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デジタル一眼カメラα7 V「ILCE-7M5」の消費電力を、α7IV、α1II と比較してわかった圧倒的な省電力化と電力効率。


部分積層型 3,300万画素 35mm フルサイズ Exmor RSセンサーとαとしては初のAIプロセッシングユニットを統合した画像処理エンジンBIONZ XR2を搭載するデジタル一眼カメラα7 V「ILCE-7M5」

画像処理エンジンBIONZ XR2となったことで大幅に効率化された消費電力について、実際に省電力になっているのか?

他のαとともに比較して調べてみた。

・α7 V | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

・デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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●α7 Vの高効率な消費電力は本物か?


α7 V電力効率の良くなった 画像処理エンジン「BIONZ XR2」の恩恵によって、大幅にバッテリーの持ちが向上している。

メーカーの公称値を比較した上図を見てもわかるとおり、”撮影可能枚数”、”動画撮影時間”が増加、そして消費電力も大幅に削減されている。

ここで、本当に消費電力が下がっているのか?実際に調べてみる。


消費電力の測定方法についてはまず、DCカプラー「DC-C1」を使用。

DC-C1は、USB PD(Power Delivery)に対応したACアダプターを利用することで、カメラに電力を供給できるアイテム。

ここで、USBケーブルに流れる電圧電流を測定することで、消費電力のおおまかな数値が測定できる。


電力の測定には、スマートフォンなどの充電電力を調べられるUSBの電力チェッカーを使用。

今回検証するのは、α7 Vのほかにα7 IVα1 II

「静止画 ・無操作」、「静止画 AFオン」、「連写時」、「動画・ 無操作」、「動画 撮影時」のそれぞれの消費電力を計測してみた。

なお、動画撮影時の設定は、「4K 60p(α7IVは4K 30p)」としている。

α7 V「ILCE-7M5」消費電力

<α7V 消費電力>
静止画 無操作:4.202W
静止画 AFオン:5.987W
30コマ 連写時:9.311W
10コマ 連写時:8.212W
 動画 無操作:6.769W
 動画 撮影時:8.571W

α7 IV「ILCE-7M4」消費電力

<α7IV消費電力>
静止画 無操作:4.745W
静止画 AFオン:5.748W
10コマ 連写時:8.774W
 動画 無操作:8.975W
 動画 撮影時:9.497W

α1 II「ILCE-1M2」消費電力

<α1II消費電力>
静止画 無操作:5.826W
静止画 AFオン:6.649W
30コマ 連写時:13.102W
10コマ 連写時:10.907W
 動画 無操作:9.989W
 動画 撮影時:11.726W

消費電力比較

α7 Vα7 IVα1 IIの個別のデータを表にしてまとめると以下のようになる。

それぞれの消費電力のほか、α7 Vと比較して消費電力の差を色付きで掲載。

見てわかるとおり、ほとんどのシチュエーションででα7 Vの消費電力が低い事がわかる。

唯一、α7 IVの「静止画AFオン」の消費電力が低くなっているのは、α7 IV は「AIプロセッシングユニット」を備えていないためその分電力の消費が少ないからだと思われる。

また、フラグシップモデルα1 IIと比較すると最大で約3.8Wも消費電力の差がある。

特に「30コマ/秒連写」の消費電力は13Wを超えて大きな電力を必要としている事もわかる。

「動画撮影」についても、α7 Vの消費電力は8.57Wに対して、α1 IIの消費電力は11.73Wで、待機時の消費電力とあわせてバッテリーの持ちに大きく影響しているのは想像に容易い。

そして、電力の大小は発熱量にも違いとしてあらわれる。

「動画撮影」のさいにα7 Vが消費電力が低いという事は発熱が少なくより長時間撮影が可能になる。

最も利用頻度の多くなると思われる「4K 60p撮影」を使うとして真夏のような「環境温度40℃」でも、α1 IIは約20分しか連続撮影できないのに対して、α7 Vは約60分もの連続撮影が可能になっている。

α7 Vの圧倒的な省エネな電力効率は、バッテリーのスタミナ性能に加えて、撮影時の発熱で使えなくなってしまうかもしれないという不安を払拭する実用性につながる。

 

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●塗り替えろ。 Redefine basic α7V「ILCE-7M5」


デジタル一眼カメラ α7 V「ILCE-7M5」
2025年12月9日(火)10時予約開始
2025年12月19日(金)発売
市場推定価格:420,000円前後(税込)
ソニーストア販売価格:416,900円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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・α7V「ILCE-7M5」新機能① ボディの低消費電力化に加えて、バッテリーの持ちと実用性を兼ね備えた「モニター低輝度」を追加。
・α7V「ILCE-7M5」新機能② 静止画と動画の画面表示をそれぞれカスタマイズ、”ヒストグラム+水準器”同時表示、ファインダー画面下の「フッターカスタマイズ」が可能に。
・α7V「ILCE-7M5」新機能③ 全てのRAWファイルフォーマットで、30コマ/秒の高速連写・14bit RAW 記録ができる。

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●その他検証モデルラインアップ


デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」

ソニーストア販売価格:361,900円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
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デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4K」ズームレンズキット
ソニーストア販売価格:383,900円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

 

・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の熱耐性能について、海外のソニー公式ページから調べてみる。α7 IV、α7SIII、FX3、α1の動画連続撮影比較。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の新機能「フォーカスブリージング補正」と、その対象レンズについて確認してみる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は本体内ソフトウェアアップデートが可能!? メモリーカード内に保存したファームウェアデータを使って実行できる様子。PCいらずで、スマートフォンやタブレットだけでもアップデートできる可能性。


デジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」
ソニーストア販売価格:990,000円(税込)
市場推定価格:990,000円(税込)前後

●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

<レビュー>
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その1)欲しい一瞬に遡れる「プリ撮影」、被写体を逃さない「AIプロセッシングユニット」がフラッグシップモデルについに搭載。
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その2)深いアイピースカップ、4軸マルチアングル液晶モニター、大型化したグリップ、Aマウントへの回帰か?プロ機としての佇まいを手に入れたボディ。

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