BRAVIA 2024年モデル の進化！ネックバンドスピーカー・イヤホン・ヘッドホンと直接つないで楽しめる3Dサラウンド（立体音響）、テレビスピーカーと同時音声出力。

2024年の新モデル「BRAVIA XRシリーズ」がついに登場。

この新しいBRAVIAの新しい機能として、テレビスピーカーとBluetooth機器（ヘッドホン・イヤホン・スピーカー）の同時音声出力ができるようになった。

さらには対応のBluetooth機器（ヘッドホン・イヤホン・スピーカー）単独で利用する場合であれば、立体音響にも対応する。

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●直接接続でも立体音響が可能になったブラビア2024年モデル

2024年BRAVIAは、中身が根本的に変わっている。

その証拠に、今までのモデルではできなかったテレビとワイヤレス機器の同時利用や、直接ワイヤレス機器と接続しても立体音響できないといった不便さを解消。

ヘッドセットやネックバンドスピーカーと、テレビのスピーカーから同時に音声を出力

BRAVIAは、Bluetoothでヘッドセットを接続することで、テレビの音をワイヤレスで楽しむことができる。

ただし従来のBRAVIAでは、ヘッドセットにつなぐとテレビのスピーカーからの音声はでなくなる仕様になっていた。

2024年の新モデル（BRAVIA 9/8/7/A95L）では、テレビ（サウンドバーなど）のスピーカー出力とBluetooth/ヘッドホン出力を分けて、同時に音を出すことができるようになっている。

リモコンの「クイック設定」から、スピーカー出力を［切］、［テレビスピーカー］、［オーディオシステム］と切り替えできる。

例えば、キッチンで作業をしながらだとリビングにあるテレビの音が聞こえにくいといった場合でも、ワイヤレスネックスピーカーHT-AN7を使って、同時に音を出して、それぞれに好みの音量でお互いに邪魔にならずに楽しめる。

ネックスピーカーやヘッドセットで立体音響を楽しむ

また、BRAVIAで立体音響を楽しむための条件として、今まではXRプロセッサ搭載BRAVIAとネックスピーカーやヘッドセットの他に、別途ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」が必要とされていた。

ところが、2024年の新モデル（BRAVIA 9/8/7/A95L）では、この別売のワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」が不要になった。

BRAVIA TV（WLA-NS7は不要）
2024年モデル：BRAVIA 9（XR90）、BRAVIA 8（XR80）、BRAVIA 7（XR70）、A95Lシリーズ

BRAVIA TV（WLA-NS7が必要）
2023年モデル: X95L、A80L、X90L、X93L、A75Lシリーズ
2022年モデル: XR Z9K、A95K、X95K、A90K、A80K、X90Kシリーズ
2021年モデル： XR Z9J、A90J、A80J、X95J、X90Jシリーズ

3Dサラウンド（立体音響）を楽しみたい場合、従来モデルでは、光デジタル音声ケーブルとUSBケーブルをBRAVIAに接続。

そして、ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」が、ネックスピーカーやヘッドセットとBluetoothでつながるという経路をたどるという複雑なこともあって、導入するためのハードルが高かった。

2024年の新モデル（BRAVIA 9/8/7/A95L）では、そうした面倒な事は一切不要で、”ワイヤレスヘッドホンなどをブラビアと接続して立体音響を楽しむ”ことができる。

例えば、ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7を2つ用意すれば二人で立体音響を楽しむこともできるし、家庭平和も守られる。

ひとつだけ注意点があるとすれば、ヘッドホンとテレビの同時出力時には3Dサラウンド（立体音響）が有効にならないこと。

3Dサラウンド（立体音響）を楽しみたい場合は、テレビやオーディオシステムのスピーカー出力を切にしておく必要がある。

3Dサラウンド（立体音響）は、臨場感豊かな音場をつくりだして、360度すべての方向からの音が聴こえてくるような臨場感たっぷりの立体音響技術。

より立体サラウンドを再現したい場合には、自分の耳の形に合わせた”聴感特性データ”を追加することもできる。

設定はかんたんで、スマートフォンアプリ「360 Spatial Sound Personalizer」を利用して測定。

このときソニーグループ共通アカウントを使ってクラウド上でデータのやり取りを行なうので、前もってアカウントの作成をしておこう。

「360 Reality Audio設定」では、実際にスマホで耳の形を撮影して測定。

最適な音場を提供するため、ソニーの耳の形状を解析するサーバーに送信される。

個人最適化のデータを作成すると、ブラビアにもデータが登録される。

計測した耳の測定値を利用して、スマートフォン本体を最適化。

これで、いつも聴く音楽が、自分に最適な音場でたのしむことができるようになる。

ただし、複数で使う場合であれば「スタンダード」を選択しておくとよい。

「3Dサラウンド機器設定」には、個人最適化のための聴感特性データの変更のほか、3Dサラウンドの処理方法を切り替えるサウンドフィールド設定の変更もできる。

「サウンドフィールド設定」で選べる設定。
・標準　……　360 Spatial Sound Personalizer対応機器で使用するときにオススメ
・ドルビーヘッドホンバーチャライザー　…　ドルビーオーディオ処理のバーチャルサラウンドエフェクトを体験するときにオススメ

360 Spatial Sound Personalizer 対応のヘッドホンを利用しているのであれば「標準」、あえてドルビー技術だけでサラウンド化させるのであれば「ドルビーヘッドホンバーチャライザー」を設定といった具合に好みで使い分けよう。

ブラビアと一緒にヘッドホン・ネックバンドスピーカーを使用するときにとても便利な「BRAVIA Connect」アプリ。

2024年の新モデル（BRAVIA 9/8/7/A95L）から使えるようになったもので、このアプリを使えば、画質・音質の切り替えだけでなく、音声出力先の変更も手元でできる。

テレビスピーカーやテレビ側に接続されているオーディオシステムの音声出力の操作や、Bluetooth接続のヘッドホン・イヤホン、有線ヘッドホンの音声出力操作も視覚的把握しながら変えられる。

リモコンと違って便利な点は、リモコンの場合テレビ画面上にUIを表示してしまうため、どうしても映像にアイコンなどがカブってしまう。

「BRAVIA Connect」アプリであれば、操作UIもどういった状態になっているかも全てが手元にあるスマホ内で完結するため、テレビ画面により集中できる。

普通の2chオーディオではあくまでも自分の左右の音の移動は並行方向であって、3Dサラウンド（立体音響）は、左右前後方向に加えて音の存在が確かに自分の頭上にも感じられる。

今、音が自分の周りをぐるっと回っている、あの音が上から降りてきている！と音がそこに存在していて、まさにそれが臨場感につながっている。

こうした3Dサラウンド（立体音響）が、ネックスピーカーやヘッドセットを用意してすぐに使えるというのは、当たり前のようでいて今まで当たり前ではなかった。

普段使いとして、テレビとの同時出力も出来たり、アプリからテレビ操作ができるあたりも2024年の新モデル（BRAVIA 9/8/7/A95L）だからこその進化点。

ネックスピーカーやヘッドセットを用意するだけで、映画もライブ映像もゲームも手軽に臨場感あるサラウンドを楽しめるという使い道は大きな魅力。

＜ソニーストアレビュー＞

QD-OLEDパネルを搭載した ソニー 有機ELテレビ フラグシップモデル「BRAVIA A95Lシリーズ」。ソニーストア実機レビューを交えて解説。

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●BRAVIA ラインナップ

2024年モデル

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