海外発表された「BRAVIA 2025年モデル」を解説。最新のQD-OLEDパネルを採用する BRAVIA 8 II (XR80M2) は、A95LシリーズそれともBRAVIA 8の後継モデルなのか?
海外で発表されたブラビア2025年モデル。
今回注目すべきモデルは、最新のQD-OLEDパネルを搭載した有機ブラビア BRAVIA 8 IIとスタンダードモデルにも降りてきたMini LEDを搭載した液晶ブラビア BRAVIA 5の2モデル。
何がどう進化しているのか?既存モデルと比較してどう違うのか?を、できる限り詳しく調べてみた。
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●2025年は2024年モデルは据え置き、ラインナップの穴を塞ぐ。
今回の発表により、BRAVIA XRプロセッサー搭載モデルとして、BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)とBRAVIA 5(XR50シリーズ)が登場。
2024年モデルは引き続き販売されるため、ラインナップとしてはモデルが追加されたと考えるとわかりやすい。
まず、BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)について、海外の情報によると現在フラッグシップモデルのA95Lシリーズの後継モデルとなり、ネーミングが同じBRAVIA 8の後継ではないらしい。
そのあたりの事情も踏まえて、現行モデルと比較してみる。
BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)
BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)は、最新QD-OLEDパネルを採用したモデル。
海外SONYの公式には”最新の”としか表現していないため、昨年出荷された第3世代QD-OLEDパネルなのか、今年発表された第4世代QD-OLEDパネルなのか判断ができない。
ただし海外メディアの情報によるとピーク輝度4000nitを測定できたとの事から、ここまで発光できると考えると第4世代QD-OLEDパネルを採用している事にほぼ違いない。
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これにより、WOLEDパネルを搭載するBRAVIA 8よりもピーク輝度が約50%明るく、第2世代QD-OLEDパネルを搭載しているA95Lシリーズよりもピーク輝度が約25%明るいという事になる。
ピーク輝度の上限が上がればコントラストもより改善され、暗部の電流を明部に集中させ明るさを高める機能の効果をである指標である「XR Contrast Booster」の値も上昇する。
有機ELブラビアの3モデルを比べてみると、以下のようになる。
BRAVIA 8 II : XR Contrast Booster 25
A95Lシリーズ : XR Contrast Pro(XR Contrast Booster 20相当?)
BRAVIA 8 : XR Contrast Booster 15
A95Lシリーズは、有機ELブラビアで以前採用されていた”XR Contrast Pro”という表記になっているけれど、ピーク輝度の性能から”XR Contrast Booster 20相当”と考えるのが自然。
ここだけをみるとBRAVIA 8 IIが有機ELモデルの最上位となるのか?、だとしてもナンバリングが9(A95L)から8へと変わっている点も気になるし、SONYのBRAVIAの命名規則が未だに釈然としないところでもある。
実はXRプロセッサーというネーミングは変わらないものの、年代ごとに少なからず改善が加わっていることを考えると、2025年モデルがより良い選択肢とも言える。
音響面では、BRAVIA 8 IIは内蔵スピーカーなどについてA95Lシリーズと大きな違いはない様子。
BRAVIA 8と比較すると向上していると思われる。
A95Lシリーズと最も異なるのは、BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)にはソニー独自のS-センタースピーカー端子は搭載されているものの、AVアンプなどと接続してテレビをセンタースピーカーにするセンタースピーカー端子が搭載されていない事。
ただし、フラグシップモデルであるBRAVIA 9にもセンタースピーカー端子は搭載していないとすると、これが標準となるのかもしれない。
AVアンプとの組み合わせを重要視する人にとっては、音響面の拡張性のあるA95Lシリーズのみが唯一の選択肢となる。
BRAVIA 8 II(XR80M2) | BRAVIA A95Lシリーズ |
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デザインについて。
本体正面と裏をみても、BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)とA95Lシリーズにデザイン面の違いはほとんどない。
異なるのは、上部に装着されているBRAVIA CAMの有無。
BRAVIA 8 IIでは、マグネット式のBRAVIA CAMが別売りとなっているのはコストの兼ね合いかもしれない。
BRAVIA 8 II(XR80M2) | BRAVIA A95Lシリーズ |
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ベゼル部分のデザインや、スタンド部分の形状もA95Lシリーズと共通。
海外ソニーではBRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)をA95Lシリーズの後継機種と称しているのも頷けるものの、BRAVIA 8との関係性がわかりにくい。
あくまでも予想ではあるけれど、有機ELモデルについてはBRAVIA 8シリーズとして統一していく可能性もある。
スタンドについても画面両端に配置され、下にサウンドバーを設置できるように高くすることも可能。
スタンドが両端にしか設置できないため、テレビ台が小さい場合はサイズの大きいものに買い替えるかもしくは壁寄せスタンドなどを別途購入して設置する必要がある。
また、A95Lシリーズの海外モデルには、77型という大型サイズもラインナップされている。
そのため、77型が欲しいとなった場合、A95LシリーズかBRAVIA 8のいずれかより選ぶしかない。(日本では77型はBRAVIA 8のみ)
ゲーミング関係の設定を一括して表示してくれる「ゲームメニュー」が、「ゲームメニュー2」へと進化。
今までの機能はそのままに、新たに「YouTube quick search」という機能が加わっているのがわかる。
画像をみるとそのとなりにも「Ga〇〇」という項目が見切れているため、それ以外にも新しい機能があると思われる。
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「YouTube quick search」は、YouTubeの動画を素早く探すことができる機能。
それではゲーム中に動画で画面が見えなくなるのでは?と思ってしまうけれど、2画面表示でYouTubeの動画を見ながらゲームプレイが可能となる。
この機能はどこかで見聞きした事があると思って、調べてみると以下を発見。
BRAVIA A95L 海外発表時(2023年)に掲載されていた、異なる出力やアプリを同時に映す「マルチビュー機能」
A95Lシリーズが海外で発表されていた当時、異なる出力やアプリを同時に映す「マルチビュー機能」が搭載される予定だった。
けれどいつの間にかその説明が消えてなくなり、日本で発売されるときにはすっかりなくなっていた。
おそらく開発的な事情で早期の搭載を見送り、2025年モデルにようやく実装できるという流れなのだと思われる。
だとすればA95L以降のBRAVIA XRモデルにもアップデートで対応してくれるのではないかと期待できる。
こうしてみると、BRAVIA 8 II (XR80M2シリーズ)はBRAVIA 8からパネル性能が大幅に進化していることがわかる。
ただし大型77型は用意されておらず、A95Lシリーズと比較した場合でもパネルが最新世代になったことを加味してもそれほど大きな違いとは言い難い。
家庭で利用するとして、画面の最大輝度が明るくなったといってもMAXで使っている人はそれほど多くない。そもそも省電力に向かない。
機能を見ても、BRAVIA CAM別売り、センタースピーカー端子がないなど、A95Lシリーズ後継機種とするとコストカットしているところもある。
他にも調べてみると、発売時期についても今年後半になるのでは?という情報もある。
A95Lシリーズも海外では発表から半年遅れて発売、日本ではその1年後に発売となっていた。
国内においても、A95Lシリーズの発売タイミングを考慮すると、BRAVIA 8 IIの発売は遅れる可能性もある。
最新パネルを採用するとどうしてもパネル供給などの面で、発売時期が遅れてしまいがちなのはもどかしい。
はたして国内ではどうなるのか?正式な発表を待つほかない。
液晶ブラビア BRAVIA 5についての解説は以下。
海外発表された「BRAVIA 2025年モデル」を解説。最大98インチから最小55インチまでをラインアップする MiniLED 搭載 BRAVIA 5 (XR50)。
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●BRAVIA ラインナップ
4K液晶テレビBRAVIA 9「K-75XR90」【75型】 4K液晶テレビBRAVIA 9「K-65XR90」【65型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K液晶テレビBRAVIA 7「K-75XR70」【75型】 4K液晶テレビBRAVIA 7「K-65XR70」【65型】 4K液晶テレビBRAVIA 7「K-55XR70」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K有機ELテレビ「XRJ-55A95L」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-65XR80」【65型】 4K有機ELテレビBRAVIA 8「K-55XR80」【55型】 ●長期保証<3年ベーシック>付 |
4K液晶テレビ「XRJ-65X90L」【65型】 4K液晶テレビ「XRJ-55X90L」【55型】 |
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4K液晶テレビ「KJ-75X80L」【75型】 4K液晶テレビ「KJ-65X80L」【65型】 4K液晶テレビ「KJ-55X80L」【55型】 4K液晶テレビ「KJ-50X80L」【50型】 4K液晶テレビ「KJ-43X80L」【43型】 |
4K液晶テレビ「KJ-65X75WL」【65型】 4K液晶テレビ「KJ-55X75WL」【55型】 4K液晶テレビ「KJ-50X75WL」【50型】 4K液晶テレビ「KJ-43X75WL」【43型】 |
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