ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」に待望のバックアップ録画アップデート（Ver.67.1.G.2.39）。「外部モニター」アプリからHDMI 4K/60P HDR 録画が可能に！

ソニーのポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」に、本体ソフトウェアアップデートにより待望の「外部モニター」アプリに録画機能を追加！

これによりカメラ撮影時のバックアップ録画がようやくできるようになった。

・PDT-FP1 | 製品別サポート | デジタル一眼カメラ α（アルファ） | 総合サポート・お問い合わせ | ソニー

・PDT-FP1（ポータブルデータトランスミッター） スペシャルコンテンツ | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

・PDT-FP1 | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」本体ソフトウェアアップデート

日本のサポートページにも更新内容を掲載。

ビルド番号. 67.1.G.2.39
公開日：2025-02-13
更新内容
1.セキュリティ更新（セキュリティパッチレベルが2025年1月となります）
2.外部モニターアプリに録画機能を追加しました。
3.ポートフォワーディングの機能を強化しました。

ビルド番号は、67.1.G.2.25 から 67.1.G.2.39 へ。

OS は、Android OS 14 のまま。

セキュリティパッチレベル2025年1月1日分へと更新されている。

待望の外部モニターアプリ録画機能追加

今回のアップデートの最大の目玉機能は、「外部モニター」アプリの録画機能が搭載された事。

Xperiaシリーズの「外部モニター」アプリにはもともと録画機能が備わっていたにもかかわらず、なぜか「PDT-FP1」ではこの機能がすっぽり抜けていた。

発売当初から強く要望していたけれど、まるまる1年経過するところでようやく実装となった。

「PDT-FP1」のメリットは、ケーブルの選択肢も接続部の強度も格段に高い標準のHDMI Type A端子を備えていること。

HDMIの規格は、最大3840×2160(4K) 60pまで対応（YCbCr 4:4:4/4:2:2/RGB）。

Xperiaが備えるUSB Type-CからのUSBストリーミングよりもはるかに使い勝手が良い。

早速、αと「PDT-FP1」をHDMIケーブル1本で接続してみる。

そして、「がイプモニター」アプリを立ち上げる。

モニターモードにして画面を確認すると、右下に［録画ボタン］が追加されている。

たったコレだけの事なのに、どれほど待ちわびた事か。

「PDT-FP1」の「外部モニターアプリ」の設定を見ると、新たにレコーディング設定が追加されている。

録画設定画面をチェック。

最大解像度は「3840×2160（4K）」と「1920×1080（フルHD）」の選択ができる。

ちなみに、「1280×720（HD）」もしくは、フレームレートが24p以下の場合は録画することが出来ない。

録画ファイル形式は、「H.265（HEVC）」と「H.264（AVC）」。

圧縮率の優れた「H.265（HEVC）」に対応していると同時に、「H.264（AVC）」に設定した場合でも、HDR有効時は自動的にH.265のフォーマットで録画される。

音声周りでは、オーディオチャンネルは、「ステレオ」と「モノラル」。

ビットレートは「256kbps」と「128kbps」。

サンプルレートは「48kHz」と「44.1kHz」。

α7R V からHDMIで出力した映像を「PDT-FP1」の「外部モニター」アプリで録画。

すると、4K 60p HDR でのバックアップ録画ができた。

これは、XperiaシリーズのUSBストリーミングでは絶対にできないクオリティ。

例えば、ATOMOS NINJA を用意すれば4K60p HDR 動画を外部録画する事ができるけれど機材だけでもそれなりに高価かつサイズも大きくて取り回しも大変。

「PDT-FP1」なら素早く撮ったあとの動画チェックもできるし、簡易編集も単独でできるし、即アップロードもデータ転送もできる。

バックアップ録画は、内蔵ストレージに保存される。（直接MicroSDカードへは書き込めない。）

本体のストレージ容量は256GBで、大量に記録していると容量不足に陥ってしまいそうな時は、ファイルアプリでMicroSDカードへコピー（移動）することで回避もできる。

今回、「PDT-FP1」にバックアップ録画機能が備わったことでついに本領を発揮するときがきた。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」

5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」
ソニーストア販売価格：159,500円（税込）
10%OFFクーポン適用価格：143,550円（税込）

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」購入ページ

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」関連記事

・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機を弄り倒してきたレビュー。お前さん、冷却ファン・HDMI・LAN端子・USB type-Cを備えた Xperiaじゃないのかい！？

・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機を弄り倒してきたレビュー。（カメラ連携編）スマートフォンにはない豊富な端子とカメラ連携機能が魅力。

・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」実機レビュー。5Gミリ波や5GSA(スタンドアローン)の高速通信に対応しているか 通信テストしたみた。Xperiaより高速だけど、課題はそもそもの5Gエリア。
・ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」で、5Gミリ波の通信テスト（リベンジ編）。au基地局やドコモショップで高速5Gミリ波通信を確認。

・まもなく発売のまるでXperiaな、PDT-FP1 の ヘルプガイドが先行公開！Android 14へのOSアップデートも確定か！

関連記事

ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」に、Android 14へのOSアップデート！「外部モニター」アプリでケーブルに依存せずカメラ側のマイクから音声収録可能に。ただし、バックアップ録画の機能は追加されず。 ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」、日本モデル向けアップデート配信。Ver.67.1.G.2.25 セキュリティパッチレベル2024年11月。 ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」に、発売後初めてのアップデート配信。内容は、軽微な不具合修正とセキュリティパッチレベルを2024年2月に更新。 ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」、海外モデル アップデート先行配信。Ver.67.1.G.2.25 セキュリティパッチレベル2024年11月1日。