia 1 VIII(XQ-GE44)


Xperia 1 VIII(XQ-GE44)
ソニーストア販売価格:

12GB/256GBモデル:235,400円(税込)
12GB/512GBモデル:251,900円(税込)
16GB/512GBモデル:
268,400円(税込)
16GB/1TBモデル :299,200円(税込)
カラー:グラファイトブラック、アイオライトシルバー、ガーネットレッド、ネイティブゴールド(SIMフリーモデル限定)

スペック:Snapdragon 8 Elite Gen 5、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~1TB、デュアルSIM対応、ミリ波対応

ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VIII」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。

「Xperia 1 VIII (XQ-GE44)」の性能をベンチマークテスト( Antutu、3D Mark、ストレージ性能)から検証。Snapdragon 8 Elite Gen 5のパフォーマンスと発熱による挙動の傾向。

SIMフリーモデル「Xperia 1 VIII (XQ-GE44)」に待望の5G ミリ波を搭載!実際に、5Gミリ波・5G SA が利用できるか検証してみた。超高速通信はできるものの契約・サービスエリアがネック。

・Xperia 1 VIII 製品ページ


Xperia 1 VIII純正カバーケース XQZ-CBGE
ソニーストア販売価格:5,500円(税込)

※リングストラップ付属

・Style Cover with Stand for Xperia 1 VIII「XQZ-CBGE」製品ページ

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