[ ASCII.jp x デジタル 掲載 ] シリーズの軌道修正に成功し今でも売れ続ける「Xperia XZ3」
・シリーズの軌道修正に成功し今でも売れ続ける「Xperia XZ3」
Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く ― 第36回を掲載いただきました。
国内モデルのXperiaの歴史をたどるASCII.jpでの隔週連載の第38回目。
2018年後半に、「Xperia XZ3」をNTTドコモ、au、ソフトバンク3キャリアより発売。
「Xperia XZ3」の本体サイズは、158 mm x 73 mm x 最薄部3mm~最厚部9.9 mm。質量は193g。
同クラスの「Xperia XZ2」と比べると、横幅のサイズの違いは1mmとほぼ同じサイズ感のまま、縦方向に「Xperia XZ3」は細長なスタイルへ。
「Xperia XZ2」では横からみると背面が大きく山なりになり全体的にずんぐりむっくりした印象から、「Xperia XZ3」は、有機ELディスプレイを採用したことにより内部構造にバックライトが不要となったぶんだけ薄型化に成功。
前面、背面ともに強度の高いCorning Gorilla Glass 5を採用して、艷やかなガラスの質感とともにスタイリッシュなボディへと刷新。
ディスプレイサイズは18:9のアスペクト比、2880×1440解像度に、ディスプレイサイズは6.0インチへと大画面化。
左右に加えて上下のベゼルに対するディスプレイの専有面積も増加し、本体サイズをキープしつつ大きい画面の操作しつつ、ディスプレイサイドにはタッチすることアプリを呼び出せたりバック動作として使える「サイドセンス」を備えている。
背面には、メインカメラのほかに、NFCとQi(チー)方式のワイヤレス充電、指紋認証センサーを搭載。
指紋センサーは、右手と左手どちらの手で本体をつかんでいても人差し指で簡単に認証解除できるものの、本体を掴んださいに指紋認証の上にあるカメラのレンズを触ってしまうというミスがあるのはやはり場所の問題かもしれない。
そしてXperiaとしては初の有機ELディスプレイは自発光ならではのコントラストの高さや暗いシーンの階調表現、広い色域の表現力。
また、幅広い色域で豊かな自然の色合いや繊細な色の違いが再現する「トリルミナス®ディスプレイ for mobile」や、リアルタイムで映像を解析し、圧縮や伝送により失われた本来の質感やディテールを再現する「X-Reality for mobile」、動画についても高輝度と深い黒の高コントラストが表現できる「ダイナミックコントラストエンハンサー」といったさらに、自社の4Kテレビ「BRAVIA」の技術を取り入れている。
フロントステレオスピーカーは、「Xperia XZ2」と比べて音量は20%アップ、バーチャルサラウンド技術S-Force フロントサラウンドによって仮想的に立体感のある音を再現するので迫力あるステレオサウンドに加えて、コンテンツに合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」もあわせて、動画視聴時に体に伝わる臨場感を味わえる。
メインのカメラはシングルながら約1,920万画素と画素数を抑えた1/2.3型のメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobileとなる「Motion Eyeカメラシステム」を搭載。
ポケットから取り出して構えるだけでカメラを起動する機能や、2枚の写真をとってボケを演出する「ぼけエフェクト」、フルHD画質で最大960fpsのスーパースローモーション撮影や、4K動画撮影ではHLGフォーマットの4K HDRでの撮影など、最新機能が盛り込まれている。
オディオ機能について、ワイヤレスヘッドホンで高音質を楽しめるBluetooth コーデックはLDACとaptX HDに対応。
プロセッサーは、最新のQualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon™ 845」、メモリー(RAM)は4GBを搭載。
ストレージ(ROM)は64GB、外部ストレージは最大400GBのmicroSDXCに対応。
IP65/IP68相当の防水性能と防塵性能を引き続き搭載。
基本デザインは、「Xperia XZ2シリーズ」と変わらないものの、有機ELディスプレイを採用して、より薄くスタイリッシュとなり、「Xperia XZ2シリーズ」で抱えていた不満を解消して、その後の2019年からは大きく革新をとげるモデルへと変わって行く。
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
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●「Xperia XZ3」専用アクセサリー
Xperia XZ3 Style Cover Touch「SCTH70」
●ブラック/グレー/グリーン/レッド
ソニーストア販売価格:5,680円(税別)
Xperia XZ3 Style Cover Touch「SCTH70」は、フルスクリーンウィンドウを搭載して、カバーを閉じたままでもタッチ操作が可能できる「Xperia XZ3」専用のカバー。
ホルダー部にTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を採用して、「Xperia XZ3 SO-01L」本体のデザインにぴったりとフィットして持ちやすい柔らかい手触り。
防水対応(IPX5/8相当)で、装着したままで卓上ホルダ(別売)での充電が可能。
Xperia XZ3 Style Cover Stand 「SCSH70」
●ブラック/グレー/グリーン/レッド
ソニーストア販売価格:3,980円(税別)
Xperia XZ3 Style Cover Stand 「SCSH70」は、カバーの開閉に合わせて画面のオンオフが自動で切り替わる、フリップタイプのプレミアムカバー。
ホルダー部のフックを取り外して、角度調節できるスタンド機能があり、映像の視聴にも便利。
本体と一体感のある形状で持ち心地の良いPUレザー(ポリウレタン製合成皮革)を採用。
防水対応(IPX5/8相当)で、装着したまま卓上ホルダ(別売)での充電もできる。
ワイヤレスチャージングドック「WCH20C」
ソニーストア販売価格:9,980円(税別)
ワイヤレス給電規格Qi(チー)に対応した、縦置き・横置きも可能なチャージングドック。
置くだけで簡単充電が可能。充電ケーブルの抜き差しの手間がなく、接続端子を痛める心配がない。
出力最大9W で、「Xperia XZ3 SO-01L」を高速ワイヤレス充電することができる。
USB Type-C™ 2-in-1 ケーブル「EC270」
ソニーストア販売価格:2,480円(税別)
「Xperia XZ3 SO-01L」にUSB接続することで、音楽を聴きながら同時に充電ができる、3.5mmステレオミニジャックと充電用のUSB Type-C™ジャックを搭載したケーブル。
マイクやリモコンを搭載するステレオミニジャック対応ヘッドセットも使える。
最大500mAの充電が可能。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~20:00
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・ASCII毎週連載:Xperia周辺機器
・ASCII隔週連載:Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く
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