「Xperia XZ Premium SO-04J」Android 8.0(Oreo)へアップデート。「3Dクリエーター」や「笑顔検知して自動で先読み撮影」、「オートフォーカス連写」、「静止画歪み補正」、キャリアアグリゲーションに対応。
NTTドコモで販売されている「Xperia XZ Premium SO-04J」に、Android新バージョンとなる「Android 8.0(Oreo)」と機能追加のアップデートを開始。
・XperiaTM XZ Puremium SO-04Jの製品アップデート情報 | NTT docomo
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●NTTドコモ Xperia XZ Premium SO-04Jの「Android 8.0(Oreo)」へのバージョンアップ
「Xperia XZ Premium SO-04J」に、2017年冬モデルとして発売されたXperia XZ1 (SO-01K)やXperia XZ1 Compact (SO-02K)に備わっている最新OS「Android 8.0(Oreo)」へのバージョンアップを開始。
本体の通知バーに案内が来ているか、もしくは「設定」>「端末情報」にあるAndroidバージョンアップからからも確認できる。
端末でアップデートする場合のかかる時間の目安としては、ダウンロードに約17分、インストールに約30分。
モバイル環境でもFOMA/Xiでダウンロードする場合は通信料金はかからない様子。
実際に、Wi-Fi環境でやってみるとトータルでも20分程度で完了したので、より確実に早くと思えば安定するWi-Fi環境でやるほうがオススメ。
パソコン経由でも可能で、こちらのほうがさらにアップデートの時間は短縮できる。
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●Xperia XZ Premiumに加わった「Android 8.0(Oreo)」の新機能。
アップデートして再起動後に、まずは設定から確認すると、Androidのバージョンは8.0.0に。
ちなみにビルド番号は、47.1.B.5.5。
細々と変更があると思われるけれど、ひとまずは目立ってわかる違いをピックアップしてみる。
外観的には「戻る」、「ホームボタン」、「マルチタスクボタン」のデザインが少し変わり、「システム設定」などのUIが大幅に変更。
シンプルかつわかりやすい配置に変わっている。
マルチタスクがはかどる、地図アプリでナビしながら調べ物をしたり、動画中にメールを見たり、ゲーム中にブラウジングしたりできる「ピクチャー イン ピクチャー」。
Android7.0で追加された「マルチウインドウ」は2分割画面が基本なので微妙に使いにくくて、小さいウィンドウ表示をしてくれる「ピクチャー イン ピクチャー」のほうが便利。
好みで任意の場所に動かせるし、タップすると一回り大きくなって、もう一度アップするとフル画面、下にフリックして終了と操作方法もシンプル。
ただし利用できるアプリは限られていて、設定の「アプリと通知」にある「PIP」にあるものだけ。
さらに言うと、アプリ側が対応してないとちっとも「ピクチャーインピクチャー」としての振る舞いをしてくれない。
現時点(2017年12月18日)で「Xperia XZ Premium SO-04J」でムービーを試してみたところ、「Google Playムービー&TV」では「ピクチャーインピクチャー」できるけれど、「YouTube」と「Netflix」では未対応だった。
一部のアプリでは、ホーム画面に「ショートカット」アイコンを別に置けるように。
例えばTwitterアプリであれば、アイコンを長押しすると、吹き出しが現れて、QRコードをスキャン、新しいメッセージ、ツイートを作成、検索といったショートカットをモトのTwitterアプリとは別に置くことができる。
「Android 8.0(Oreo)」からbluetoothのオーディオコーデックに正式に、aptX HDとLDACをサポート。
もともとXperiaシリーズではLDACは対応していたけれど、新たにaptX HDも備えたので、周辺機器の対応に幅が広がる。
システム的なところでは、ステータスバーと通知領域の設定アイコンの位置が変更に。
また、テキスト選択時にダブルタップすると、住所や電話番号だけを抽出して選択できる「Smart Text Selection」は、切り取りやコピー以外にも住所からグーグルマップを、電話からは電話アプリへ連動。
アプリのログインで必要なIDやパスワードのような情報を自動で入力する「オートフィル」機能も追加される。
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●Xperia XZ1 / XZ1 Compactに備わっている機能をXperia XZ Premiumにも追加。
スキャンできるのは、「顔のスキャン」、「頭部のスキャン」、「フードスキャン」、「自由造形スキャン」の4パターン。
スキャンのやりかたは、「3D クリエ-ター」アプリを起動したのち、指示されたとおりに顔の周囲を撮影するようにまわりこんでいきくキャリブレーションを行う。
「顔のスキャン」を試してみると、顔の面(頭部の前面)だけなので動かし方も簡単。
仕上げの立体造形とするために、顔のまわりでXperiaをなめるように移動させていくと、顔の特徴をおさえるためにポリゴン処理されていき、テクスチャマッピングされた顔の画像が3Dデータとして作成される。
「頭部のスキャン」の場合は360度ぐるっと回り込んでスキャンをしていく必要がありそのぶん時間がかかる。
まわりに動いているものや反射するものがあったり、明暗差が激しいとうまくいかなかったり、加速度センサーで情報を得ているというのもあるので、適度なスピードというかコツも必要。
慣れるまでは難しいけれどリアルな3Dデータが作れる。
出来上がれば、3DアバターとしてカメラのARエフェクトで利用したり、ライブ壁紙に設定したり、3Dステッカーを作ってSNSにアップしたり、3Dプリンターを用いれば立体造形物として出力することもできる。
「笑顔を検知して自動で先読み撮影する機能」「オートフォーカス連写機能」「静止画歪み補正機能」に対応。
「オートフォーカス連写」は、AF/AE追従しながら秒間10コマ/最大10秒で100枚連写できるという機能。
やり方は極シンプル、ただシャッターを押し続けるだけで、ババババババババッと連写し続け、100枚になるまで撮り続けるし、連写した写真はきっちりと一塊のグループとして管理されているので、閲覧時もスッキリ。
笑うと自動的にシャッターをきってくれる「スマイルシャッター」は、笑顔を検知して自動で先読み撮影する機能が加わったことで、笑顔の写真からさらにベストショットを選べるのでかなり使える機能。
「静止画歪み補正機能」は、Xperia XZ Premium登場時に指摘された歪み問題をうけたカタチで、歪みの補正をする機能。
もともとレンズには歪みはあるもののそれを補正するため、人の顔など画質を優先する場合にはOFFにしたほうが得策。
4つの周波数を束ねるキャリアアグリゲーションにも対応して、NTTドコモの高速通信を利用できるのはキャリアモデルの恩恵として大きいところ。
「Xperia XZ Premium SO-04J」は、2017年夏モデルながらもこうして最新OS「Android 8.0(Oreo)」になることに加えて、新モデルのXperia XZ1 (SO-01K)やXperia XZ1 Compact (SO-02K)に備わった新機能もアップデートで対応してくれると、画面違いの3モデルとしての選択肢になるというのは非常にありがたい。
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●高機能へと進化した大画面フラッグシップモデル「Xperia XZ Premium」
機種 | 契約 | 本体価格 | 割引額 | 割引後価格 |
Xperia XZ Premium SO-04J |
MNP | 93,960円 | ▲78,408円 | 15,552円 |
機種 | 契約 | 本体価格 | 月々サポート | 実質負担金 |
Xperia XZ Premium SO-04J |
新規契約 機種変更 | 93,960円 (3,915円/月) |
▲54,432円 (▲2,268円/月) |
39,528円 |
※ドコモオンラインショップは、頭金・機種変更手数料が無料
<Xperia XZ Premium レビュー>
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
Xperiaは、ソニーストア直営店でも展示中。(ただし販売はしていないためご注意ください。)
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00
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・強烈なノイズキャンセリングと周囲の音を操れる便利機能、そして高音質が最高に心地いい、毎日持ち歩きたいワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン「MDR-1000X」