SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい。
の続き。
国内 SIMフリーモデルのXperia 1 II (XQ-AT42)の大きな特徴でもある2回線利用できるデュアルSIM。
国内キャリアモデルでは絶対にないこの仕様について、セットアップと注意点について解説。
また、5Gについてはまだまだ利用できるエリアは限定的ではあるものの、現時点でわかっている注意点も。
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目次
●載せられるのは「SIMカード+MicroSDカード」、「SIMカード+SIMカード」のどちらか。
Xperia 1 II (XQ-AT42)のSIMカードトレイの位置は、本体左側面の上部。
カバー兼カードトレイは装着してあると普段はまずわからないほどにキレイに一体化している。
一般的なスマートフォンのように取り出しにSIMピンは不要で、カバーに爪をかければかんたんに引き出せる。
SIMトレイを見ると、載せられるチップは2枚。
最初に、仕様として理解しておく必要があるのが、1番目のトレイはSIMカード、2番めのトレイはSIMカードもしくはMicroSDカードとの排他仕様となっていること。
2枚のSIMとMicroSDカード、同時に3枚は収納できない。
「SIMカード+MicroSDカード」、「SIMカード+SIMカード」のどちらかの使い方に限られる。
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●Xperia 1 IIでモバイル通信するためのAPN設定。
SIMカードを挿入して最初に行う設定として、どのAPN(携帯電話会社)からインターネットに接続するかというアクセスポイントの設定を行う必要がある。
まず、Xperia 1 II (XQ-AT42)の「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開く。
次に、「モバイルネットワーク」をタップした後、「アクセスポイント名」をタップして開く。
(隠れて見えない場合は、詳細設定をタップすると表示される。)
Xperia 1 II (XQ-AT42)の場合、あらかじめ国内で利用できるAPN(アクセスポイント名)の設定がいくつも入っている。
契約しているSIMカードに連動したAPNのラジオボタン〇をタップして選択すればOK。
例)NTTドコモのSIMカードであれば、「SPモード(spmode.ne.jp)」を選択。
設定後に、ホーム画面にもどると、画面上部にアンテナピクトとともに「5G/4G/H/3G」などと表示されていれば通信できていることを意味する。
試しに、Wi-Fiをオフにして、GoogleChromeなどで検索してきちんと表示されていればOK。
非常にかんたん。
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●デュアルSIMの場合のAPN設定。
SIMカードを1枚挿入した場合と、2枚挿入した場合での違い。
「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開く。
すると、画面下に挿入したSIMカードの携帯電話会社名が左右にひとつづつ表示。
こちらを切り替えることで、それぞれの設定を行える。
移行、APN設定は同じ。
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●デュアルSIMの便利な設定。
デュアルSIMにした場合、データ通信や音声通話はどちらを使うの?
Xperia 1 II (XQ-AT42)の「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開く。
そして、「SIMカード」をタップすると、【SIM1】の電話番号、【SIM2】の電話番号が確認できるはず。
ここから、優先するモバイルデータ通信/通話/メッセージを好みで設定すれば良い。
「モバイルデータ通信」と「メッセージ」については利用したいSIMを選択。
「通話」については、利用したいSIMを決めるか、もしくは毎回確認して利用するといったことができる。
Xperia 1 II (XQ-AT42)のデュアルSIMで利用した場合、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)をサポート。
まとめると、2枚のSIMを挿入した場合、SIMを切り替える必要がなく、どちらのSIMの電話番号に着信があっても電話を受けることができる。
また、一方のSIMで通信を行っている間に、もう一方のSIMで電話の着信を受けることができる。
一方のSIMで通話を行っている最中は、もう一方のSIMカードで通信することは出来ない。
また、2つのSIMで同時に通話することもできない。
※DSDSとの違いは、両方のSIMが4Gで使用可能ということ。
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●Xperia 1 II (XQ-AT42)の国内通信キャリアに対応する安心感。
「Xperia 1 II (XQ-AT42)」の国内SIMフリーモデルとしての最大のメリットは、国内で利用する回線を利用して通信できること。
当たり前のように思うかもしれないけれど、仮に、海外端末を国内で利用するとしても、バンドが対応していなければ通信できない。
その点、国内SIMフリーとして発売するXperiaは、国内の通信エリアで安定して利用できる。
以下、仕様から対応する国内キャリアのバンドと照らし合わせてみると以下のようになる。
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<Xperia 1 II (XQ-AT42)の対応バンド>
対応バンド | 5G | n77,n78,n79 |
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LTE | Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42 | |
3G | Band 1, 5, 6, 8, 19 | |
GSM | 850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz |
<各キャリアとの対応表>
「Xperia 1 II (XQ-AT42)」は、次世代高速通信5G対応スマートフォン。
5G Sub6に対応しており、5G バンドのうちn77/n78/n79での通信が可能。(n59は後日アップデート。)
ただし、mmWave(ミリ波)には非対応のためn257は利用できない。(対応できる機種はXperia PROなど一部機種のみ。)
今なお主力の4G(LTE)については、各キャリアともに対応バンドをカバーしているために、安心して国内各社のSIMカードを利用可能。
国内SIMフリーモデルとしては非常に対応幅が広いことがわかる。
ただし、5Gについては以下に続く注意点がある。
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●5G対応キャリアについての注意点(楽天モバイルのみ5G非対応)
「Xperia 1 II (XQ-AT42)」での対応状況を調べるとでの対応状況を調べると、au、ソフトバンクの対応バンドは「n77」、NTTドコモの対応バンドは「n79」となっている。
そのため、NTTドコモ、au、Softbankの5Gの利用は可能。
<注意>
5Gに対応したSIMカードを2枚同時に挿入した場合、モバイルデータ通信に使用するSIMとして指定したカードのみ5Gの利用が可能となる。2枚同時に5Gは利用できない。
最大の注意点となるのが、第4の通信キャリアとなる楽天モバイル。
楽天モバイルの対応バンドは「n77」。
これだけ見れば「Xperia 1 II (XQ-AT42)」でも対応していると思われたけれど、通信方式が異なることが判明したため「Xperia 1 II 」には対応しない。
楽天モバイルのサービスエリアについては他キャリアよりも超限定的かつ今後の拡大の見通しも不透明なため、影響は非常に少ないと思われるものの、「Xperia 1 II (XQ-AT42)」では楽天の5Gは使えないという事だけは留意しておく必要がある。
補足すると、楽天モバイルの4G(LTE)は問題なく使え、地方ではauのローミング(Band 18)を利用して対応できる。
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●データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。
最近は、物理的なSIMカードをもたないeSIMも徐々に増えているけれど、「Xperia 1 II (XQ-AT42)」のように物理に入れる場合のメリットとして、いつでも気軽に抜き差しできること。
SIMカードをいつでも変えることもできれば、マイクロSIMカードと共存させたりが、いつでも出来る。
サブスクを多様する時にはリーズナブルなMVNOデータSIMをデータ通信で使いつつ、通信品質を重視したいときにはMNO(ドコモ、au、Softbank)に切り替えるといったこともできる。
しかも、SIMフリーモデルである「Xperia 1 II (XQ-AT42)」は、キャリア端末のように使える携帯電話会社がどれか?と悩む必要もなく、しかも確実にアンテナを掴んでくれる。
ただ便利に使えるというだけでなく、海外端末にありがちな不安を抱えることなく平穏に当たり前に使える安心感をもったスマートフォンだと言える。
・ソニー本来のプロダクツとして販売されるXperia SIMフリーモデルの魅力を徹底解明!RAM/ROM増加だけじゃない、国内で安定して使える通信、安心のケアプラン、限定カラーモデル。
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ10,601円(税込)
・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。
Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:118,800 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,900円(税込)
1回目のみ6,100円(税込)
・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい。
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
・スマートフォン「Xperia 1 II (XQ-AT42)」をソニーストアで大幅値下げ!デュアルSIM搭載&メモリー/ストレージ増量のSIMフリーモデルがお買い得に!
・「モバイルSuica」リニューアルにともなってアプリ刷新。SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」での「モバイルSuica」の設定と利用方法。
Xperia 5 (J9260)
ソニーストア販売価格:64,900 円(税込)
カラー:ブラック/グレー/ブルー/レッド
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,700円(税込)
1回目のみ 2,800円(税込)
・Xperia 5(J9260) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<参考>
・有機EL 21:9シネマディスプレイ・トリプルカメラを備えるフラッグシップモデル「Xperia 5 SO-01M」、NTTドコモより11月1日に発売。
・有機EL 21:9シネマディスプレイ・トリプルカメラを備えるフラッグシップモデル「Xperia 5 SOV41」、手軽なミッドレンジスマートフォン「Xperia 8 SOV42」、auから10月下旬以降に発売。
Xperia 1 (J9110)
ソニーストア販売価格:70,400 円(税込)
カラー:ブラック/パープル
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,900円(税込)
1回目のみ 3,700円(税込)
・Xperia 1(J9110) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 執筆記事>
・ここ数年のXperiaとは全く異なる。Xperia 1実機ファーストインプレ – Engadget Japanese
・実際どう? Xperia 1『超縦長』ディスプレイの使い心地(実機レビュー)- Engadget Japanese
・Xperia 1の『トリプルカメラ』をじっくり試した(実機レビュー)- Engadget Japanese
・海外版Xperia 1を速攻入手して開梱レビュー。ストレージ128GBが魅力- Engadget Japanese
・[ ASCII.jp x デジタル 掲載 ] Xperiaシリーズを新たに生まれ変わらせた「Xperia 1」
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●Xperiaキャンペーン
・「スマホあんしん買取サービス」&「Xperia乗り換えキャンペーン」
・PS5抽選外れて涙目、SIMフリーモデル「 Xperia 1 II」フロストブラックが超カッコイイ、α7Cを便利にする作戦失敗!! ”ソニーが基本的に好き。Live”(2020年10月31日配信)
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口より徒歩3分。
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。旧福岡市立中央児童会館
営業時間:12:00~20:00