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「Xperia 1 VI」に使うMicroSDカードはどれを選べばいいの?内部ストレージと、MicroSDカードの転送スピードが利用時に及ぼす影響を検証。

「Xperia 1 VI(XQ-EC44)は、メモリーとストレージ容量を自分の使い方に合わせて選ぶことができるけれど、どれを選べばいいの?

外部ストレージとしてMicroSDカードも利用できるし内部ストレージの容量は大きくなくてもいいかも?とか、MicroSDカードはどれを買えばいいの?と悩みはつきない。

そこで、実際に本体の内部ストレージの容量の違いやアクセススピード、MicroSDカードの利点や注意すべきところを探ってみる。

・Xperia 1 VI 製品ページ
・SIMフリーモデルXperia 1 VI 購入ページ

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●Xperia 1 VIは、2つのストレージ容量から選べる。

「Xperia 1 VI(XQ-EC44)は、RAM・ROM(メモリ・ストレージ容量)を「12GB/256GB」、「12GB/512GB」、「16GB/512GB」の3種類から選べる。

ストレージの選択肢としては、256GB512GB

注意点としては、最上位モデルの「16GB/512GB」を選ぶ場合は、4色あるカラバリのうちブラックとカーキグリーンのみとなること。

12GB/256GBモデル 12GB/512GBモデル

左画像は、256GBモデルは初期セットアップ直後のもの。

空き容量は約229GBあって、これだけみると余裕があるように見える。

一方で右画像は、512GBモデル。

こちらは、以前使っていたスマホ(Xperia 1 V)からデータをコピーした状態。

この時点で224GBも消費していて、すでに残りは約288GBとなっている。

もしも256GBモデルを選んでいたら買い替えたばかりにもかかわらずストレージ残量がギリギリになるところだった。

スマホに依存してデータを貯め込む事も増えていて、今後もたくさんデータを消費するなと思えば、大容量ストレージを選ぶことをオススメする。

「Xperia 1 VI」と「Xperia 1 V」内部ストレージの違い。

次に、同じストレージでもXperia 1 VI」と「Xperia 1 Vでアクセススピードの違いがあるのか?

アプリでストレージのアクセススピードを計測してみた。

          Xperia 1 VI Xperia 1 V
シーケンシャル書込 965 MB/s 853 M B/s
シーケンシャル読込 1.80 GB/s 800 M B/s
ランダム書込    43.0 MB/s 39.8 M B/s
ランダム読込    34.5 MB/s 18.9 B/s

このベンチマーク結果をみると、Xperia 1 VIが高速だとわかる。

あくまでも結果からの推測だけれど、ストレージの規格はXperia 1 V」がUFS 3.xで、「Xperia 1 VIがUFS 4.0だと思われる。

実際の体感でそのスピードの差を感じる事はほぼないとはいえ、例えば巨大なデータのゲームのロードする時間や、PCと接続して大きなデータの受け渡しをする場合などのレスポンスに少なからず影響はあるかもしれない。

●便利なmicroSDカード運用

Xperia 1 VI(XQ-EC44)は、外部ストレージとして最大1.5TBのmicroSDXCに対応している。

内部ストレージに入り切らないデータは、MicroSDカード でその容量を確保するという方法もある。

MicroSDカードには、写真・音楽・動画データを移行することもできるし、アプリの一部データを保存することもできる。

MicroSDカードの有効な使い方のひとつとして、動画や音楽、電子書籍アプリのデータをスマホにダウンロードして使うとき。

例えば、飛行機に乗ってたりインターネットが不安定な環境でも、欲しいコンテンツのデータをあらかじめダウンロードしておけば、オフラインでも安定して視聴できる。

<外部ストレージに保存できるアプリ例>
・YouTube
・Netflix
・Amazonプライム・ビデオ
・Hulu
・ディズニープラス
・Amazon Music
・Spotify
・YouTube Music
・kindleストア
・楽天Kobo
・コミックシーモア
etc

動画・音楽・電子書籍アプリからたくさんコンテンツをダウンロードしていると、いつのまにかかなりの容量を消費してしまう。

これらの保存先をSDカードにしておけば、内部ストレージを消費せずにすむ。

注意)ダウンロードしたデータはサービスに付随するアプリのみ利用可能。またサービス解約後は利用不可。

では、どんなMicroSDカードを買えばいいのだろう?

MicroSDカード選びについての注意点

MicroSD カードが使えると便利だけれど、MicroSDカードと一言で言ってもたくさん種類がある。

容量についてはすぐにわかるとして、気にしておきたいのは転送スピード。

シンプルに、写真・音楽・動画データを保管しておいて、スマホで再生する使い方であれば深く考えなくても良いかもしれない。

けれど、スマホで写真・動画撮影する時に、MicroSDカードを保存先にする場合には事情が変わってくる。

例えば、Xperia 1 VIのカメラアプリでは、記録する映像の保存先を「内部ストレージ」と「SDカード」に切り替えができる。

ただし、撮影条件によって”高速書き込み可能なSDカード(V30以上推奨)”を使ってねという注釈がある。

<撮影条件>
・RAW形式での写真撮影
・4Kビデオ撮影
・スローモーション
・120fps

これを見ると、安定して撮影するには高速にデータを書き込めMicroSDカードが必要だという事が伝わってくる。

SDカードの転送スピードについては、ソニーのサイトを参照するとわかりやすい。

SDカードの性能を判断する指標として、以前から「スピードクラス」、「UHSスピードクラス」といったものがあった。

最近では動画記録に必要な指標として「ビデオスピードクラス」が記載されているものが増えている。

ややこしいのは、SDカードにかかれている◯◯MB/sは、あくまでも最高に出せる速度であって、一瞬でもそのスピードが出せればうたえる数値でしかない。

一方で、「ビデオスピードクラス」は最低書き込み速度、最低でもこのスピードが出ますよを保証する数値。

根本的に意味が違う。

MicroSDカードの違いによって、転送スピードの違いを検証。

Xperia 1 VIで利用するのであれば、ビデオスピードクラスV30に対応したMicroSDカードを選ぶのがベター。

V30は、最低書き込み速度が30MB/秒
V60は、最低書き込み速度が60MB/秒
V90は、最低書き込み速度が90MB/秒

もっと高速なV60以上のMicroSDカードというのもあるけれど、そのぶん価格に跳ね返ってくるのでおサイフと相談して決めたほうが良い。


参考までに「Samsung microSDカード 512GB EVO Plus MB-MC512KA/EC」を、PCにカードリーダー経由でベンチマークを計測してみると。

平均値として読み込みスピードは98MB/s、書き込みスピードは86MB/sという結果だった。

これを踏まえて、Xperia 1 VI」と「Xperia 1 Vに挿入してベンチマーク測ってみた。


(画像左:Xperia 1 V 、画像右Xperia 1 VI)

      Xperia 1 V Xperia 1 VI
シーケンシャル書込 29.3 MB/s 30.7 MB/s
シーケンシャル読込 43.6 MB/s 44.5 MB/s
ランダム書込   1.5 MB/s  1.6 MB/s
ランダム読込   7.7 MB/s  8.0 MB/s

結果からすると、どちらもほぼ同じスピード。

これでわかるのは、読み込み(約44MB/s前後)、書き込み(約30MB/s前後)ともにPCで計測したほどのスピードが出ていないという事。

本体の内部ストレージはこれよりも遥かに高速なので、おそらく「eSIM兼用のMicroSDカードトレイ」のスロットがボトルネックになっていると思われる。

ということは、Xperiaに挿入して使う限りでは、V60以上を利用してもV30を利用しても転送スピードは変わらないという事になる。

さてもうひとつの疑問として、以前から使っていたMicroSDカードを使いまわしてもいいのか?と言う事。

実際に以前使っていた古めのMicroSDカードを引っ張り出して実際に検証してみた。

試してみたのは、以下の3つのMicroSDカード

Samsung microSDカード 512GB EVO Plus MB-MC512KA/EC
・Transcend MicroSDカード 64GB (販売終了)
・SONY MicroSDカード 8GB SR-8UY(販売終了)

Samsung microSDカード 512GB EVO Plus Transcend MicroSDカード 64GB SONY MicroSDカード 8GB SR-8UY

 

まずはそれぞれに、PCにカードリーダー経由でベンチマークを計測してみた。

ビデオスピードクラスV30に対応した「Samsung microSDカード 512GB EVO Plus」は、読み込みスピードは98MB/s、書き込みスピードは86MB/sという結果。

それに対して、「Transcend MicroSDカード 64GB (販売終了)」は、読み込みスピードは96MB/sと高速なものの、書き込みスピードが23MB/sとガクっと遅くなる。

「SONY MicroSDカード 8GB SR-8UY(販売終了)」はかなり古いタイプのもので、読み込みスピード47MB/s、書き込みスピードが14MB/sで、読み書きともにかなり低速。

Samsung microSDカード 512GB EVO Plus Transcend MicroSDカード 64GB SONY MicroSDカード 8GB SR-8UY

 

次に、これら3枚のMicroSDカードをXperia 1 VIのスロットに挿入して、スマホ内での転送スピードを調べてみた。

読み込みスピードについては、先ほどの検証結果と同じく「eSIM兼用のMicroSDカードトレイ」のスロットのボトルネック(上限)にひっかかってか、3枚ともに40MB/s代にとどまっている。

ここでわかるのは、MicroSDカードにデータを入れて読み込む使い方(データの保管庫)であれば差が生まれにくいという事。

そしてもう一つ重要なのは、書き込みスピード。

ビデオスピードクラスV30に対応した「Samsung microSDカード 512GB EVO Plus 」は、30MB/sを保持。

「Transcend MicroSDカード 64GB (販売終了)」は、15MB/sと低くなったうえに、転送速度のグラフは時折極端に落ち込んだりと不安定。

「SONY MicroSDカード 8GB SR-8UY(販売終了)」に至っては、11MB/sと最も低くなっている。

●書込み速度の遅いMicroSDカードが、Xperiaで撮影時に及ぼす影響

書込みスピードの遅さが最も影響するのは、カメラアプリで写真/動画の保存先をMicroSDとしたとき。

転送速度の遅いMicroSDを保存先に設定しても、使えるか使えないかでいえば”使える”

ただし、Xperia 1 VIのカメラアプリで4K 120fpsビデオ撮影やスローモーション撮影をしてみたところ、録画が終わった直後に身動きがとれなくなることがわかった。

その撮影の様子を動画にしたのが以下。

録画したデータをMicroSDに書込み終えるまでに時間を必要としまうために、次の動作にうつることができない。

ビデオスピードクラスV30のMicroSDカードであれば、書込み時間はかなり短いものだった。

<4K 120fps 10秒間撮影後のフリーズタイム >
転送速度の遅いSDカード … 約14秒
ビデオスピードクラスV30のSDカード … 約1秒
内部ストレージ … 約0秒

<4K 1/4スローモーション 10秒間撮影後のフリーズタイム >
転送速度の遅いSDカード … 約20秒
ビデオスピードクラスV30のSDカード … 約2秒
内部ストレージ … 約0秒

カメラ撮影時に身動きのとれない時間があるのは致命的。

高速なMicroSDカードを使うか、内部ストレージに設定したまま使うのが良いという事がここではっきりとわかる。

ちなみにXperia 1 VI のカメラアプリで連続撮影する場合。

ドライブモードを「連続撮影 :Hi+」にして撮影すると、画像の保存先をMicroSDカードに設定していても、強制的に内蔵ストレージに画像が記録される。

これはこういった仕様だという事を理解しておこう。

書込みに待たされる時間は0秒、まったくなかった。

また、いかに内部ストレージが高速とはいえ、「HDR連続撮影:Hi」で撮影した場合には、データ量が非常に巨大なためか書き込みに待たされる時間がかかった。

約60枚を連続撮影したのちに、内部ストレージに保存しているメッセージが現れて約20秒間待たされた。

ヘビーな動画を撮ることがなかったり、連写を多様せずJPEG写真を気軽に撮るよくらいのスタンスであれば、MicroSDカードの転送速度のことは気にしなくても良いかもしれない。

カメラアプリで撮影時に大きなデータになる「RAW形式での写真撮影」、「4Kビデオ撮影」、「スローモーション」、「120fps」といった条件で撮影する事があるなら、ビデオスピードクラスV30以上のMicroSDカードを使うか、もしくは内部ストレージに記録することをオススメする。

●内部ストレージとMicroSDカードを最大限に活かす!

長々と検証したけれど、結果として外部ストレージ(Micro SDカード)が使えるのは利点であることには変わりなく。

ただし、MicroSDカードを選ぶさいには、容量や価格だけでなくて、転送スピードも気にしたほうが良い。

ビデオスピードクラスV30対応のMicroSDはそこまで高価でもなく、容量も大きめのものが選べるはず。

そして、MicroSDカードで容量を補填できるとはいえ、転送スピードについては内蔵ストレージが圧倒的に早いという事。

内部ストレージへのアクセスの速さとそのまま保存できる利便性を考えると、内部ストレージが大きいにこしたことはない。

使い方としては、視聴用の音楽や動画、書籍データなどはMicroSDカードにまかせて、カメラでの撮影の保存先は内蔵ストレージといった具合に、格納先をは使い分けることでレスポンスを最大限発揮しつつも大容量なデータの運用ができて良いかもしれない。

最近ではすっかりmicroSDカードを利用できるスマホは減ってきているので、そう考えるとXperiaは貴重なスマホだと言える。

ソニー フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI 」のことがわかる記事まとめ。実機レビュー、モデル比較、検証や設定チップスなど。

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●Xperia新製品、アクセサリー


Xperia 1 VI(XQ-EC44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:189,200円(税込) 発売日2024年6月21日(金)
12GB/512GBモデル:204,600円(税込) 発売日2024年6月21日(金)
16GB/512GBモデル:218,900円(税込) 発売日2024年8月23日(金)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレット

スペック:Snapdragon 8 Gen 3、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応

16GBモデルはブラック、カーキグリーンのみ

・Xperia 1 VI 製品ページ


Style Cover with Stand for Xperia 1 VI「XQZ-CBEC」
ソニーストア販売価格:4,950円(税込)
カラー:ブラック、プラチナグレー、カーキグリーン、スカーレット

※リングストラップ付属

・Style Cover with Stand for Xperia 1 VI「XQZ-CBEC」製品ページ

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