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ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM4」の限定カラーモデル「SILENT WHITE(サイレントホワイト)」レビュー。


Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホンで業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現したオーバーヘッドタイプの「WH-1000XM4」に、限定カラーのSILENT WHITE(サイレントホワイト)モデルが登場。

基本ベースは「WH-1000XM4」そのままに、無音の世界を表現したという期間限定カラーモデルとなる。

・WH-1000XM4 | ヘッドホン | ソニー

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●LIMITED EDITION 「WH-1000XM4 Silent White」


限定カラーというとヘッドホン本体だけかと思いきや、アクセサリーに至るまですべてがホワイトカラー。

パッケージには、LIMITED EDITIONのゴールドの表記が入り、非常にインパクトがある。


「WH-1000XM4 SILENT WHITE」は、単なるホワイトカラーというだけではない。

通常よりも塗装レイヤーを増やし、下地の素材に影響を受けることのないまさに純白といえる真っ白さ。


パールを配合したことで、繊細なテクスチャーや奥行き感が表現されている。

最表面には、トップコートが施されていて、不意の塗装剥げや汚れ防止にもなっていて、かつさわり心地もしっとりとしてかつ上質な手触り。

その作業工程のぶんだけ価格は上昇するものの、まさにプレミアムなホワイトカラーとなっている。


「WH-1000XM4 SILENT WHITE」に付属するキャリングケース、ヘッドホンケーブル、USBケーブル、航空機用アダプターに至るまで、ホワイトカラーで統一。

特に、ヘッドホンケーブル、USBケーブル、航空機用アダプターは、限りなくヘッドホンの本体と整合性がはかられている。


キャリングケースの外側はホワイトカラーであり、内側は少しグレーがかったフェルト素材。

ヘッドホン以外の、航空機用プラグアダプター専用ポケットや有線ケーブルを入れるポケットもあるので、まるまる一式を持ち運ぶことができる。



付属しているステレオミニプラグをつないだ有線接続としてもカラーの相違がないということが所有欲にもつながる。

航空機用アダプターも付属しているのでワイヤレス機器を使えない飛行機内でも有線ヘッドホンとして使える。

有線接続できると、万が一のバッテリー切れにも使え、より良い音で聴きたいといったときにも使える汎用性もあり、コンパクトさと可搬性をあわせもって持ち運びたくなる。

 

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●「WH-1000XM4 SILENT WHITE」の基本性能


「WH-1000XM4」は、一つ一つのパーツの組み合わせたスキマがほとんどなくなり、ラウンドした形状を含めてなめらかに連なり一体化したヘッドホンボディ。

装着性の低反撥ウレタンフォームを立体的に縫製したイヤーパッドとイヤーパッドが内側に倒れ込む構造で、耳に吸い付くように柔らかくピッタリフィット。

イヤーパッドの耳にあたる接地面積が広く、圧力が分散し疲れにくく快適な装着性。

耳全体がしっかりと覆われるということは、中からの音漏れもなく気密性の高さから低域もしっかりと出る、ノイズキャンセリング性能も高まるという基本的な向上につながる。


可動部分には、複数のシリコンリングを仕込み、使っているさいに軋んだ音がしたりカタカタといった音がしないように配慮。

ヘッドバンド部は細身でありつつも頭頂部にあたるクッションはよりフィットしやすい形状で長時間リスニングしても痛くなりにくい。

ハウジング部は、折りたためるスイーベル機構で、横向きにしてフラットにする事ができて持ち運び時にはさらに省スペースにできる。


質量は公称値では「WH-1000XM4」約254g。(計量で測ると255gと表示されている。)

通常モデルよりも多いレイヤーで塗装されているものの、本体重量は変わらず。


物理ボタンもすべてホワイトカラー。

小さいながらも指で触っても判別のしやすい形状。

ヘッドホンを装着したままでも、どちらが電源でどっちがカスタムボタンかの判別ができる。


充電端子はUSB type-C

上下を気せず差し込みやすく、最近のスマホを代表とするガジェット類とUSB type-C端子で共通化。

充電も非常に早く、10分の充電で5時間利用できるクイックシャージ機能が便利。

連続再生時間は、ワイヤレス接続で最大30時間(ノイズキャンセリング機能ON時)の長時間使用ができる。


スマートフォン(AndroidやiPhone)とbluetothで接続するペアリングのひとつとして、NFCを備えたXperiaやウォークマンはとても簡単。

右外側ハウジング部分にNFCマークがあるので機器同士を近づければかんたんにペアリング完了。

それ以降も、NFCを近づけるだけで、切断も再接続もワンタッチ。


また、Androidスマートフォンに便利な機能がFast Pair

ヘッドホンをペアリングモードにして、、Androidスマートフォンに近づけるだけで、ポップアップが現れてタップするだけで簡単にペアリングできる。

自身のGoogle IDでログインしているというのが前提条件ではあるけれど、カンタン便利な機能。

 

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●強烈なノイズキャンセリングと高音質化へのこだわり。


ワイヤレスで接続するBluetoothの対応コーデックは、SBC、AAC、 LDAC(エルダック)

Bluetooth®オーディオSoC「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」と連携。

アルゴリズムの進化により、毎秒700回以上センシングすることで、その時の音の環境(外のノイズ、ドライバユニットと耳の間の音響特性、音楽の信号)に対してリアルタイムにノイズキャンセリング処理を適用。

特に、中高音域のキャンセリング性能が上がったことで、乗り物はもちろん街中やカフェの中といった人の声が多い環境でもさらなる静寂が味わえる。

再生音のボリュームを無理に上げて雑音を紛れさせるという事をせずとも、小さい音量でもきちんと音のニュアンスを聴き取れて、より快適な状態で音楽を楽しむことができる。


そして、業界最高クラスのデジタルノイズキャンセリング機能。

ヘッドホンの外側と内側に配置した2つのセンサー(マイク)で集音した騒音と、音楽信号をすべてデジタル化して、DNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンで、「フィードフォワード」、「フィードバック」の2つの方式で騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を高精度に作り出す「デュアルノイズセンサーテクノロジー」

また試験信号音から、頭の形や髪型、メガネ装着の有無といった個人差を検出して最適化、気圧計を内蔵して、飛行機に搭乗中など気圧の変化に合わせてノイズキャンセリング性能を最適化する「NCオプティマイザー」も備える。

 

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●ノイズキャンセリングを使いこなす快適機能。


強力なノイズキャンセリング性能のため、周囲の雑音がすっかり消えてしまいすぎて逆に困る時もある。

「外の音を聞きたい」という時には、ヘッドホンをはずさなくても、右側のハウジングに大きくタッチするだけで、一時的に聴いている音楽の音量が小さくなって周囲の音をひろってヘッドホン内に流れてくる。クイックアテンションモード

また、ヘッドホンの右側のハウジングは指先でタッチして、音楽再生/一時停止/曲送り/曲戻し、音量調節、ハンズフリー通話/終話といったコントロールもできる。

iPhoneの「Siri」や、Androidの「Google Now」といった音声アシスタント機能の起動もでき、スマートフォンを取り出さずにヘッドホン側の操作と音声操作だけで、電話をかけたり音楽を再生、情報検索といった使い方もできる。


スマホ専用のアプリ「Headphones Connect」との連携。

接続しているコーデックの種類やバッテリー残量がひと目で確認できで、「ステータス」、「サウンド」、「システム」の3つのカテゴリーに分類。

「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」の、外音取り込みのレベル(22段階)を変えることで、強烈に効果のあるノイズキャンセリングの効き具合を調整して、周囲の音を全てアプリで細かく調整できる。

シチュエーションがかわることを想定してノイズキャンセリング効果を自動的に調整してくれる「アダプティックサウンドコントロール」

あらかじめ止まっている時/歩いている時/走っている時/乗り物に乗っている時の4パターンから、それぞれ外音取り込みのレベルボイスフォーカスのオンオフを好みで設定しておくことで、スマホの加速度センサーを利用して、自分の行動ごとに自動的に切り替えてくれる。

周囲のガヤガヤはうっとおしい、けれど必要な情報を聞き逃すのは困る、という贅沢な欲求を調整の手間いらずでやってくれる。

加えて、自身のいる場所に応じてヘッドホンの設定を自動的に切り替える機能を追加。

接続しているスマホのGPSから、AIがユーザーのよく行く場所を認識。

自宅や職場といったよく訪れる場所に合わせて、ノイズキャンセリング/外音取り込み設定やイコライザー設定を登録しておくと、その場所付近に到着すると自動で好みの設定に切り替わる。

「スピーク・トゥ・チャット」では、自分が話したいときに話しだすと自動的に音楽を一時停止して、外の音を取り込み会話を行える。

話し終わると音楽の再生が自動的に再開される。

ヘッドフォンをつけたままで、しかも手が離せないときでも声だけでコントロールできるのは確かに便利。


音楽を再生していて、ヘッドホンを一時的に外すと、自動的に音楽が一時停止。

タッチセンサーも一時的に無効になるため、不意に触ってしまっての誤作動もない。

改めて装着すればまた自動で音楽を再生。

もしもヘッドホンを外したまま約15分経過すると、自動で電源がOFFになるので、余計なバッテリーの消費も防げる。

 

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●オーバーヘッドタイプならではの装着感と音質。


ヘッドホンの本体部分は、高域再生が可能な40mmHDドライバーユニット、軽量CCAWボイスコイルを採用。

高域再生が可能な40mmHDドライバーユニット軽量CCAWボイスコイルを採用して、振動板材料として理想的な特性を持つLCP(液晶ポリマー)にアルミニウム薄膜をコーティングした「アルミニウムコートLCP振動板」を採用。

再生周波数帯域は、4Hz-40,000Hz

そして、ここでも音質にも大きく寄与する「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」

ポータブルオーディオ向けとして最高クラスのS/N比と低歪率をあわせ持ったD/A変換回路や、ヘッドホンアンプを内蔵していて、さらには32bitのオーディオ信号処理を行うことで、圧倒的なクリアな音楽再生ができる。

感度は、104.5dB/mW(有線接続、電源ON時)、101dB/mW(有線接続、電源OFF時)


そして、圧縮音源でもアップスケーリングしてサンプリング周波数とビットレートを最大96kHz/24bitまでアップスケーリングする「DSEE Extreme」

AI技術を利用して、リアルタイムで曲を解析して、アップスケーリングする。

「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」の恩恵もあって、スマートフォンに不足しがちな量感や音のディティールを補ってあまりある良質な音で楽しめる。


左右にあるフィードフォワードマイクと、3つのマルチ配列マイクの合計で5つのマイク、機械学習で開発された発生検出アルゴリズムも加わって高精度に声を拾う「高精度ボイスピックアップテクノロジー」。

ヘッドホンをつけたままで話してみても通話品質が非常によくなっている。


「WH-1000XM4」は、2台の機器と同時接続して、それぞれで通話と音楽が受信できる「新マルチポイント」機能を装備。

「新マルチポイント」機能の場合、例えばメインのスマホで音楽を聴いた後、停止して、もう一方の機器(スマホやPC)で音楽再生を始めるだけで再生機器を切り替えられる。

メインのスマホが電話を着信した際には自動で通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話をすることもできる。

2台の機器でヘッドホンを使う場面で接続の切り替えがいらなくて、どちらもシームレスに使える。

 

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●音に包み込まれる「360 Reality Audio」を最高の状態で楽しめるヘッドホン。


没入感のある立体的な音場を実現する立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」がついに国内でも本格化。

基本、スマホとヘッドホンさえあれば体験できる「360 Reality Audio」ではありながらも、「WH-1000XM4」であれば、音場やヘッドホンの音響特性を最適化してより臨場感を高めた立体音響を楽しむことができる。

ソニーのスマホアプリ「Sony | Headphones Connect」「WH-1000XM4」と接続し「360 Reality Audio設定」を開始すると、実際にスマホで両耳を撮影して測定し解析することで、正確な音場を再現できるように最適化される。

仮に、楽曲配信アプリ「Artist Connection(アーティストコネクション)」で「360 Reality Audio」を聴いてみると、360度から音に包まれている感覚を味わえる。

一般的な音楽をヘッドホンで聴いた場合、頭の中で再生されているという感覚になるものが、「360 Reality Audio」では音が頭の周りを包み込むように聞こえる。

スマホとヘッドホンだけで体験ができる手軽さと、360度の音場体験はハイレゾのような高音質とはまた違った満足感がある。

 

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●不要な音を消し去って音楽に没入できる最適解となる「WH-1000XM4」


「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」に加えて新しいBluetooth®オーディオSoCを連携されることでノイズキャンセリング性能を大きく上げ、圧縮音源をハイレゾ音源に近づけるAIベースの「DSEE Extreme」を搭載する「WH-1000XM4」に新たに加わった限定カラー「SILENT WHITE」

その性能は高く評価されているけれど、買う機会を逸していた人にとっては絶好のタイミングでの登場。

はじまったばかりの「360 Reality Audio」最大限楽しめる、かつ、所有欲を満たしてくれる限定モデルだけに欲しさも倍増する。

 

「WH-1000XM4 Silent White」

 

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●「360Reality Audio」対応ヘッドセット


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWH-1000XM4」
ソニーストア販売価格:44,000円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット最高峰「WH-1000XM4」レビュー。不要な音を消し去ってイイ音を聴きたい、都合よく必要な音は聞き取りたいという贅沢をシームレスに満たしてくれる。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM3」


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM3」
ソニーストア販売価格:27,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・静寂とイイ音の合わせ技が最高すぎる、完全ワイヤレスのノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM3」を使ってみたレビュー。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM3」を2週間ガッツリ使ってみた雑感。
・[ Engadget Japanese 掲載]完全ワイヤレス&ノイキャンで劇的に進化 ソニーの新ヘッドセット「WF-1000XM3」レビュー

 

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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