NTTドコモ、ホームルーターhome 5Gに、満29歳以下のキャンペーン「home 5G U29 デビュー割」を7月1日(土)から開始。利用容量が30GB以下なら、月額料金から1,760円(税込)割引。
2023年7月1日(土)より、NTTドコモのホームルーターを対象にした「home 5G U29 デビュー割」を開始。
利用容量が30GB以下の場合、月額料金から1,760円(税込)割引するというもの。
満29歳以下のユーザー限定キャンペーンで、初回割引適用月を含む最大12か月間を対象としている。
あまり利用していない月は、通常の月額4,950円(税込)が3,190円(税込)になる。
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目次
●home 5G U29 デビュー割(2023年7月1日(土)から)
「home 5G U29 デビュー割」は、「home 5G U29応援キャンペーン」と入れ替わる形で開始されるキャンペーン。
2023年7月1日(土)から開始。
対象となるモデルまで限定されていないため、「home 5G HR02」だけでなく前モデルの「HR01」も対象の可能性がある。
キャンペーン内容は、満29歳以下のユーザーを対象に、初回割引適用月を1か月目と起算して、最大12か月間、当月の利用のデータ量が30GB以下の場合、月額料金から1,760円(税込)割引する。
home 5Gでの通信量が少なければ、月額料金が割引される。
「home 5G U29 デビュー割」適用の際、契約者名義とは別に「home 5G U29 デビュー割」の対象である「利用者」を指定して登録する必要がある。
最大で21,120円お得になる計算ではあるものの、自宅で常時使うことを前提にしたホームルーターで月30GB以下に抑えるというのはかなり厳しい条件。
例えば、動画を視聴しまくるという使い方ができなくなる。
それであれば、スマートフォンの契約で普通にテザリングを利用したほうが良い場合もあるかもしれない。
・ドコモの新型ホームルーター「home 5G HR02」実機レビュー(その1)。「home 5G HR01」との外観比較。
・ドコモの新型ホームルーター「home 5G HR02」実機レビュー(その2)。アンテナ改善による5Gの掴みやすさと、高速通信を確認。ただし消費電力が…?
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●home 5G U29応援キャンペーン(HR01対象、2023年6月30日(金)まで)
2つの特典・キャンペーンがあり、それぞれ対象となるユーザーや製品が異なるため注意が必要。
dポイント最大25,000ポイントがプレゼントされる組み合わせは、満29歳以下の人が、ドコモオンラインショップで「home 5G プラン」の新規契約し、「home 5G HR01」を購入した場合にもらうことができる。
年齢が30歳以上であったり、購入する端末が「home 5G HR02」だったりすると、「home 5G U29応援キャンペーン」の対象外となるため、もらえるポイントが「home 5G お申込み dポイントプレゼント特典」15,000ポイントだけになるので注意。
もちろん既に契約済みで、機種変更で端末を購入する場合は対象外となる。
春からの新生活で引っ越しする人を対象にしたキャンペーンで、大学生や新社会人に向いたものとなっている。
年齢や、購入端末の制限がないキャンペーンである「home 5G お申込み dポイントプレゼント特典」は、dポイントを15,000ポイントプレゼントされる。
こちらは、30歳以上でも、購入する端末が「home 5G HR02」でも、ドコモオンラインショップで新規契約すればもらえるので対象となるユーザーは多い。
この2つの特典とキャンペーンは、dポイント進呈時期が「home 5G プラン」利用開始月の4か月後の月なので、しっかりと利用する必要がある。
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●home 5G HR02とHR01の比較
home 5G HR02とHR01通信面での差
「home 5G HR02」と、「home 5G HR01」のスペック比較。
「home 5G HR02」は通信面では、Wi-Fiは最大伝送速度が1201Mbps⇒4804Mbpsとなっている他、有線でも2.5Gbpsに対応しているため、ホームルーターから端末までの部分でボトルネックとなる場面はほとんどない。
電波のつかみについても、各側面に4つのアンテナを配置しているため、安定した通信が可能。
説明書を確認すると、4つのアンテナというのは5Gアンテナのことで、LTEアンテナについては別途搭載されている。
「home 5G HR01」のときも、4Gの通信は安定していたけれど、5G通信はエリアであっても4Gの方が安定していることが多くあまり利用できる場面が少なかった。
「home 5G HR02」では、安定した5G通信にかなり期待がもてる。
さっそくAndroidアプリ「ドコモスピードテスト」を使い、速度の測定を行なった。
使用した端末は「Xperia 1 IV(XQ-CT44)」、最大リンク速度は2401Mbpsとなっている。
各3回ずつ測定。
HR02 5G通信
1回目:Down 310.2Mbps、Up 21.8Mbps
2回目:Down 306.4Mbps、Up 22.3Mbps
3回目:Down 270.9Mbps、Up 20.5Mbps
HR02 4G通信
1回目:Down 135.7Mbps、Up 12.8Mbps
2回目:Down 133.6Mbps、Up 27.4Mbps
3回目:Down 109.4Mbps、Up 26.5Mbps
「home 5G HR02」では、5G通信で300Mbps程度の高速な通信、4G通信で100Mbpsを超える通信ができた。
速度については、時間帯、エリア、設置位置により大きく変わるのであくまで目安として見て欲しい。
次に「home 5G HR01」での結果を出すけれど、今回測定を行なった場所では、5Gをつかまず4Gの結果のみを測定した。
5Gの速度差はわからないけれど、同じ場所でも「home 5G HR02」の方が電波のつかみが良いことは分かった。
HR01 4G通信
1回目:Down 81.4Mbps、Up 17.1Mbps
2回目:Down 96.4Mbps、Up 14.9Mbps
3回目:Down 129.2Mbps、Up 17.7Mbps
「home 5G HR02」の4G通信の結果と比べると、若干速度が遅く感じる。
テスト回数の少なさや通信速度の揺れ幅もあるので、4G通信でも「home 5G HR02」の方が優れていると結論を出せないけれど、性能向上を感じる結果となっている。
ただ、「home 5G HR01」の速度も遅いわけではなく、一人で利用する分には速度が気になる場面はほとんどないだろう。
home 5G HR02とHR01の消費電力比較
HR02消費電力 |
HR01消費電力 |
「home 5G HR02」と、「home 5G HR01」の通信時の消費電力は大体画像のようになる。
接続している機器の数や、通信状態により異なるけれど通信を行なうと消費電力は増加するようだ。
「home 5G HR01」の場合、通信をほとんど行なっていない時の消費電力は非常に少なく0~2Wを推移していた。
一方で「home 5G HR02」の消費電力は比較すると非常に高い。
以下に、各場面での大体の消費電力を記載する。
HR02消費電力
待機状態:約9W
通信状態:約13~14W
Wi-Fiオフ:約7W
待機状態では、ほとんど消費電力がなかった「home 5G HR01」とは違い、約9Wと数倍の消費電力が必要。
また通信時には約2~3倍弱の消費電力がかかる。
Wi-Fiを無効にしても、7W程度の消費電力があったため、本体自体の処理で消費電力が高くなっていることがわかる。
たかだか10数Wのため、そこまで気にする必要はないけれど、365日ずっと稼働しっぱなしのホームルーターということを考えると電気代が気になるだろう。
1年稼働すると、1~2千円程度の電気代となる計算なので、気にする人はHR01がオススメ。
何もしていないのになぜこんなに消費電力が高いのか、不具合で暴走しているのではないかと疑いたくなる。
しかし、スペック比較時に見た通り、アンテナは増えているし、Wi-Fiの速度も向上、有線LANも増えて高速化している。
そういった性能向上を行なうためには、それ相応のSoCが必要になってくる。
処理するデータが増えれば当然消費電力も増えていくものなので、消費電力自体は妥当な数字なのだろう。
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●home 5G HR02メリット・デメリット
「home 5G HR02」のメリット・デメリットをまとめてみる。
メリット
・前モデルよりもWi-Fi性能、機能、有線LAN性能、ポート数が強化
・最新の広域5Gエリアに対応、アンテナも強化され通信面の安定性に貢献
デメリット
・本体価格が大幅に高額化(月々サポートを考えると変わらず)
・早期に解約した場合の負担が前モデルよりも大きい
・消費電力が増加、電気代が高くなってしまう。
メリットは、通信面であらゆる部分で前モデルよりも良くなっているところ。
デメリットは、本体価格が高額化して、3年きっちりと使わないと解約時の負担が大きいことだろう。
ドコモ的には長く使ってもらったほうが儲けにもなるので、本体価格を釣り上げて、月々サポートで相殺する形にしていることが伺える。
気になる人は気になる消費電力についても、HR02は結構な増加をしている。
単身世帯での利用であれば、ここまでの性能はいらない人がほとんどなので、お試しで使用する予定の人は、前モデルを契約したほうが29歳以下ならキャンペーンもお得だし、利用するにも気持ちは楽だろう。
ただ、性能は順当にアップしているので、最新モデルが欲しい人は「home 5G HR02」を検討してみよう。
Writer:SAKAI
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●(参考)home 5G HR02に期待する部分
「home 5G HR02」の仕様のうち、まだ公開されていない部分がある。
それが対応バンドの項目。
「home 5G HR01」の対応バンドは、当時のドコモが利用していたバンドのみに対応しており、発売以降に使われだしたバンドには対応していない。
もちろんミリ波はどちらも対応していないので無視していいけれど、実は最近利用されだしたバンドというのが、かなり注目ポイントなのだ。
上の画像のように、12月、3月予定以降に地図上のオレンジ部分の5Gエリア(3.5GHz,3.4GHz,700MHz)が大規模に拡大予定となっている。
調べてみると大規模に広がる予定のバンドは、n28という700MHz帯を利用しているバンド。
このn28というバンドに対応しているか、していないかで5Gの掴みが大きく変わってくる可能性が高い。
もちろんLTEの周波数を転用する形のバンドのため、帯域幅も狭く、速度自体は4G LTEと大差ないと思われる。
けれど、今の5Gエリアからは大幅に拡大するだけではなく、既存の5Gで通信できなくてもn28ならば通信可能という状況が生まれれば、5G⇔4Gを行ったり来たりすることがなくなり、5G通信の安定性も向上する。
「home 5G HR02」は、n28(700MHz帯)の他、n78(3.4GHz~3.5GHz帯、3.5GHz帯)に対応しており、転用バンドに完全対応。
「home 5G HR01」よりも広い5Gエリアで安定した5G通信が可能となる。
新生活などで引っ越しなども発生することがあるけれど、home 5Gならば設置住所の手続きを行なえば、使用場所も変更できる。(月1回程度の制限あり)
光回線が住宅の事情で引けない人、手間なく家のネット回線を導入したい人には、気に入らなければ辞めやすいhome 5Gはオススメ。
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●home 5G レビュー記事まとめ
・ドコモの新型ホームルーター「home 5G HR02」実機レビュー(その1)。「home 5G HR01」との外観比較。
・ドコモの新型ホームルーター「home 5G HR02」実機レビュー(その2)。アンテナ改善による5Gの掴みやすさと、高速通信を確認。ただし消費電力が…?
・NTTドコモの、5G対応ホームルーター「home 5G HR01」が8月27日に発売。かんたんに導入できて、データ量無制限でWi-Fi高速通信が利用できるのがウリ。
・NTTドコモ 5G対応ホームルーター「home 5G HR01」レビュー(その1)シンプル導入が魅力的で思わず即買い。
・NTTドコモ 5G対応ホームルーター「home 5G HR01」レビュー(その2)初期セットアップと通信速度・通信制限を確認してみた。
・NTTドコモ 5G対応ホームルーター「home 5G HR01」レビュー(その3)SIMフリー端末として本体を活用する方法を考える。
・NTTドコモ 5G対応ホームルーター「home 5G HR01」レビュー(その4)消費電力をチェック、ポータブル電源 Anker PowerHouse とつないで車載用ルーター化してみた。
・NTTドコモ 5G対応ホームルーター「home 5G HR01」初のアップデート。Web設定ツール画面の表示内容を一部変更により位置履歴が非表示に?実使用上は問題なし。
・ドコモの新型ホームルーター「home 5G HR02」実機レビュー(その1)。「home 5G HR01」との外観比較。
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●スマートフォンレビュー
Xperiaからキャリアアプリを無効化、削除する方法
「Xperia 1 III SO-51B」に強制プリインストールされているキャリアアプリが悩ましい。
・リスクの少ないアプリの無効化でストレスを軽減。
・アンインストールできない不要なアプリを、PCからadbコマンドを利用して削除してみる。
・不要なアプリをリストアップしてバッチファイルを作成、いらないアプリを一掃してみる。
Xperiaから消えてしまった純正アプリをインストールする方法
・慣れ親しんだ日本語入力アプリ「POBox Plus」を最新Xperiaでも使いたい。Xperia 1 III、Xperia 5 II、Xperia 1 II、Xperia PRO など6機種でインストールして試してみた。
・最新Xperiaになくなってしまったソニー純正の「アルバム」アプリを使いたい。「画像編集」アプリも復活させてみる。(Xperia 1 III、Xperia 5 II、Xperia 1 II、Xperia PRO、Xperia 10 IIIで検証)
Xperia 1 III関連記事
・「Xperia 1 III」を発売日に手に入れるまでのとても長い道のり。(Xperia 1 IIIのレビューじゃないよ。)
・性能も上がったけど、価格も跳ね上がった5G 対応フラッグシップレンジスマートフォン「Xperia 1 III SO-51B」。初期セットアップと、データの引き継ぎ、はじめの一歩。
・「Xperia 1 III SO-51B」の性能はどれほど上がったのか?「Xperia 1 II (XQ-AT42)」や「Xperia 1 (J9110)」とのベンチマークテスト比較。
・「Xperia 1 III SO-51B」を高負荷で連続使用した場合の発熱とパフォーマンスの推移を検証。Xperia PRO / Xperia 1 II / Xperia 1 と合わせて4モデルで比較。
SIMフリーモデル Xperiaレビュー
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・データ1GBまで0円/月の「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の魅力と注意点。Xperia SIMフリーモデルでの利用方法やAPN、デュアルSIMの設定。1GBを超えないためのチップスなど。
・Xperia SIMフリーモデルで利用するならどれ?3キャリアの新料金プラン「ahamo」「LINEMO」「povo」を、楽天モバイル( Rakuten UN-LIMIT V )を含めて比較してみる。
・「ahamo」は、NTTドコモの既存プランと比べて本当にオトクなのか?を検討してみる。スマホ/PCのwebから申し込み。「ahamo」に対応するXperiaの機種を確認。
・「ahamo」の利用方法とAPN設定。Xperia SIMフリーモデルのデータ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの設定など。
・「ahamo」を新規契約して、Xperia SIMフリーモデルのAPN設定や開通作業のやり方。デュアルSIM利用時のデータ通信や音声通話を使い分けの設定など。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00