さらなる高音質化を目指したウォークマン「NW-ZX2」、LDAC対応ワイヤレスヘッドホン「MDR-1A」、ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」。

CES2015のSONYプレスカンファレンスと同時に、ウォークマンの新しいフラッグシップモデル「NW-ZX2」を発表。

・For on-the-move music lovers who value the difference：SONY eu
・128 GB Walkman Hi-Res Digital Music Player：SONY USA

音声信号をフルデジタル処理して、ハイレゾ音源の再生に対応した「S-Master HX」、CDや圧縮音源を、ハイレゾ（最大192kHz/24bit）相当の高解像度音源に上げてよりリアル感を増した音質にする「DSEE HX」を搭載。

さらなる高音質化をはかるために、電源や信号回路をより強化し、そしてアルミニウム合金の削り出しの高い剛性の高いシャーシに配置、オーディオ基板を固定、アルミニウム合金と銅を組み合わせて、電気的なノイズといった不要な外乱に強い構造のモノコックボディとしている。

ボディサイズは、65.1mm x 131.2mm x 18.5mm 、質量は約235gと、「NW-ZX1」よりも一回り大きくなっている。ボディカラーはブラックのみで、背面の底部分が一段隆起していて、ラバー素材というテイストは「NW-ZX1」と共通なものの側面はラウンド形状になっていて、どちらかというと「PHA-3」に近いデザイン。

余裕のある最大約33時間のハイレゾ音源再生（192kHz/24bitの場合）、MP3再生では60時間の再生可能。

そして、新開発の音声圧縮技術LDAC（エルダック）を採用、既存の技術に比べて約3倍の情報量で音源を伝送できるため、より高音質なワイヤレス音楽再生を実現する。

今回、同じく発表されたヘッドホン「MDR-1ABT」とつなぐと、Bluetooth経由で高音質な音楽再生をお楽しむ事ができる。ストレージ容量は128GBで、外部メモリーとしてMicroSDカード（最大123GB）にも対応。最大で256GBの運用が可能。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●NW-ZX2のスペック

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●音声圧縮技術LDAC対応ヘッドホン「MDR-1ABT」

・Hi-Res Bluetooth Headphones：SONY USA

「MDR-1R」の後継モデルとして登場した「MDR-1A」に、新開発の音声圧縮技術LDAC（エルダック）を採用して、従来の約3倍の情報量で音源をワイヤレスで伝送できる高音質なワイヤレスヘッドホン。

振動板材の「液晶ポリマーフィルム振動板」に、アルミニウム薄膜をコーティングを施して大口径の直径40mmの「HD（HighDefinition）ドライバーユニット」を搭載して、クリアな中高音を再生し、4Hz～100kHzの再生周波数帯域を持つ「MDR-1A」ベースのヘッドホン本体。

Bluetoothでの接続時には、20Hz～40kHzの再生周波数帯域となる。

もちろんNFCを搭載して、「NW-ZX2」と簡単にペアリングして聴く事ができる。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」

・Portable Hi-Res DAC/Headphone Amplifier：SONY USA

「PHA-1」の後継モデルとなる「PHA-1A」は、シルバーのアルミニウム合金の筐体で構成されたボディ。

外形寸法は109mm × 62mm × 18.5mm、質量は145gと、ポータブルヘッドホンアンプでは軽量なモデルとなる。

Wolfson社製のDACコンバーターを搭載、192kHz/24 bitのPCMに対応。

スマートフォン、オーディオプレーヤー、iOS機器やPCとデジタル接続が可能。

出力はステレオミニプラグのみで、バランス接続には非対応。148mW×2ch(8Ω)、80mW×2ch(32Ω)、16.4mW×2ch(300Ω)の出力。バッテリ駆動時間は約6時間となる。

 
【TOPページへ】

関連記事

ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」をウォークマンA10シリーズにつないで使ってみよう。 ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」、ソニーストアで先行予約販売開始！ アナログレコードをデジタル化して最良の音源を作りたい（その２） ハイレゾ音源をワイヤレスで楽しめる「LDAC（エルダック）」を搭載するウォークマン「NW-ZX2」とワイヤレス機器新モデル。