最新世代のデジタル一眼カメラα1 / α7S III / α7 IV に、縦位置グリップ「VG-C4EM」を装着して使い勝手を試してみる。
従来のモデルから大きく進化した最新世代モデルのデジタル一眼カメラα1、α7S III、 α7 IV。
α7RIV / α9II 登場時に発売された縦位置グリップ「VG-C4EM」は、最新世代モデルのα1、α7S III、α7 IVにも引き続き利用できる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )に最初から付属しているアクセサリーを確認しておこう!ほか、おすすめ周辺機器をリストアップ。
・α7 IV | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・α7R IV 撮影サンプル
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目次
●α7 IV「ILCE-7M4」+縦位置グリップ「VG-C4EM」
縦位置グリップ「VG-C4EM」
メーカー希望小売価格:41,800円(税込)
ソニーストア販売価格:39,050円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
縦位置撮影時も、横位置と同様のホールド性と操作性を保つ縦位置グリップ。
縦位置グリップは本体と付属としてあるのは取扱説明書のみで、バッテリーは別売。
α7RIV / α9II登場時に発売された縦位置グリップ「VG-C4EM」が、そのままα7 IV / α1 / α7S III にも利用できる。
縦位置グリップのサイズは、幅128.9×高さ52.7×奥行67mm。
カメラ電源室挿入部分を除いた、カメラ装着時の高さ。
そして、バッテリーを含まない、バッテリートレイが入った状態での質量は約290 g。
縦位置グリップの電池室OPEN/CLOSEのつまみをOPENにひねってオープン、青いバッテリーストッパーを解除するとバッテリートレイが取り出せる。
縦位置グリップの利点のひとつとして、リチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」を2つ装着できる事。
長時間撮影し続けなければいけない場合でも、バッテリーの差し替えせなしにのまま撮影し続けられる安心感がある。
トレイにある端子部分にバッテリーを載せるように挿入するだけで、カチっとかんたんにハマる。
バッテリーは、2コ装着しなくても1コでも動作するし、順番の取り決めはなくてどちらに装着しても動作する。
縦位置グリップの奥までバッテリートレイを押し込んで、つまみをCLOSEの位置まで回して準備完了。
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●縦位置グリップをα7 IV / α1 / α7S IIIに装着する時のコツ。
縦位置グリップをカメラボディに装着する場合。
α7 IV / α1 / α7S III の底面にあるバッテリーを納める底面の開閉フタを開いて、バッテリーが入る空洞に挿入するかたちで合体する。
ただそのまま入れようとしても、開いた底蓋となるカバーが干渉してしまうので、取り外さなければいけない。
とは言え、カメラのバッテリーカバーの脱着はシンプル。
カバーの根本にある取り外しレバーをスライドさせると、ヒンジの突起部分が引っ込んでかんたんに取り外すことができる。
元に戻すとき、バッテリーカバーの軸を取り付け部の穴に差し込んでから、バッテリーカバーを押し込むようにしてもう一方の軸を取り付ける。
外したバッテリーカバーはどこに保管すればいいのか?
というと、縦位置グリップの挿入部に収納するスペースが設けられているので、仮に備え付けておけるので紛失を防止にもなる。
カメラボディのバッテリー挿入口へ、縦位置グリップの電源挿入部をドッキングさせて合体。
カメラ底面にある三脚穴に取り付けネジがブレていないことを確認して、固定するまでしっかりとダイヤルを締める。
万が一にも外れると大変な事になるので、使用中にも取り付けネジが緩んでいない事を確認しよう。
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●ボディ+縦位置グリップ運用。
α7 IV に縦位置グリップ「VG-C4EM」を装着した状態。
カメラのボディとグリップの形状がそのまま縦位置グリップと一体化。
カメラボディにあわせた小型軽量設計で、幅131.3 ×高さ163.4mmというサイズ感。
バッテリー2コ内蔵したとして、トータル質量は約1,031 g。
(レンズのサイズと質量は別。)
縦位置グリップの内部の材質はマグネシウム合金を採用して剛性も担保。
きちんと防塵・防滴ために連結部にはシーリング部材が使われていて、外出した場合でも安心して使えるらしい。
ただ気になるところとしては、カメラボディと縦位置グリップ「VG-C4EM」が完全に一体化しているというわけではないこと。
言えば、カメラボディのほうが少し大きく、縦位置グリップと段差ができている。
実際に使うぶんには問題はないとはいえ、せっかく合体するなら所有欲を満たすデザインを追求して欲しかったようにも思える。
縦位置グリップ「VG-C4EM」に備える各所の物理操作スイッチ類。
人差し指で操作できる位置に、シャッターボタンと、C1/C2ボタン、前ダイヤル。
シャッターボタンの周囲リングの切り替えスイッチは、電源オンオフではなく誤操作防止のロック機構になっている。
親指操作できる位置には、測距点をすばやく選択するためのマルチセレクター、AF ONボタン、AELボタン、後ダイヤル。
α7 IVの後ダイヤルRに相当するダイヤルはない。
これらの操作ボタンやダイヤルにも防塵・防滴に配慮した設計はなされているらしい。
リチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」を2個装着していると、バッテリーも2つ表示されている。
使用しているバッテリーの電池残量を1%単位で表示。
もう一方の使用していないバッテリーは、4段階目安のアイコンからおおよその状態を把握できる。
一方の電池が切れると、もう一方の電池に自動的に切り替わる。
カメラ本体のみで撮影した場合に比べると約2倍の長時間撮影ができることに加えて、バッテリーの入れ替えのタイミングを悩まなくてよいことと、交換の手間を省けることがメリット。
ちなみに、バッテリーを1個しか装着しなかった場合でも、いつもどおり動作する。
バッテリーを充電するさいには、カメラのUSBポートから縦位置グリップに入っている2つのバッテリーを充電できる。
2個のバッテリーのうち、残量が少ない方から充電される。
しかも、α7 IV / α1 / α7S III は、USB PDに対応したACアダプターを利用することで、高速に充電できる。
バッテリーの入れ替えせずに、2コとも充電してくれるので、下手なバッテリーチャージャーよりも効率的。
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●本気モードで撮影する時の心強いパワーアップアイテム。
実際にカメラボディに縦位置グリップを装着して使ってみる。
縦位置に構えても、カメラのグリップ形状と同様に大きく握りやすく小指までしっかりと力を入れてホールドできる。
そのため安定して人差し指で自然にシャッターや各ボタンが押せる。
ヨコにしてもタテにしても、全てではないとしてもおよそ同じスタイルで操作できるので、積極的に持ち替えて撮りたくなる。
望遠レンズのようなトップヘビーなレンズを使う場合には、余計に縦位置グリップとの相性が良い。
を装着してみた状態。
そもそもこのレンズは初期型の
」とくらべて大幅に軽量化してしまっているので遥かに扱いやすくなっているのだけれども、縦位置に構えて片手でグリップしても上下左右に難なく振り回せる心地よさがとても良い。α7 IV のようなチルトタイプの外部モニターの場合、縦位置でのローアングルやハイアングルの撮影ポジションがとても楽。
それにあわせて縦位置にかまえた時にも、コントロールの機能や位置、および操作上の感触までほぼカメラ本体と共通化して使える。
これが特に心地よい。
ボディに縦位置グリップを追加することになるので当然サイズ的にも総重量としても増加する。
とはいえ、一昔前の一眼レフカメラの装備を思えば圧倒的にミニマム。
タテに持ってもヨコに持っても余すことないホールド性と操作感に加えて、より安心して使えるバッテリーライフ。
航空機やモータースポーツ、運動会やポートレート撮影にいたるまで、気合をいれて撮影したい時の心強いオトモになるはず。
<参考>
・α7 IV「ILCE-7M4」を開封して付属品をチェック。本体充電はUSB PDに対応したので、PD対応ACアダプタを別途購入することをオススメ。
・デジタル一眼カメラ α7 IV「ILCE-7M4」 レビュー(その1)α7III からどこが変わったのか?ハイブリッド機として進化点をチェック。
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●デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」
デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」
ソニーストア販売価格:328,900円(税込)
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デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4K」ズームレンズキット
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・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の熱耐性能について、海外のソニー公式ページから調べてみる。α7 IV、α7SIII、FX3、α1の動画連続撮影比較。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の新機能「フォーカスブリージング補正」と、その対象レンズについて確認してみる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は本体内ソフトウェアアップデートが可能!? メモリーカード内に保存したファームウェアデータを使って実行できる様子。PCいらずで、スマートフォンやタブレットだけでもアップデートできる可能性。
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●「α7 IV」( ILCE-7M4 )におすすめアクセサリー
縦位置グリップ「VG-C4EM」
ソニーストア販売価格:39,050円(税込)
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モニター保護ガラスシート「PCK-LG2」
ソニーストア販売価格:3,720円(税込)
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「α7 IV」からモニターの比率が3:2と変わったため、保護ガラスシートも形状も変化して今までのものと変更されている。
間違って従来の4:3の保護シートを買わないように注意。
リチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」
ソニーストア販売価格:9,350円(税込)
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Zバッテリーは、大幅にバッテリーの持ちは良くなったため充電切れになることは少ないものの、長時間撮影や動画撮影に使用する場合には予備のバッテリーをオススメ。
バッテリーチャージャー「BC-QZ1」
ソニーストア販売価格:10,175円(税込)
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約150分で満充電が可能な急速充電チャージャー。
本体充電では使い勝手がよくない、もしくは予備のバッテリーを充電したいときにはあると便利。
CFexpress Type A メモリーカード「 CEA-Gシリーズ」
80GB 「CEA-G80T」
ソニーストア販売価格:26,400円(税込)
160GB 「CEA-G160T」
ソニーストア販売価格:50,600円(税込)
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「α7 IV」で高速連写やビットレートの高い動画を撮るさいに、CFexpress Type Aのカードが安定した高速書き込みが可能。
値段が張るもののSDカードとは比較にならないほどの高速書き込みが可能なため、よりレスポンスを重視する場合には揃えたいアイテム。
CFexpress Type A / SDカードリーダー「 MRW-G2」
ソニーストア販売価格:16,500円(税込)
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CFexpress Type Aカードと、UHS-IIのSDカードにも対応するリーダー。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
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ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00