ソニーのデジタル一眼カメラα アップグレードライセンスに「LCN-DSAY1」、「LCN-DSBM1」を掲載。電子署名・C2PA対応 真正性カメラソリューション用ライセンスの可能性。
ソニーは、デジタル一眼カメラα(アルファ)に真正性カメラソリューションで活用する静止画への「電子署名書き込み」機能を搭載している。
真正性カメラソリューションで活用する静止画への「電子署名書き込み」機能に対応するモデルは、α1 (Ver.3.00以降)、α9 III (Ver.3.00以降)、α1 II (Ver.2.00以降)。
C2PA規格は、α7S III (Ver. 3.00以降)、α7 IV (Ver. 3.00以降)についても対応している。
少し調べてみると、アップグレードライセンスとして「LCN-DSAY1」・「LCN-DSBM1」という2つのライセンスがあることを発見。
おそらく「電子署名書き込み」機能に関するもので、対応カメラによる違いがあるものと思われる。
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目次
●報道向け専用?真正性カメラソリューション、カメラライセンス「LCN-DSAY1」「LCN-DSBM1」
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・SONY Upgrade and License Management Suite
ライセンスが確認できたのは、上記サイト。
「LCN-CG1」については、カスタムグリッドライン ライセンスとなり掲載されている全てのモデルが対応。
このライセンスの中に、今まで見たことのない「LCN-DSAY1」・「LCN-DSBM1」というライセンスがあることを発見。
Webで検索してみても、この2つのライセンスについての情報を確認することは出来なかった。
アップグレードライセンス
α1 「ILCE-1」:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」、「LCN-DSBM1」
α1 II「ILCE-1M2」:「LCN-CG1」、「LCN-DSBM1」
α7 IV 「ILCE-7M4」:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」
α7R V「 ILCE-7RM5」:「LCN-CG1」
α7S III 「ILCE-7SM3」:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」
α9 III「ILCE-9M3」:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」、「LCN-DSBM1」
チェックしてみると、3つのライセンスに対応しているモデル、2つのライセンスに対応しているモデル、α7R V「 ILCE-7RM5」のようにカスタムグリッドラインにだけ対応しているモデルに分かれていることがわかる。
ライセンスがどういったものなのか不明だけれど、この対応具合からライセンスの素性を推測してみる。
アップグレードライセンス「LCN-DSAY1」
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まず「LCN-DSAY1」については、2024年に発表された「C2PA規格対応を含む真正性カメラソリューション」を報道機関向けに提供開始したプレスリリースがわかりやすい。
この中でα1、α9 III、α7S III、α7 IVについて、本体ソフトウェアアップデートすることで「C2PA規格対応を含む真正性カメラソリューション」に対応したことを掲載している。
このC2PA規格対応を含む真正性カメラソリューションの対応は、一部の報道機関が利用可能。
さらに別のアップグレードライセンスを通じて利用することができるとしていることから、アップグレードライセンスが必要なことも確認できる。
つまり「LCN-DSAY1」は、「C2PA規格対応を含む真正性カメラソリューション」に対応するためのアップグレードライセンスである可能性が高い。
アップグレードライセンス「LCN-DSBM1」
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次に「LCN-DSBM1」は、2025年に発表された「イメージ検証サイトおよび電子署名ライセンスの有償サービスを国内報道機関に提供開始」のプレスリリースに関連したものと思われる。
こちらではα1 II、α1、α9 IIIについて、本体ソフトウェアアップデートすることで「電子署名ライセンスの有償サービス」に対応できるようになる。
こちらについても、一部の報道機関向けに提供するとしているけれど、以前と比べて有償サービスとして提供されることが記載されている。
「LCN-DSBM1」は、「撮影者向けの電子署名ライセンス」機能を有効化するためのアップグレードライセンスである可能性が高い。
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●「LCN-DSBM1」は、よりオープンに展開される有償ライセンス
ライセンスの名前からある程度どういったライセンスなのか判断することができる。
カスタムグリッドラインライセンス「LCN-CG1」についてはCGは「Custom Gridline」の頭文字から付けられた名前であることがわかる。
「LCN-DSAY1」・「LCN-DSBM1」は、”電子署名”は英語で「Digital Signature」となるためDSはこれにあたると思われる。
後半のAYやBMについては適当な単語を思いつかなかったけれど、2024年から開始したものと2025年から開始したものの提供先により名称が異なっているのかもしれない。
先行して提供開始した「LCN-DSAY1」は先行試作用のライセンスと考えられ、より一般的(とはいえ報道向けが主)に「LCN-DSBM1」が提供されていく可能性が高い。
今のところこれら有償サービスは、α1 (Ver.3.00以降)、α9 III (Ver.3.00以降)、α1 II (Ver.2.00以降)にとどまっているけれど、α7S III (Ver. 3.00以降)、α7 IV (Ver. 3.00以降)、さらにα7R V「 ILCE-7RM5」などについても、「LCN-DSBM1」への対応は進んでいくと思われる。
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●ソニーカメラライセンス対象商品
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対応ライセンス:「LCN-CG1」、「LCN-DSBM1」
<レビュー>
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その1)欲しい一瞬に遡れる「プリ撮影」、被写体を逃さない「AIプロセッシングユニット」がフラッグシップモデルについに搭載。
・「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その2)深いアイピースカップ、4軸マルチアングル液晶モニター、大型化したグリップ、Aマウントへの回帰か?プロ機としての佇まいを手に入れたボディ。
※アイピースカップ「FDA-EP21」同梱
デジタル一眼カメラ α1 「ILCE-1」
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対応ライセンス:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」、「LCN-DSBM1」
・進化するプロの創造性に最先端技術で応える フルサイズミラーレス一眼カメラ 『α1』 発売 | プレスリリース | ソニー
・α1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場(前編)。α7R IVに迫る高解像度と、α9IIを遥かに凌ぐスピード性能。
・ソニーのフラッグシップ、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 ( ILCE-1 )」登場(後編)。信頼性やアウトプットも大幅に改良、あらゆるレスポンスを重視したワークフロー。
デジタル一眼カメラα9 III「ILCE-9M3」
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対応ライセンス:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」、「LCN-DSBM1」
<レビュー>
・「α SPECIAL EVENT 2023」で α9 III を触ってきたレビュー(その1)高速回転するファンを α9III、α1、α7RV、α7 IV の4機種で、静止画・動画を撮影比較してみた。
デジタル一眼カメラ α7SIII 「ILCE-7SM3」
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対応ライセンス:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」
<ソニーストア先行レビュー>
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7SIII を触ってきたレビュー(その1) これを最新世代と言わずなんと呼ぶ!?全てのαユーザーの羨む機能が物欲を激しく刺激する。
・ソニーストアでデジタル一眼カメラ α7SIII を触ってきたレビュー(その2)4K 120p ハイフレームレート撮影、4:2:2 10bit記録、多彩な動画フォーマットへ対応、知れば知るほど使ってみたくなるポテンシャルの高さ。
デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」
ソニーストア販売価格:
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対応ライセンス:「LCN-CG1」、「LCN-DSAY1」
・国内発表 「α7IV」( ILCE-7M4 )が12月17日(金)発売。市場推定価格330,000円前後(税込)。予約開始は12月7日(火)10時より。先行展示も予約日と同日開始
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は、「α7 III」からどれほど進化したのか?仕様を比較。α9ベースのスタンダードモデルと、α1ベースのスタンダードモデルとの違い。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の熱耐性能について、海外のソニー公式ページから調べてみる。α7 IV、α7SIII、FX3、α1の動画連続撮影比較。
・フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IV ( ILCE-7M4 )の新機能「フォーカスブリージング補正」と、その対象レンズについて確認してみる。
・「α7 IV」( ILCE-7M4 )は本体内ソフトウェアアップデートが可能!? メモリーカード内に保存したファームウェアデータを使って実行できる様子。PCいらずで、スマートフォンやタブレットだけでもアップデートできる可能性。
デジタル一眼カメラα7R V「 ILCE-7RM5」
ソニーストア販売価格:577,500円(税込)
対応ライセンス:「LCN-CG1」
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