ゲーミングWQHDモニターに、あえてホームシアターシステムBRAVIA Theater Quad「HT-A9M2」をつないでみる実験。
4体のスピーカーで没入感と広大な音場による「360立体音響」体験を実現するというホームシアターシステム「HT-A9M2」（BRAVIA Theater Quad）。
本来は最新の4Kテレビ「BRAVIA XRシリーズ」と組み合わせて、映像とともに包み込むような没入感ある立体音響を体感するべきなのだけれども、あえてPCモニターと接続してみた。
27型のゲーミングモニターという大画面テレビと比べると遥かに小さい画面ではあるけれど、「HT-A9M2」（BRAVIA Theater Quad）と組み合わせてみると臨場感は跳ね上がる。
厳密には、eARC/ARCに対応いなかったりといった問題もあるため万人にオススメできるものではないけれど、PCデスクで立体音響という贅沢な体験もおもしろい。
・HT-A9M2 | サウンドバー／ホームシアターシステム | ソニー
・サウンドバー／ホームシアターシステム | ソニー
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目次
●PCモニターでホームシアターシステム「HT-A9M2」を使ってみる
仮にPS5とPCモニターを接続するというのはよくあるシチュエーションではあるけれど、ホームシアターシステムやサウンドバーで音を出すときには、注意すべき制限がある。
それは、ARC/eARC非対応モニターの場合、ホームシアターシステムにHDMI入力した機器の音声しか出力できないということ。
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ARCやeARCに対応したテレビ（モニター）の場合、テレビ（モニター）の音声をeARC/ARC対応のHDMIに接続しているホームシアターシステムから音声を出力できる。
これは、テレビ（モニター）にある別のHDMIに接続した機器の音声もホームシアターシステムから出力できるという便利な機能。
モニターがARCやeARCに対応していない場合はそれが使えないため、ホームシアターシステムやサウンドバーにあるHDMI入力端子に再生する機器をつなぐ必要がある。
最新テレビなら、接続した機器の音がホームシアターシステム・サウンドバーから音が出てくるという利便性を、多くのPCモニターでは利用できないという事には注意しよう。
PlayStation 5とホームシアターシステム「HT-A9M2」をPCモニターに接続してみると、ホームシアターシステムから音声を出力しながら、PCモニターにも映像が表示されている。
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ちなみに最新のホームシアターシステム「HT-A9M2」、サウンドバー「HT-A9000」/「HT-A8000」ではPCモニターでよく利用されているWQHD（2560×1440）120Hzの映像フォーマットにも対応していた。
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PS5上のHDMI情報でもWQHD（2560×1440）120Hzに対応している表示がされている。
VRRが非対応となっているのは、使用したPCモニターがHDMI2.1に対応していないVRR対応モニターのため。
PCモニターもVRR・HDMI2.1対応モニターであれば、PS5のVRRにも対応できる。
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またPS5の設定画面では、音声フォーマットの項目にDolby Atmosもあった。
そこで、PS5で配信されている動画配信サービス「Sony Pictures Core」で映像作品を視聴してみた。
出力されている音声規格をチェックしてみると、Dolby ATMOSで出力されていることも確認。
PS5⇔ホームシアターシステム「HT-A9M2」⇔PCモニターという接続方法で、高品位な音声を体感することができるという事。
もちろんARCやeARCに対応していないモニターでは、テレビのように複数の機器を楽しめるといった利便性は損なわれるし、正直、HT-A9M2、HT-A9000、HT-A8000を、PCデスクのような一人用の環境で使うには正直無理がある。
けれど、せっかく買ったのならこうした活用方法があるという事を知っておいてもいいかもしれない。
ホームシアターシステム「HT-A9M2」（BRAVIA Theater Quad）レビュー（その１） スタンドタイプと壁掛けの2通りの設置スタイル、スマホアプリの簡単設定。
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