SmartWatch 3「SWR50」を使ってみた。まずは外観レビューとセットアップ。
Sony Ericsson時代の時計スタイルの「MBW-150」から、全面がディスプレイになった「liveView」、そして、「Smart Watch(MN2)」、「Smart Watch2」とウェアラブル端末に夢を見続けていったいこれで何個目なのか。
こりもせず今回も買うよね、という事で、SmartWatch 3「SWR50」を入手。しかも、国内版のほうが安く出てるのにもかかわらず、ほんの少し速く試せるからという理由だけでグローバル版を先に手に入れてみた。
・ソニエリ製のBluetooth腕時計「MBW-150」をAndroidと連携してみる。
・Xperia(Android)と連動させて超絶におもしろいソニエリ製の“LiveView”
・「SmartWatch MN2」をXperiaと連携させていろいろ弄ってみた。
・SmartWach3 SWR50
-----------------------------
●「SmartWatch 3」を開けてみよう。
SmartWatch 3「SWR50」
ソニーストア販売価格:24,880円(税別)
●ブラック/ライム(現時点ではブラックのみ先行予約販売受付中!)
☆SMART STYLEキャンペーンで5,000円キャッシュバック
この価格から「AV10%OFF」クーポンを使うと10%OFF安くなって、対象のXperiaを持っているとEdy 5,000円分キャッシュバックのキャンペーンもあったりと海外版よりも圧倒的に安い国内版というのも珍しい。
パッケージは、珍しく半分がクリアなプラスチックパッケージ。
中身の構成はものすっごいシンプルで、SmartWatch 3「SWR50」本体と、microUSBケーブル、取説。
コアユニットの部分の外形寸法は、縦約51 ×横約36 ×厚さ約10mmで重量は38g。コアユニットの小ささからすると単独で持つとズシとした重みがある。LiveVIewからの変遷をみると、最初のおもちゃっぷりからは徐々に質感は良くなってきているのはわかる。
ディスプレイのサイズは1.6インチで、前モデルのSmartWatch2と同じ表示サイズで、解像度は220×176ドットから320×320ドットにアップしている。
第一印象があまりにも良くないのが、ゴムゴムなシリコンバンド。お世辞にもかっこ良くない。せめて初代「SmartWatch(MN2)」みたいに汎用の時計替えバンドが付け替えられる仕様にしてくれればよかったのにどうしてこうなった、というのが最初の印象。
理由は、コアになる部分が防水防塵機能(IP68相当)を備えているという事らしく、このシリコンバンドごと付けたままシャワーを浴びたり、水の中に浸っても大丈夫なアクティブさを持ってるよという事らしいけど、このカオナシみたいなすっぽりシリコンのセンスはどうかと…。
救いは、リストバンドの留め具とかコアの背面は金属でできてる事もあって、現物を手にとってみるとweb画像で見たよりも質感はまだ悪くなかった。
これから先、サードパーティ製のSmartWatch 3専用の換えバンドが出てくる見込みもあるらしく、そうすると全体的な印象もガラっと変わりそうでもあるので、それも楽しみにしてみよう。
ちなみに、コアユニットは、内型に押した時にだけ外れるようになっていて、シリコンバンドは留め具でカッチリ装着するので、腕に身につけている限りはコアユニットが誤って抜け落ちるなんて事はない。
そして、このコアユニットが、今までのようにAndroidをベースにした独自のOSで出来てたものから、SmartWatch 3は、今年発売されている他のスマートウォッチたちと同じく、ウェラブル端末用の”Android Wear” というOSで動作する。
プロセッサーは、Snapdragon 400(1.2GHz Quad-core)ロセッサー、512MBのメモリーと4GBのストレージを内蔵していて、ちょっと前のAndroid端末のようなスペックをこれだけに搭載しているという事になる。
それから、センサーには、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、GPS、光センサーを備えていて、同世代のスマートウォッチの中では一番といっていいほど機能モリモリなので、見た目がイヤーンと思っても、削られてる機能がないというアドバンテージはあると思うと、少し気が楽になる。
背面にあるカバーをはずすと充電用のMicroUSB端子が現れる。専用の端子じゃなくてmicroUSBなので、汎用性があるのは良い。
ただし、これも位置がここにあると当然腕から外すという動作に加えて、防水のためのカバーなのか、やたらと硬くて開けづらいので余計にめんどくささが目立つ。
しかも、バッテリーが約2日くらいしか持たないから、これを2日に1回やるというのがかなりめんどくさくて心が折れそうになる。
-----------------------------
●「SmartWatch 3」をセットアップしよう。
さてまずはセットアップ。SmartWatch 3に電源を入れると、「Android Wearを携帯にインストールしよう」と促される。
SmartWatch 3にAndroid並の性能と機能が盛りこまれてても単独ではちっとも動かなくて、あくまでもスマートフォンとの連携が必要となる。
Google Playストアから「Android Wear」アプリを自分の使うスマートフォンにダウンロードする。
ひとまず自分は今メイン端末にしているXperia Z3 Compactに入れてみた。
そして、セットアップウィザードを開始する。とはいってもとっても簡単。
仕様内容に同意するとスマートフォンのBluetoothをオンにして、電源の入って待ち受けになっているSmartWatch 3が見つかるので、そのままタップして選択。
すると、SmartWatch 3の画面とスマートフォンのウィザード画面に、ペアリングの設定コードが表示されるので、同一な事を確認してペア設定を進める。
あとは、スマートフォン側から時計の通知をONにする通知設定と、Android OSやインストールしたアプリから通知するチェックをいれると設定は完了。
スマートフォンとつながった後に、SmartWatch 3の最新バージョンの4.4W.2(2014年11月中旬現在)がダウンロードされるので更新しておく。
一応、4.4W.2で追加されている機能としては、スマートフォンに依存することなくSmartWatch 3でGPSや音楽再生を利用できるよというもの。
-----------------------------
●「SmartBand」から「SmartWatch 3」への引き継ぎをしよう。
そういえば、今まで「SmartBand SWR10」を使っていて、新しくSmartWatch 3「SWR50」を導入した場合ってどうすりゃいいんだ?という疑問。
これは、SmartBand Talk「SWR30」にした場合も同じで、自分も当初勘違いしてたんだけれどもXperiaアンバサダーで聞いてみたら、このSmartWear群(SmartBand、SmartBand Talk、SmartWatch3)に残るデータはメモリーの違いこそあれ、記録したデータは一時的なバッファの役割を果たすだけのもの。
長らく使って来て蓄積されたデータは、Androidアプリの「Lifelog」で、SEN(Sony Entertainment Network) IDでログインすることで、クラウド上にデータが残ってる。
という事は、作業としては、SmartWatch 3「SWR50」もしくはSmartBand Talk「SWR30」を新たにスマートフォンとBluetoothで接続して、もうひとつ、「スマートコネクト」アプリに登録をすればOKという事になる。
なので、SmartWear群をこれから買い 換えても、スマートフォンを入れ替えても個人データは継続して取得できるという仕組みだった。
てことで、これらのセットアップはもう11月最初頃に済ませていて既に使い始めているので、いろいろ使ってみた使用感を含めて、次に書いてみよう。
続く。
・ソニーストアで、Smart Watch3「SWR50」とSmartBand Talk「SWR30」の先行予約販売を開始。
<Smart Band Talk>
・腕に付けて記録、ハンズフリーも通知もチェックできる、がおもしろい「SmartBand Talk (SWR30)」
<Xperia Z3 Tablet Compact>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」を実際に触ったら、ほらやっぱり欲しくなったじゃないか。
<Xperia Z3(D6653)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3(D6653)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z3(D6653)」の初期セットアップと新しい機能をチェックする。
・カメラアプリ、4K動画、ノイキャン、ハイレゾ音源、PS4リモート、「Xperia Z3」の機能モリモリ。
<Smartband SWR10グローバルモデルのレビュー>
・「Smartband SWR10」が来たからうれしげに腕に装着してみた。(更新)
・「Smartband SWR10」を身につけて自分のライフログを残していこう!
・「Smartband SWR10」のアップデート「自動夜間モード」で使い勝手がちょっぴり楽に!