グローバル版の「Xperia XZ」にAndroid 7.0 Nougatへのアップデートが来たので、インストールしてみた。
Android OSの最新バージョンとなるAndroid 7.0 Nougatが、グローバル版の「Xperia XZ (F8331)」と「Xperia XZ Dual (F8332)」にやってきたので、早速ダウンロードしてみた。
・Android Nougat arrives on the Xperia XZ (39.2.A.0.327) | Xperia Blog
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●Android 7.0 Nougatにアップデートして使ってみよう。
Windows PCと「Xperia XZ」をUSBケーブルで接続して、「Xperia Companion」を起動。
すると、「新しいバージョン 39.2.A.0327」が見るかるので、ウィザードにしたがってすすめていけばアップデータを「Xperia XZ」に転送してインストールという流れ。
あとは本体ソフトの更新がインストールされて立ち上がるのを待つだけ。
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●Android 7.0 Nougatがどんなものか触ってみる。
再起動後に、まずは設定から確認すると、Androidのバージョンは7.0。
ちなみにビルド番号は、39.2.A.0327。
細々と変更があると思われるけれど、ひとまずは目立ってわかる違いをピックアップしてみた。
パッ見で変わったのが画面のUIのサイズ変更で、【画面設定】の「表示サイズ」から”小・標準・大”の3種類から変更できるようになっている。
ちなみに、「フォントサイズ」の変更はもともと出来ていたけれど、新しく”小・標準・大・特大”にそれぞれ変更した場合の文字のサイズ感をプレビューでお知らせしてくれるので、わかりやすくなっていた。
左から、表示サイズが「小」、「標準」、「大」の順。
アイコンサイズが変わったうえで表示できるアイコン数にも変化がある。
ホーム画面では、「小」にするとアイコンの配置できる領域が5×5グリッド、「標準」では4×5グリッド、「大」では4x4グリッド。
アプリ一覧では、「小」では5×5グリッド、「標準」と「大」では4×5と同じもののアイコンの配置に変化がある。
また、変更直後はウィジェットのサイズは変更してやる必要がある。
ちなみに、ホーム画面の一番左ページは、Xperia XZでは既に「Google Now」のページとなっていたけれど、アップデート後から画面切り替えを示すアイコンをよくみると、一番左だけしっかりと[G]になっている。
「クイック設定」も変化。
上からドロップすると、まず一段回目として、う5つの項目が現れる。
そしてさらに下にドロップすると複数のクイック設定が現れる2段式になっている。
クイック設定に登録できる項目も、従来の最大11コという制限から、左右の2ページ目まで登録できるようになってより多くの設定を配置できる。
それから、通知バーからのプッシュ通知も、より具体的な内容が表示されるようになったり、通知バーからアプリごとに個別に通知の度合いを変更できるようになっている。
通知バーに現れる情報からすぐにリアクションがとれるというのもレスポンスがあがって便利。
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スリープ中のバッテリーの消費を防ぐ「データセーバー」は、バックグラウンドで動作するアプリの通信を抑えたり、通常使っているアプリのデータ通信料も個別に減らして節約といったこともできる。
スリープ中のバッテリーの消費を防ぐ「バッテリーセーバー」は、Android 6.0(Marshmallow)にも備わっていた「Dozeモード」が改良されたという事らしいけれど、その成果があるかどうかはこれから使ってみないとわからない。
【バッテリー】の項目はもともとのXperia XZにあった設定そのままで、STAMINAモードや節電レベルの調整項目など、見た目には変わらず。
【言語と入力】の設定には、複数の言語を利用できるように、「言語の追加」が加わっている。
今までは言語を切り替えるという使い方は出来たけれど、複数言語を登録しておくと、優先順位にしたがって例えば、日本語と英語の両方を表示してくれるようになったりする。
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右下の□ボタンをタップすると、複数起動したアプリの一覧が表示されて、その中から1つアプリを選んで画面の端のエリアにドラッグすると、画面分割したモードに切り替わる。
そうすると、画面の半分でアプリを使いつつ履歴を見るとか、半分半分にアプリを開いて使うといったことができるようになる。
真ん中の境界線を動かしてサイズを変えることもできるし、境界線をどちらかへドラッグすると1つのアプリだけを全画面で開いたりもできる。
これさえあれば、動画を見ながらTwitterといった使い方がかなり捗りそうで、ながら使いができるようになるのはとても便利。
ただし、マルチウインドウに非対応アプリがかなり多くて、試しただけでもカメラアプリ、ミュージックアプリも非対応で、今後の対応に期待。
ちなみに、今までXperiaの代名詞のとして使えた「スモールアプリ」は復活していない。
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今触っている限りではなかなか安定して使えているなーと概ね満足していたら、もう最新バージョンのAndroid 7.1.1がリリースされる様子。
・Sony aims to be first manufacturer to release Android 7.1.1 (outside Google) | Xperia Blog
対応が早くなるということはそれだけ独自機能がなくなっているんじゃ?ともとれないけれど、現状ひとまずは国内モデルのXperiaにも早くAndroid 7.0 Nougatがおりてきて欲しい。
「マルチウインドウ」しかり、表示サイズが変更できるようになって、それこそ大画面タイプのXperia Z5 Premiumや、タブレットのXperia Z4 Tabletはかなり便利になるんじゃないかと。
・NTTドコモスマートフォン/タブレット、「Android 7.0(Nougat)」アップグレード対象モデルを発表。Xperiaシリーズは、Xperia Z4以降が対象。
・auスマートフォン/タブレット、「Android 7.0(Nougat)」アップグレード対象モデルを発表。Xperiaシリーズは、Xperia Z4以降が対象。
<海外SIMフリー端末購入の注意>
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・利用について詳しくは、該当サイトの利用ガイドを必ず参照してください。
<Xperia XZ >
・グローバルモデル「Xperia XZ Dual F8332」の外観ファーストインプレ。
・[ ASCII.jp x デジタル 掲載] SIMフリー版「Xperia XZ」を自腹購入でレビュー! X Performanceとの違いは?:週間リスキー
・[ Engadget Japanese 掲載 ] ソニー Xperia XZを徹底解剖!Z5と比べた「良い所」「悪い所」
・[ モバレコ 掲載] 「Xperia XZ」をレビュー!スタイルもカメラ性能も進化したフラッグシップモデル
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・[ ASCII.jp x デジタル 掲載] スペックが下がって逆に良かったSIMフリー版「Xperia X Compact」レビュー
・[ Engadget Japanese 掲載] ソニー Xperia X Compactを徹底解説、Z5 Compactからの買い替えはアリ?
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・Z5と比べてわかったXperia X Performanceの魅力- ASCII.jp x デジタル
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