ソニー4K液晶テレビ/有機ELテレビ BRAVIA(ブラビア)2024年モデル の共通した進化と特長をチェックしてみた。
2024年の新モデル「BRAVIA XRシリーズ」がついに登場。
2021年以来のフルモデルチェンジを果たして、中身は大幅に刷新。
大きなターニングポイントになる新しいブラビアを、ソニーストア 直営店で触ってきた。
・4Kブラビア史上最高輝度と豊かな色彩表現で映画への没入感を高める『BRAVIA 9』シリーズなど12機種を発売 | ニュースリリース | ソニー
・テレビ ブラビア | ソニー
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目次
●4Kブラビア 2024年モデルの共通した進化と特長
2024年モデルでSoCを刷新、ビジュアライズ化されたUIと快適操作になったテレビ操作
ソニーのブラビアは、「Google TV」機能を搭載。
ホーム画面は、「検索」、「おすすめ」、「映画」、「番組」、「アプリ」、「ライブラリ」の各種タブと、一番右端に「設定」を配置するレイアウトは今までと共通。
Googleアカウントでログインすると、視聴履歴や趣向から個人に最適化されたレコメンドコンテンツを表示してくれる。
サービス提供会社別ではなくてンテンツ軸で表示される。
原則そして自分の加入しているサービスをベースに表示して、そのまま好みの動画に横断的にアクセスできる。
従来の入力切り替えについても、HDMI端子に接続した機器の名称も確認できるアイコンになって視覚的にもわかりやすい。
YOUTUBEやNetflixなどといった動画サービスも並んでアクセスすることもできる。
設定画面にすいても、ビジュアライズされたUIになったことで、イメージもしやすくて使い勝手も良くなっている。
そして何と言っても驚くのが、操作時のレスポンス。
2024年モデルからSoCが新たに更新されたこともあって、操作が爆速に。
2021年「BRAVIA XR」シリーズが出たタイミングでそれ以前よりも快適にはなっていたけれど、今回のは一段階どころか猛烈にヌルヌルサクサク。
アプリの起動の待ち時間についても、今までのBRAVIAよりも明らかに早い。
OSがバージョンアップされたことも含めて、テレビを操作したときのもたつきがなくなって、非常に快適になって、この早さと体験は新モデルを買うに値する。
ネット動画、映像コンテンツサービスに最適化されたモード
ブラビア・Xperia・PS4/PS5でソニー・ピクチャーズの作品を楽しめるソニー独自のコンテンツサービス「SONY PICTURES CORE」。
購入特典として、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの最新映画から過去の名作までを視聴することができる。
感覚としては、「Netflix」や「Hulu」、「Prime Video」などのビデオオンデマンドと同じだと思って良い。
視聴スタイルとして、2年間見放題と、最新映画については10作品引き換えできるチケットが付属する。
4K UHDブルーレイディスクと同クオリティとなる最大80Mbpsの高画質ストリーミング技術「Pure Stream」、IMAXシアターのような映画体験が楽しめる「IMAX Enhanced」、立体音響技術「Dolby Atmos」をソニー・ピクチャーズ作品で楽しむことができる。
さらにブラビア2024年モデルでは、映画の制作者の意図通りの画質で楽しめるブラビア スタジオ画質モードを搭載。
「SONY PICTURES CORE画質モード」、「Netflix画質モード」、「Prime Video画質モード」の3つを備えている。
どういったものかというと、ビデオストリーミングデータ以外に画質設定APIも合わせて受信することで、画質設定APIに基づいて最新ブラビアが画質を調整して、制作者の意図した通りの画質で映像を楽しむことができる。
特に観ている側が何もする必要もなく、コンテンツごとに最適な映像を表示できる。
有線LANは、100BASE-TX(100Mbps)/10BASE-T(10Mbps)に対応にとどまっている。
けれど、ワイヤレスLANは無線規格IEEE 802.11ac/a/b/g/n/axとなってWi-Fi 6 / 6Eに対応。
次世代無線通信規格Wi-Fi6Eに対応したことで6GHz帯での接続も可能なため、ワイヤレス接続のほうが通信速度は早くなる。
スマホで操作できる「BRAVIA Connect」
ブラビア2024年モデルは、スマートフォンアプリ「BRAVIA Connect」(ブラビアコネクト)を使って、スマートフォンからテレビを操作することもできる。
音量の調整、チャンネルの変更、画質モードの切り替え等もすべてスマホ内で可能。
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テレビ側に操作用のUIを表示させずに設定の切り替えができることがとても便利。
リモコンで設定を変更するとき、必ずテレビの画面上にUIが表示されて基本的に映像を妨げてしまっていたけれど、このスマホアプリを使えば、まったく干渉されない。
音声出力についても、スマートフォンから変更することができる。
※ブラビア2024年モデルでは、テレビとヘッドホンの音声出力が分離したので、同時に音声を出力できる。
さらにスマートフォンを利用するときの利点として、ブラビア内のアプリの起動が非常に楽。
ブラビア内のアプリをリモコンで起動するに場合、ホームボタンを押してホーム画面に移動、数あるアイコンの中から目当てのアプリを見つけて起動するという手間がある。
「BRAVIA Connect」アプリなら、ブラビアで起動したいアプリを選ぶだけですぐに起動。
テレビ操作は、全てこのアプリで思い通りの操作ができる。
付属するリモコンはBluetooth接続に対応して、一部操作を除きいてテレビの受光部に向けなくても操作できる。
また「U-NEXT」「Netflix」「Hulu」「Prime Video」「FOD」「Disney+」「ABEMA」「YouTube 」の物理ボタン搭載。
指の感覚に触れてかつワンボタンで起動できるという意味でも重宝する。
昔ながらの日本向けのテレビ機能として、テレビが電源オフの状態でもチャンネルボタンを押すとみたいテレビ局のチャンネルが起動する「チャンネルポン」機能にも対応している。
ゲーム向けの機能を強化、Dolby Vision GamingやPlayStation 5のリモートプレイも対応。
HDMI2.1に規定される4K/120fps に対応。
さらにゲーム機から送出される映像のリフレッシュレートとテレビのリフレッシュレートを合わせることで映像の乱れを抑制するVRR(可変リフレッシュレート)や、ALLM(自動低遅延モド)にも対応する。
※4K / 120 Hz表示をするために重要なポイントとして、48Gbps HDMIケーブルが必要。
PlayStation®5との連携機能として、最適なHDRに調整してくれるオートHDRトーンマッピング、ゲーム・映像コンテンツに応じて画質モードを変更してくれるコンテンツ連動画質モード、4K/120fps入力時に最短8.5msまで入力遅延を短縮するゲームモード、ブラビアの画質設定をゲームに合わせて調整できるゲームメニューなどを引き続き搭載している。
さらに、ブラビア2024年モデルは、ゲーム向け機能として「Dolby Vision Gaming」(ドルビービジョンゲーミング)にも対応。
ドルビービジョンゲーミングは、従来のHDRゲームを超える明るさ、コントラスト、色、奥行き、ゲームの持つ最もリアルで臨場感のある映像でゲームをプレイすることができる。
現時点ではPlayStationにおける対応はされていないため、XboxシリーズやPCで利用可能な機能。
もしかするとPlayStationでも今後、何らかの対応するかもしれないけれど今のところは不明。
ブラビア2024年モデルは、Android TV OS 12となったことでPlayStation5やPlayStation4へのPSリモートプレイアプリが利用可能になった。
別の場所にあるPlayStationから離れた場所でもリモートプレイができる。
※上の画像のように、宅内のローカル環境でも、まったく別の場所からのリモートプレイでも利用可能。
リモートプレイ中でもブラビアのゲーム向け機能「ゲームメニュー」も利用できて、リモートプレイのゲームプレイも快適に遊ぶことができる。
(ゲームメニューの機能は画質モード/残像低減/クロスヘアのみ対応)
ECOメニュー機能が強化、消費電力表示や日々の消費電力量を確認可能に
省電力関連の機能を1カ所に集約したECOメニューの機能を追加。
手軽に省電力設定ができるだけでなく、リアルタイムの消費電力表示や、日々の消費電力量の確認もできる。
従来モデルでは数値的な表示はなかったものの、新モデルから非常にわかりやすくなった。
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●進化の大きな節目を迎えたBRAVIA 2024年モデル。
海外プレスでブラビア2024年モデルを知ったときは、今までのシリーズから根本的に変えてきたなというイメージが伝わって来ていた。
・圧倒的なピーク輝度・明るさと部分駆動数の4K液晶テレビBRAVIA 9「XR90シリーズ」(Mini LED)
・MiniLEDとして55型もラインナップされた4K液晶テレビBRAVIA 7「XR70シリーズ」(Mini LED)
・QD-OLED搭載の4K有機ELテレビ『A95L』シリーズ
・ピーク輝度を最大1.2倍となった4K有機ELテレビBRAVIA 8「XR80シリーズ」(WOLED)
デバイスの更新による高画質と高音質というクオリティの高みへの順当進化だけではなくて、このSoCが更新されたことでの母体としての圧倒的な進化ののびしろがすごい。
実際に実機を触ってもそれは明らかで激烈に高速になったUIのレスポンスとビジュアライズされた使いやすさ、Dolby Vision Gamingほか様々な機能に対応していて、これらもすべてSoCが高速化した恩恵だということは、スマートフォンの進化と同じ理由と言える。
それは今後あるであろう将来のアップデートにもかかわってくる。
画質・音質・機能・操作性これらを満たしてくれる新しいブラビアなら、買い換える価値は間違いなくある。
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●BRAVIA ラインナップ
2024年モデル
4K液晶テレビBRAVIA 9「XR90シリーズ」(Mini LED) 4K液晶テレビBRAVIA 9「K-75XR90」【75型】 4K液晶テレビBRAVIA 9「K-65XR90」【65型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K液晶テレビBRAVIA 7「K-75XR70」【75型】 4K液晶テレビBRAVIA 7「K-65XR70」【65型】 4K液晶テレビBRAVIA 7「K-55XR70」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
BRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Lシリーズ」(QD-OLED) 4K有機ELテレビ「XRJ-55A95L」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-65XR80」【65型】 4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-55XR80」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
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●ブラビアでおうちシネマキャンペーン
新型ブラビア発表と同時に、最大10万円キャッシュバックされる「ブラビアでおうちシネマキャンペーン」が開催。
購入製品によって、キャッシュバック金額が決まっているため、ロトキャンペーンのように人によって金額が変わらないので安心。
・ブラビアでおうちシネマキャンペーン | テレビ ブラビア | ソニー
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