ソニーが基本的に好き!

日本通信xVAIO㈱としてついに登場した「VAIO Phone」。我思う、ゆえに我あり。

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ついに発表された「VAIO Phone」

・VAIO Phone誕生

日本通信とVAIO㈱が協業してVAIOブランドのスマートフォンを出すよと公式発表されたのが2014年12月25日。そこから、当初は2015年1月中に出てくるといわれていたけれど、1月の最後の日の日本通信が決算で出てきたのはなんと箱だけ。

ブラックベースにVAIOロゴだけでも心躍りながら、2月にこそ発売されると思ったら、これまた2月末ギリギリに日本通信の広報ページに、3月12日に発表するよという発表。

はたしてどれだけ待たされるんだろう?というジレンマと、だんだんと大きくなる期待。そしてようやく迎えた発表の日。

3月12日13時30分に開示された日本通信の「VAIO Phone」のページを見るとともに、報道機関向けの発表会も行われていて、まぁここからが大変だったというか、ここまでTwitterのタイムラインが速い流れになるとは予想もしていなかったけど、それやもう凄かった(;’∀’)

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●VAIO Phoneのデザインとスペック。

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まだ実機を触ってない状態で言うのもアレだけど、スマートフォンのスタンダードな一枚板でカドの部分流れるカーブラインもわりと一般的にあるデザイン。

気になっていたVAIOロゴは、正面の下の位置と背面の上部にあるのを確認。背面はガラス素材になっていてここはXperia Zシリーズと同様に質感が高く感じられる部分だろうし、そのわりに本体質量が130gと軽い。

恐ろしく懸念していた通信キャリアロゴ(日本通信とかb-mobile)はなくてスッキリ。壁紙はVAIO㈱のVAIOノートに採用されている壁紙がそのまま入ってきたのは予想した通りだった。

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それから、基本スペック。

OS                       :Android 5.0
サイズ                  :約141.5mm×約71mm×約7.9mm
ディスプレイ       :HD:720×1280
質量                     :約130g (リチウムイオンバッテリー含む)
カメラ                  :背面13メガピクセル CMOS、サブ5メガピクセル CMOS
CPU                     :1.2GHz クアッドコア
内蔵メモリ           :16GB  RAM 2GB
バッテリー           :2,500mAh
SIMサイズ          :マイクロSIM
テザリング           :対応
おさいふケータイ機能:なし
NFC:なし
防水機能:なし
VoLTE:なし
連続通話時間:800分、連続待ち受け時間:500時間
通信 GSM : Quad band (850/900/1800/1900 )
    WCDMA : Band 1( 2100 MHZ )/ Band 19 ( 800 MHZ ) 
    LTE : Band 1( 2100 MHZ )/ Band 3 (1800 MHZ )/ Band 19 (800MHZ)

端末価格は、51,000円(税別)。

一括払いの他に、端末24回分割払いで、音声通話+上限のない高速定額プランをあわせて月額3,980円と
音声通話+1GBのライトプランとあわせて月額2,980円

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●VAIO Phoneの登場について。

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(↑は、以前Xperia SXにVAIOの壁紙をいれて、本体ロゴをフォトショで加工した妄想VAIO Phone)

ベンチマークサイトにうっかりリークされていた内容そのまんまで、このワンクッションがあったおかげか、スペック的にそこまで大きな衝撃は受けなかった。

それはもちろん折りたたみ変形ギミックではないにしても、ディスプレイありきのスマートフォンの中でもあえて違うデザインテイストと機能を多少なりとも盛り込んでくる事を期待してなかったといったらウソになるけれど、自分の期待値の中で最悪の事態を考えていたというか、この短期間に協業の話が進んで、VAIOとしての想いをODMで作られる本体にどこまで想いを入れられるのか?という疑念もあっただけに、今回はこういう形で出てきたという事実はわりと冷静に受け止めていた。

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けれど、どうしてもPanasonicが台湾向けに発売する「ELUGA U2」と同筐体という事がわかってしまうと、いくらブランドとデザイン(カラーリング)が違っていても、同等の価値で見てまう事は避けられないのは仕方がないというか。(国内のMNOや最近のグローバルモデルがかなり高価だった事もあって、感覚がマヒして気付かなかったんだけれども。)

もともとVAIOスマホを出すよというアナウンスからここまで3ヶ月もの時間がかかった事と、日本通信の決算期にMVNO市場でエントリースマホ(二流)ではなくミッドレンジとして出すと大きく明言してしまった事、そして今回のVAIOというブランドを冠した上での本体のスペックと実際に販売される価格。このいろんな要因とバランスが崩れてしまうと、まさに総ツッコミの集中砲火を浴びてしまうという例を見てしまった気がする。

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それでも、あえて理解したうえでも自分は「VAIO Phone」を買おうと思う。その第一の理由は、何はともあれ、これがVAIO初のスマートフォンだという事。

かなりコレクター目線になるのだけれど、ソニー(当時ソニー・エリクソン)がスマートフォンを出した時(Xperia X1)もHTCのOEMだった事もあれば(OSはWindows Mobile)、国内では初となったAndroid端末のXperia X10が出てきた当初は盛大に叩かれていた事もあって、それを経て今となっては持っていたい初代Xperiaになっているという事。

純粋にVAIOロゴの入った、そして不要なロゴの入らない素の「VAIO Phone」という筐体を成しているだけでも買いたいというベクトルが働く。

それに、過去に発売された大好きな端末を懐かしんでも、現状のスペック要件に足りなくて最新のOSやアプリが動かなくて結局は実用として使えないと思えば、最新のAndroid 5.0(Lolipop)が入っていて、今まさに使える「VAIO Phone」だと。

えぇ、それだけの理由で買うのはアナタだけでしょ?と突っ込まれそうだけども。

17年積み上げてきた実績で成り立ってきたVAIOというブランドを消費して、今回初めてWindows PCというもともとの枠から飛び出した初代スマートフォン「VAIO Phone」が出てきた事は間違いないし、このチャレンジからまたセカンドモデル、サードモデルともっと進化してきてくれる事を期待してみよう。

だって、最初は心もとない機体で戦って、そのあとに主役メカが登場するのは、アニメの世界でも一緒でしょ!?

と、オチにも説得力もないものの、アウェイな空気の中自分が買わないと始まらない気がしてるので、まずは「VAIO Phone」を買ってみる事にしよう(;’∀’)

 ・日本通信とVAIO㈱が協業して2015年1月にVAIOスマホを発売するよと聞いて全力で妄想してみた。
・日本通信㈱の決算説明会でVAIO Phone出てキタ━(゚∀゚)━! しかもハコだけーっ!
 ・見た目にダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・ワタシ…、名前変わります…。「VAIO Prototype Tablet PC」から「VAIO Z canvas」へ。
・ものすっごい楽しかった「VAIO meeting 2015」のレポート。(新幹線の中で執筆中。)
・「VAIO meeting 2015」の帰りに、ソニーストア大阪に寄り道して、MONSTER PC 「VAIO Z」を触って来たよ(*´Д`)

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MONSTER PC “VAIO Z” (13.3型ワイド)
ソニーストア販売価格:189,800円(税別)~

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2件のコメント

  1. ClearMacube より:

    果てしないSONY愛、VAIO愛に脱帽しました。

    わたしは、VAIO Zが復活したときは跳び上がってよろこびました。

    5才のときにであったVAIOで初めて、コンピュータでも格好良くできるんだと感動しました。
    しかしながら、今、私のVAIOに対する思いがゆれています。
    PCをつくったらすばらしい、でも、スマホをデザインすると…

    T700MRの様に、普通でないものを楽しみにしていました。
    普通だといいつつ、非凡の極限のようなものをだすのはソニーブランドでなくVAIOブランドでありました。

    今、私は、ショックを通りすぎ、怒りがこみあげています。
    明日にでも、発表を撤回し、メインのプロダクトラインの開発に注力するべきだと思うのです。
    こんな遣っ付け仕事をするならば。

    • kunkoku より:

      いえいえ、このブログ書くだけでもとても悩んでしまいました。
      VAIOブランドのスマートフォンなら!と言う期待とかもちろんあるので、いろいろ心中渦巻いてるのですが、今の小規模になってのまず最初のきっかけがこういう形だったのかなと…。
      Xperiaとかの収集癖があるので、それがハードルを下げる要因の一つだと思いますが、VAIO㈱には、これから先にもっともっと良い方向に向かって欲しいので、僕は応援したいと思いますw