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光学ズームのある手軽なHDムービーカメラbloggie「MHS-CM5」

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・超簡単にHD動画が撮れて、超簡単にYouTubeにアップロードできるbloggie!
の続き。

前回の「MHS-PM5K」の時は、
光学ズームが使えないとブツブツ言ってたので、
光学ズームを搭載した「MHS-CM5」をサラっと使ってみた雑感。


本体以外に揃っているのは
バッテリー「NP-BK1」、AV接続ケーブル、ストラップ、
USB延長サポートケーブル、
PMB(Picture Motion Browser)のCD-ROM、取説。

PM5Kみたいに
メモリースティックPROデュオがオマケで付属してる事はないし、
360ビデオレンズというような飛び道具はない。

なんて事を考えると
実は「MHS-PM5K」って、以外とお買い得なんだなと改めて思ってしまった。


本体の底面のフタを開いて
そこにバッテリーとメモリスティックDuo(もしくはSDカード)を
内部へ装着する。

それから、本体の側面のフタを開けると、
USBが折りたたまっていて、それをよいしょと90度起こして
ダイレクトにPCに接続する。

と言うけど、折りたたみという機構もだけど
その素材感的に強度が持つのか?という心配がよぎる。

USBを起こした奥側に、AV出力端子とHDMI出力端子が見える。
HDMIケーブルを用意したら即ハイビジョンTVとつないで
HD動画を見られるという流れは良い感じ。

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最近のハンディカムと一緒で、
液晶を開くと電源が起動して撮影できる状態になる。

のは、良いのだけど
いきなり不便だと思ったのがこのキャップ式のレンズカバー。

すぐに撮りたいと思った瞬間にパコっと開いたら
真っ暗でキャップが付いたままだったとか、
わかっちゃいてもやりそうで
さらにこのキャップを取りはずすというワンアクションに違和感があったり
終わった後にいそいそとキャップをもどすめんどくささが漂う。

「MHS-CM5」のクルっと回して即撮影というレスポンスは
そう考えるとすごく楽で、触ってると
それぞれのメリット・デメリットが見えてくる。


撮影するスタイルは縦型のシューティングスタイル。
本体の上側にあるボタンはわかりやすくて
真ん中にあるレバーを上下に動かすとズーム、
それを左右にわけて左側のボタンを押し込むと静止画撮影、
右側のボタンを押すと動画の撮影ができる。

それに、やっぱり光学5倍のズームがあるだけでも
随分と撮影の余裕ができるというか構図が思ったとおりに決めやすくて
「MHS-CM5」の利点はここにある。


撮影モードの範囲は、
動画が
「1920×1080 30p」、「1280×720 60p」、
「1280×720 30p」、「640×480(VGA)30p」の4段階。

静止画が
「5M(4:3)」、「4M(3:2)」、「3M(4:3)」、
「2M(16:9)」、「VGA(4:3)」の5段階。

電子式手ブレ補正を利用するには
「1280×720 60p」と「640×480(VGA)30p」に限られる。

特に最大に望遠ズームした時には意図せずブレてしまうので
撮影時にはちょっと気をつかってあげないと
後で見たら酔いそうな動画になるので注意。


液晶ディスプレイは、2.5型サイズで
あまり大きくはないけれど
アスペクト比は4:3で静止画なら全画面になるし
HD動画を撮影する際に16:9になっても極端に小さくはならないので
「MHS-PM5K」みたいに撮影時の画面が小さすぎるというストレスはない。

ただ、いきなり気になったのが液晶の暗さで
設定にある「画面バックライト」を
「ノーマル」から「明るい」に変更するとそこそこ明るくなるのだけど
電源を切ったらまた「ノーマル」に戻ってるのであれ?と思うことがしばしば。

おそらくバッテリーの消費を防ぐ手立てなんだと思われるけど
いちいちデフォルトに戻るのはうっとおしい。

液晶の視野角もあまり広くなくて
ちょっとの角度差で見えにくくなったりするので
実際に撮影している状態が把握しにくいのもちょっとイラっとする。

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ぶっちゃけた見た目の印象。
本体のボディカラーはPM5Kの限定カラーのパープルと同色。

正面と背面のシルバーのアルミ風のパネルや
カメラ部のキャップあたりからチープさ加減が漂うのは
価格的には仕方がないところなのか。

スタイルが「HDR-TG5V」のように
よりハンディカム的な外観をしているので
同じような期待をしてしまうと
そのギャップに引いてしまうかもしれない。


そのシューティングスタイルという点で同じ「HDR-TG5V」との
大きさ的な比較をしてみると
「MHS-CM5」が、幅39.0×高さ101.4×奥行67.1mm
「HDR-TG5V」が、幅30×高さ117×奥行62mm。

「MHS-CM5」は、タテヨコのサイズ的にはコンパクトにまとまってるのに
レンズ部がボコっと大きく出っ張っている部分のインパクトが大きくて
あまり小さく見えない。

のだけれど、重さとしては
「HDR-TG5V」が280gあるのに対して
「MHS-CM5」は196gと約2/3程度ととても軽い。

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さすがにハンディカムと比べると酷なので、
bloggie同士で比べてみると
光学ズームが欲しいと思えば「MHS-CM5」が魅力だけど
コンパクトさや手軽さという面では「MHS-PM5K」のほうが有利。

機能的な要不要は人それぞれではあるけれど
ひとまずいつも持ち出してHD動画を撮影出来るといった手軽さが
3万円弱の価格で手に入るので、
とりあえず動画を撮ってYouTubeにアップロードしてみようとか
軽い衝動から始めるにはおもしろいガジェット。

しつこいけど
動画や静止画のより高いクオリティを重視するなら、
bloggieじゃなくて、ハンディカムやサイバーショットを強く勧めるし
その価格差の価値は必ずある。

Twitterで何かをつぶやき中。ID:kunkoku

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2件のコメント

  1. rough より:

    おはようございます。
    MHS-CM5買っちゃいました。
    かなり昔にHandyCam使ってましたが、久しぶりのビデオカメラです。
    本当はちゃんとしたものが欲しいところですが、お手軽で光学ズームがついているのが欲しかったのでコレにしました。
    仰るとおりチープさが漂いますが、コレはコレでOKだと思います。
    自分的には画のクオリティもこのクラスだと問題ないレベルです。
    ただ手ブレ補正はやはり弱いですね。
    しっかりホールドしないと(更にズームすると)ブレブレです。
    まぁ8mmのころは手ブレ補正なんかなかったので慣れてますが^^;

  2. kunkoku より:

    >roughさん
    確かに価格相応というか、この価格帯でフルHDが撮れちゃうという事がすごすぎますよねw
    8㎜もそうですが、DVになってもスタンダード画質では緻密な部分が再現しきれないですけど、フルHDであれば本当に綺麗な動画が残せますからね!
    そうですねー、あとはブレとの戦いなので撮る時にウッ!って息を止めて出来る限り静止して撮る作戦がベターですよねw