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新型ウォークマン「NW-ZX900」「NW-WM1ZM3/NW-WM1AM3」、DSD再生のバッテリー持ちが前モデルの最大約2.9倍に。

新型ウォークマン NW-WM1ZM3 NW-WM1AM3 NW-ZX900
2026年11月27日(金)に発売となる新型ウォークマン「NW-ZX900」「NW-WM1ZM3」「NW-WM1AM3」について、ソニー公式のサポートページで取扱説明書が公開された。

公開日はいずれも2026年11月6日(金)。

取扱説明書には「電池持続時間について」の項目があり、再生する音源や接続方法ごとの電池持続時間が細かく載っている。

前モデルの取扱説明書と並べてみると、大きく変わったのは高負荷な再生処理が必要なDSD再生時のバッテリーの持ちや、DSEE Ultimateといった音質設定を有効にしたときのバッテリーの持ち。

DSD 11.2MHzをバランス接続で再生したときは、WM1シリーズが約9時間から約26時間、ZXシリーズが約11時間から約27時間と、前モデルの約2.5〜2.9倍に延びている。

おもしろいのは、WM1シリーズはMP3やFLACでは前モデルより短くなっていること。電池持ちの数字がすべて延びたわけではなく、負荷の大きい聴きかたほど大きく延びている。

DSD再生を中心に、前モデルからどれだけ変わったかをまとめておく。

・NW-ZX900 サポート情報
・NW-WM1ZM3 サポート情報
・NW-WM1AM3 サポート情報

ソニー、ウォークマン NW-WM1ZM3(654,500円)・NW-WM1AM3(346,500円)・NW-ZX900(214,500円)を国内発表・予約開始。2026年11月27日発売。

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●新型ウォークマンの電池持続時間を、前モデルと比較

新型ウォークマン NW-ZX900 NW-WM1ZM3 NW-WM1AM3 と前モデルの電池持続時間 グラフ
新型と前モデルの電池持続時間をグラフにしてみると、DSD再生の差がひと目で分かる。

青が新型、グレーが前モデル。いずれもW.ミュージックで連続再生し、バランス標準端子に接続したときの数値。

DSD再生は、ZXシリーズで前モデルの約1.8〜2.5倍、WM1シリーズでは約2.3〜2.9倍に延びている。

WM1シリーズは、MP3やFLACでは前モデルを下回り、DSDとBluetoothで大きく逆転しているのがグラフでもわかる。

NW-ZX900 電池持続時間について
NW-ZX900
NW-WM1AM3 NW-WM1ZM3 電池持続時間について
NW-WM1ZM3/NW-WM1AM3

左がNW-ZX900、右がNW-WM1AM3/NW-WM1ZM3の取扱説明書の「電池持続時間について」。

W.ミュージックで再生したときの時間が、ステレオミニ端子とバランス標準端子に分けて書かれている。

WM1シリーズは2機種で1つの取扱説明書になっていて、電池持続時間も2機種共通の数値。

前モデルの取扱説明書の同じ項目と並べたのが、下の表。

DSD再生のバッテリーの持ちが、前モデルの最大約2.9倍に

モデル DSD 2.8MHz DSD 5.6MHz DSD 11.2MHz
NW-ZX900 38時間
1.8倍
34時間
1.9倍
27時間
2.5倍
NW-ZX707 21時間 18時間 11時間
WM1ZM3/AM3 35時間
2.3倍
31時間
2.4倍
26時間
2.9倍
WM1ZM2/AM2 15時間 13時間 9時間

※数値はいずれも「約」。W.ミュージックでの連続再生、バランス標準端子に接続したとき。2段目は前モデルと比べた倍率。取扱説明書の「電池持続時間について」より。

バランス標準端子での再生では、WM1シリーズはDSD 2.8MHz〜11.2MHzのどのサンプリング周波数でも、前モデルの2倍を超えている。

NW-ZX900も、DSD 2.8MHzが約21時間から約38時間、11.2MHzが約11時間から約27時間と、およそ2倍前後に延びた。

ステレオミニ端子でも、DSD 11.2MHzはWM1シリーズが約15時間から約28時間、ZXシリーズが約13時間から約30時間と、2倍前後に延びている。

前モデルでは、DSD 11.2MHzをバランス接続で再生すると、WM1シリーズで約9時間、NW-ZX707で約11時間しか持たず、DSD音源を聴く日は充電を気にする必要があった。

新型なら、DSD 11.2MHzでも約26〜27時間持つので、充電を気にする場面はかなり減りそう。

NW-ZX900とNW-ZX707の比較

再生の条件 NW-ZX900 NW-ZX707
MP3 128kbps 40時間 24時間
FLAC 44.1kHz/16bit 39時間 24時間
FLAC 96kHz/24bit 38時間 23時間
FLAC 192kHz/24bit 36時間 21時間
DSD 2.8MHz 38時間 21時間
DSD 5.6MHz 34時間 18時間
DSD 11.2MHz 27時間 11時間
他の音楽アプリ MP3 35時間 21時間
BT SBC MP3 46時間 22時間
BT LDAC FLAC 96kHz 31時間 11時間
BT LDAC 他の音楽アプリ 32時間 12時間
音質設定オン 15%短く 50%短く
充電時間 満充電 4時間
80%まで 2.5時間
満充電 3.5時間
80%まで 3時間

※数値はいずれも「約」。W.ミュージックでの連続再生、バランス標準端子に接続したとき。BTはBluetooth接続。取扱説明書の「電池持続時間について」より。

NW-ZX900は、すべての条件で前モデルのNW-ZX707より長くなっている。

MP3(128kbps)は約24時間から約40時間に延び、ステレオミニ端子でも約25時間から約40時間に。

差が大きいのはDSDとBluetoothで、DSD 11.2MHzは約11時間から約27時間、LDACでのBluetooth再生は約11時間から約31時間と、およそ2.5〜3倍。

ストリーミングアプリなど、W.ミュージック以外の音楽アプリでの再生も約21時間から約35時間に延びている。

音質設定を有効にしたときに短くなる割合は、約50%から約15%に。

Bluetooth接続時に短くなる割合(最大)も、約50%から約30%に小さくなった。

満充電までの時間は約3.5時間から約4時間と少し長くなったが、約80%までは約3時間から約2.5時間に短くなっている。

NW-WM1ZM3/NW-WM1AM3とNW-WM1ZM2/NW-WM1AM2の比較

再生の条件 WM1ZM3/AM3 WM1ZM2/AM2
MP3 128kbps 35時間 40時間
FLAC 44.1kHz/16bit 35時間 40時間
FLAC 96kHz/24bit 33時間 40時間
FLAC 192kHz/24bit 32時間 35時間
DSD 2.8MHz 35時間 15時間
DSD 5.6MHz 31時間 13時間
DSD 11.2MHz 26時間 9時間
他の音楽アプリ MP3 31時間 18時間
BT SBC MP3 41時間 20時間
BT LDAC FLAC 96kHz 30時間 18時間
BT LDAC 他の音楽アプリ 28時間 17時間
音質設定オン 20%短く 60%短く
充電時間 満充電 4時間
80%まで 2.5時間
満充電 4.5時間
80%まで 3時間

※数値はいずれも「約」。W.ミュージックでの連続再生、バランス標準端子に接続したとき。BTはBluetooth接続。取扱説明書の「電池持続時間について」より。

WM1シリーズは、条件によって結果が分かれた。

MP3やFLAC(44.1kHz〜96kHz)では、前モデルの約40時間に対して約33〜35時間と、新型のほうが5〜7時間短い。

その一方で、バランス標準端子でのDSD再生は、上の表のとおり、どのサンプリング周波数でも2倍を大きく超える。

W.ミュージック以外の音楽アプリでの再生は約18時間から約31時間、Bluetooth(SBC)は約20時間から約41時間に延びた。

音質設定を有効にしたときに短くなる割合は、約60%から約20%に。

Bluetooth接続時に短くなる割合(最大)も、約60%から約25%に小さくなっている。

満充電までの時間は約4.5時間から約4時間、約80%までは約3時間から約2.5時間と、充電は新型のほうが速い。

左からウォークマン ZXシリーズ「NW-ZX900」/ウォークマン Signature Series「NW-WM1ZM3」/ウォークマン WM1シリーズ「NW-WM1AM3」
前モデルのWM1シリーズは、音質設定をすべて「オフ」にしてW.ミュージックでMP3やFLACを聴く条件では約40時間と長いが、音質設定を有効にすると約60%も短くなっていた。

省電力化を果たしたSoCを採用したことで、これまで負荷の大きかった処理を、少ない電力でこなせるようになったようだ。

音質設定を有効にする、ストリーミングアプリで聴く、DSD音源を聴く、ワイヤレスヘッドホンで聴く、という使いかたでは、新型のほうが大きく長持ちすることになる。

また、前モデルの取扱説明書には「ハイレゾストリーミング機能を有効にしている場合、約20%(NW-ZX707は約40%)持続時間が短くなる」という注記があったが、新型の取扱説明書にはこの注記が見当たらない。

MP3の数字だけで前モデルと比べると、新型の本当の変化は見えてこない。

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●新型ウォークマン サポートページ

NW-ZX900 サポートページ
サポートページは、NW-ZX900、NW-WM1ZM3、NW-WM1AM3のそれぞれに用意されている。

ページ上部のタブは「全て」「ダウンロード」「取扱説明書」「Q&A」の4つ。

「主な仕様」「特長」へのリンクもある。

NW-ZX900 サポートページ ダウンロード 取扱説明書
NW-ZX900の「取扱説明書」には、PDF版の取扱説明書(1.72MB)と、リファレンスガイド(使用上のご注意/仕様、402KB)などが掲載されている。

「ダウンロード」には、ウォークマン共通のソフトウェアダウンロードのページへのリンクが置かれている。

11月6日時点では、このページのUSB-DAC機能用ドライバー(Windows)の対応機種に、新型3機種はまだ載っていない。

NW-WM1ZM3 サポートページ ダウンロード 取扱説明書
NW-WM1ZM3とNW-WM1AM3のサポートページにも、PDF版の取扱説明書(1.77MB)と、リファレンスガイド(395KB)などが、2026年11月6日の公開日で掲載されている。

NW-ZX900 サポートページ Q&A
「Q&A」には、ウォークマン共通の項目が並んでいる。

「ウォークマンがパソコンに認識されない」「ウォークマンでGoogleアカウントが作成できない/SIM(携帯電話の認証)を要求されて作成できない」「ウォークマンがWi-Fiに接続できない(WPA/WPA2 mixモードのWi-Fiに接続できない)」といった項目がある。

発売日の11月27日(金)に受け取る人は、初期設定の前にサポートページをブックマークしておこう。

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●ウォークマンラインナップ

NW-WM1ZM3
ウォークマン Signature Series「NW-WM1ZM3」
【256GB】
カラー:ゴールド
2026年11月27日(金)発売
ソニーストア販売価格:654,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

ウォークマン最高峰モデル「NW-WM1ZM3 / NW-WM1AM3」実機レビュー(その1)。無酸素銅の削り出しリアシャーシ、デジタルとアナログで分けた電源、先読み型ノイズシェーパー。

ウォークマン最高峰モデル「NW-WM1ZM3 / NW-WM1AM3」実機レビュー(その2)。新しいSoCで快適操作、ストリーミングでも使えるDSDリマスタリングと、さらなる高みを目指した音質。

・ウォークマン Signature Series「NW-WM1ZM3」ソニーストア直接購入リンク

NW-WM1AM3
ウォークマン WM1シリーズ「NW-WM1AM3」
【128GB】
カラー:ブラック
2026年11月27日(金)発売
ソニーストア販売価格:346,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・ウォークマン WM1シリーズ「NW-WM1AM3」ソニーストア直接購入リンク

NW-ZX900
ウォークマン ZXシリーズ「NW-ZX900」
【64GB】
カラー:ブラック
2026年11月27日(金)発売
ソニーストア販売価格:214,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

ウォークマンZXシリーズ最新モデル「NW-ZX900」実機レビュー。WM1シリーズのパーツを惜しげもなく投入して、強烈に魅力的なポータブルオーディオプレーヤーに進化。

・ウォークマン ZXシリーズ「NW-ZX900」ソニーストア直接購入リンク

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