「VAIO Z | 勝色特別仕様」モデルをソニーストアで確認。予想外に鮮烈なカラーリング。
それを記念して『勝色』を施した特別仕様の「VAIO Z」と「VAIO S13」を数量限定で発売するという事で、その実機をソニーストアで見てきた。
実は、「VAIO Z」の勝色特別仕様は、ソニーストアの店舗によって展示されているモデルが異なる様子。
ソニーストア銀座・名古屋では、『勝色特別仕様』の「VAIO Z フリップモデル」、ソニーストア大阪・福岡天神では、『勝色特別仕様』の「VAIO Z クラムシェルモデル」をぞれぞれ1台のみ展示しているという。
今回は、ソニーストア福岡天神に伺ったので、『勝色特別仕様』の「VAIO Z クラムシェルモデル」の実機を見ることができた。
-----------------------------
●ビジネスモバイルマスターピース「VAIO Z | 勝色特別仕様」モデル。
そもそも「VAIOカラー」という言葉があったほどで、バイオレットに近いカラーリングがアイデンティティとなっていたけれど、SONYから離れてVAIO㈱となった2014年からは、「勝色(かちいろ)」をコーポレートカラーに。
「勝色(かちいろ)」と言われてもピンとこないもので、古来の日本では深く濃い藍色をそう呼ぶというものの、確たる定義があるわけではなくて、「理性の青」と「感性の紫」の間にある色ということをVAIO㈱では定義している模様。
最初に理解しておかないといけないのは、かつての「VAIOカラー」と「勝色(かちいろ)」は似て非なるものということ。
どうしてそんなことをわざわざ説明したかというと、『勝色特別仕様』の「VAIO Z クラムシェルモデル」を最初に目にすると、想像していたよりもかなりの鮮明なブルーだったため。
言葉の定義が難しいので、照明のあたり具合によっては紫方向への色合いにも変化するものの、濃い薄いでいうと間違いなく濃い色。
web画像から、もうすこし淡い色を想像していたというか、「VAIOカラー」に近いものだと思っていたので、思わず面食らってしまった。
あくまでも照明による写真の映り方の違いもあるので出来るならソニーストアで確認できる人はぜひ現物を実際に見て欲しいけれど、印象としてはかなり鮮烈なブルー系で、個人的な記憶としては、2011年春モデルの「VAIO S(SBシリーズ)」のブルーに近いように思える。
このカラーリングは、VAIO Zのボディのうち、アルミニウム合金で構成されている天板とパームレストに染色されて、ブラスト加工の表面処理がより深いニュアンスを醸し出している。
逆に、ディスプレイベゼルや底面は、素のVAIO Zと同じくブラック。
キーボード面をみると、パムレスとに連なるタッチパッドも同色系にあわせられていて統一感を出している。
キートップはブラックで、「英字配列」、「日本語配列(かな文字なし)」、「日本語配列」の3パターンからカスタマイズもできる。
本来を底面から見た時に入る刻印は、「MADE IN AZUMINO JAPAN」。
あくまでも個人的な感情ではあるけれど、VAIO Zの15週年記念限定モデルのときは、「15th ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION」という刻印がされていたので、出来るなら今回も「20th ANNIVERSARY COLLECTOR’S EDITION」として欲しかった。
もしくは、ふるさと納税の特別モデルにあったパームレスト右手前部分に、北アルプスの山々を模した刻印と”made in azumino japan”の刻印が入るともっと特別モデルとしての貴重性も高まったように思える。
--------------------------
● 「VAIO S13」の『勝色オーナメント仕様』モデル。
VAIO S13にもある『勝色オーナメント仕様』モデルは、展示実機ではなくヒンジ部のオーナメントが「勝色(かちいろ)」となったサンプルが各店に置いてある様子。
さすがにオーナメントだけでは雰囲気がちっともわからないので、通常モデルに「勝色(かちいろ)」のオーナメントを貼り付けてイメージを確認させてもらった。
こちらはweb画像で見たものと近く、どちらかというと従来のVAIOカラーといった感覚。
VAIO S13のブラックモデルに『勝色オーナメント仕様』としてみたまとまり感は思っていたよりも良い感じ。
スペックでは上位選択固定となることもあって、こちらもできればオーナメントに20週年の刻印を入れて欲しかった。
--------------------------
『勝色特別仕様』の「VAIO Z」は、カラーリングの好みはあると思いつつも、特別色を存分に堪能するのなら天板の中央にVAIOロゴが位置する「クラムシェルモデル」が今までのVAIOを彷彿させる。
「VAIO Z」本来のフル機能を発揮させたいと思えば「フリップモデル」一択。
惜しむらくは、「VAIO Z」は2016年2月発売のモデルということ。
タイミング的には「Kabylake」に移行しているメーカーが増えつつあり、「VAIO S11」に搭載されているUSB type-C(Thunderbolt 3)する拡張性がCES2017でも各社急速に広まっている現実をみているだけに、「VAIO Z」新モデルの期待をしてしまう。
なんてことを考え出すと特にPC業界では永遠に買えなくなるループにハマってしまう。まして、20thモデルがなくなった後にあの時買っておけば良かった!と後悔するのが常。
悩ましい。盛大に悩ましい。
20thという記念モデルはもう後にも先にもこのモデルだけかもしれないので、ウリャー!と決断できる人はもう早めにポチっておこう。
-----------------------------
●VAIO生誕20周年の『勝色特別仕様』モデルラインナップ
『勝色特別仕様』VAIO Z フリップモデル
ソニーストア販売価格:219,800円(税別)~
『勝色特別仕様』VAIO Z クラムシェルモデル
ソニーストア販売価格:176,800円(税別)~
2017年4月26日(水)9時00分までの期間限定で、「メモリー16GB」が通常より20,000円安く買えるキャンペーンと、ストアオリジナル13インチ用PCケース「CC-LGS/CS/
「VAIO ロゴ入りオリジナルバッグプレゼント」対象モデル。
・我が手にしたときの所有欲が半端じゃない新「VAIO Z」、開梱から外観レビューまで。
・強烈なパフォーマンスと超高速スピードを手に入れて、フリップ/クラムシェル2つのスタイルを持つ「VAIO Z」(前編)
・強烈なパフォーマンスと超高速スピードを手に入れて、フリップ/クラムシェル2つのスタイルを持つ「VAIO Z」(後編)
・VAIO Z初回購入者だけが手にする事のできる「Z ENGINE 基板アクセサリー」、その実物サンプル。
VAIO S13 『勝色オーナメント仕様』モデル
ソニーストア販売価格:188,800円(税別)~
『勝色オーナメント仕様』モデルは、Core i7 / メモリー16GB / タッチパネル非搭載となる。
2017年4月26日(水)9時00分までの期間限定で、「第二世代ハイスピードSSD」が通常より5,000円安く買えるキャンペーンと、ストアオリジナル13インチ用PCケース「CC-LGS/CS/
「VAIO ロゴ入りオリジナルバッグプレゼント」対象モデル。
・自社PCを今こそVAIOに!ビジネス要件を満たすハイパフォーマンスなモバイルPC「VAIO S13」
・VAIO 【S Line】、13.3インチのモバイルノートPC「VAIO S13」の展示実機入荷。
-----------------------------
●VAIO Z、VAIO S13、VAIO S11を購入すると、VAIOロゴ入りオリジナルバッグプレゼント
1月31日(火)より、「VAIO Z フリップモデル/クラムシェルモデル」、「VAIO S13」、「VAIO S11」を購入すると、VAIOロゴの入ったオリジナルデザインのバッグを先着順でプレゼントするキャンペーンを開催。
シンプルながらも、VAIOロゴが入り、内側の生地が勝色になった特別なオリジナルバッグ。
数量限定のため欲しい人は早めにオーダーしよう。
-----------------------------
●VAIO 買い替え応援キャンペーン
2017年1月31日(火)9:00~201
デジタルリユースに下取りのお申込みで、+5,000円、
お支払方法を「ソニーストアのお買物券」を選択すると、さらに+
・「VAIO Z / BEAMS特別仕様 < Monotone Crazy >」の実物をチェック。他人とは違う個性を出したい人にこそ刺さるデザイン。
・モバイルPCにもデスクトップPCにもなれる圧倒的パフォーマンスのモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」
・六本木ヒルズ内”Hills Cafe/Space”に期間限定で「VAIO Cafe」誕生、そしてさらに【VAIO meeting 2015 #2】を開催!
・長野県安曇野にある「VAIOの里」と呼ばれるVAIO本社で工場見学してきたよ。
ダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・「My Sony Club」と「週アス(3/3号)」に、新VAIO Zの開発秘話たっぷり。