ソニーのホームシアター「HT-A9000、HT-A8000、HT-A9M2」で、「IMAX® Enhanced」認証の音声機能を利用するには？

ソニーから発売されたばかりの、サウンドバーBRAVIA Theater Bar 9「HT-A9000」、BRAVIA Theater Bar 8「HT-A8000」、ホームシアターシステムBRAVIA Theater Quad「HT-A9M2」の再生方式に、「ドルビーアトモス」と「DTS:X^™」だけでなく、「IMAX® Enhanced」 の認証も取得していることが海外情報からわかっている。

けれど、日本では情報が公開されておらず、実際にはどうすれば利用できるかわからなず、不明な点が多い。

そこで、「IMAX® Enhanced」を利用できるようになる条件を調べてみた。

ソニーのホームシアターシステム・サウンドバー「HT-A9000、HT-A8000、HT-A9M2」にアップデート配信。「IMAX Enhanced」機能が追加！

＜追記＞2024年9月11日（水）に、IMAX Enhanced機能に対応するアップデートが配信。

・サウンドバー／ホームシアターシステム | ソニー

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●ソニーのホームシアター製品の「IMAX Enhanced」認証を取得した状態とは？

今年発売されたサウンドバーBRAVIA Theater Bar 9「HT-A9000」、BRAVIA Theater Bar 8「HT-A8000」、ホームシアターシステムBRAVIA Theater Quad「HT-A9M2」は「ドルビーアトモス」と「DTS:X^™」だけでなく、「IMAX® Enhanced」 認証も取得していると掲載されている。

「IMAX® Enhanced」というのは、映像と音響にも与えられる認証システムだけれど、ここでのホームシアター製品については音響についての認証のこと。

この情報は、海外のソニー公式サイトにしか書いておらず、日本の公式サイトには情報が載っていない。

上の画像のように、海外公式サイトには「IMAX® Enhanced」 認証のマークも確認できる。

一方で、日本公式サイトには「ドルビーアトモス」と「DTS:X^™」の対応しか記載されていない。

なぜこのような違いがあるのだろう？

実は、発売されているホームシアターシステム3モデルともに「IMAX® Enhanced」 認証は取得していても、現時点では製品自体が対応していない。

「IMAX® Enhanced」 認証は夏ごろ配信の本体ソフトウェアアップデート後に対応

調べてみると、「IMAX® Enhanced」 認証は、現時点では対応しておらず、後日アップデートによる対応となることが記載されている。

海外サイトを詳しく調べてみると、「IMAX ® Enhanced 機能は、2024 年夏頃のファームウェア アップデートで利用可能になります。」という文言が記載されている。

つまりは、今年夏ごろに予定されているファームウェアアップデートまで待ってねと。

「IMAX® Enhanced」 機能を使うにはオプションリアスピーカー、サブウーファーが必要

さらに、ホームシアターもサウンドバーも単体では「IMAX® Enhanced」 機能を利用できない。

オプションスピーカーやサブウーファーと組み合わせて初めて「IMAX® Enhanced」 を利用可能になる。

それぞれの必要なオプションは以下の通り。

サウンドバー
BRAVIA Theater Bar 9「HT-A9000」：リアスピーカー（SA-RS5またはSA-RS3S）+サブウーファー（SA-SW5またはSA-SW3）
BRAVIA Theater Bar 8「HT-A8000」：リアスピーカー（SA-RS5またはSA-RS3S）+サブウーファー（SA-SW5またはSA-SW3）

ホームシアターシステム
BRAVIA Theater Quad「HT-A9M2」：サブウーファー（SA-SW5またはSA-SW3）

サウンドバーはリアスピーカーとサブウーファーを組み合わせ、ホームシアターシステムはサブウーファーを組み合わせる必要がある。

おそらく国内でも夏ごろには利用可能となるアップデートが配信されるはず。

「IMAX® Enhanced」 機能を体験したい場合は、オプション製品を前もって準備しておくと良いかもしれない。

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