SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
国内 SIMフリーモデルで販売されているXperia 1 II (XQ-AT42)、「Xperia 1 (J9110)」、「Xperia 5(J9260) 」の大きな特徴となるのが、2回線利用できるデュアルSIM。
せっかく2つのSIMが使えるのに利用しないのはもったいない。
メインSIMは家族割引など抜けられない柵があってそうそう変えられないとして、ではサブに便利な回線は何?
ということで、今回は「楽天モバイル」を紹介。
<2021年4月1日からの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」にともなって最記事化>
・データ1GBまで0円/月の「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の魅力と注意点。Xperia SIMフリーモデルでの利用方法やAPN、デュアルSIMの設定。1GBを超えないためのチップスなど。
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目次
●1年間無料で使えるいつでも解約できることが最大のメリットとなる「Rakuten UN-LIMIT V」
2021年はまさに「ahamo」や「SoftBank on LINE」といった主要キャリアからもリーズナブルな通信プランが登場することもあって、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」 はお得なのか?
と疑問に思うところもあるけれど、最大のメリットは1年間無料(先着300万名)で、しかも解約金もかからないということ。
「Rakuten UN-LIMIT V」 は、楽天回線エリアならデータ使い放題+国内通話かけ放題(Rakuten Link同士)で月額2980円のプラン。
楽天回線エリアでない場合、パートナー回線エリア(au回線)を利用してデータ容量5GB/月使える。(それを超えた場合は通信速度1Mbps。)
これが1年間は無料で使える。
仮に、地方に住んでいて楽天回線エリアが使えないとしても”1年間無料で月5GBで使えるau回線”と考えても十分にオイシイ。
回線のみを申し込むと、薄い封筒で届き、ピンク色の「START GUIDE」と、楽天モバイルのSIMカードが封入されている。
クレジットカードサイズにくっついたSIMカードには、切り欠きがはいっていて、標準SIM、microSIM、nanoSIMと、自分の使いたい端末のSIMスロットの形状によって使い分けられるようになっている。
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●楽天モバイル回線、パートナー回線(au)にばっちり対応する、Xperia国内SIMフリーモデル
楽天モバイルの回線で利用できるのは、Band 3(1.7 GHz)のみで、現在拡大中とはいえまだまだ全国規模では限定的。
これだと楽天モバイルの基地局からつながらない地域だらけとなってしまうため、日本全国で通信できるようにするために、au回線のBand 18・26(800 MHz)を間借りしている。
これがいわゆるパートナー回線(ローミング)
そうすると、楽天回線対応モデル以外で利用したい場合は、最低限 Band 3、Band 18、26を拾う端末でないといけない。
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国内 SIMフリーモデルXperia 1 II (XQ-AT42)、「Xperia 1 (J9110)」、「Xperia 5(J9260) 」は、3機種とも国内の通信エリアで安定して利用できる。
以下、仕様から対応する国内キャリアのバンドと照らし合わせてみると以下のようになる。
<Xperia 1 II (XQ-AT42)の対応バンド>
「Xperia 1 II (XQ-AT42)」は、楽天モバイルのLTE回線については、Band3、Band18に対応して当たり前に接続できる。
ただし、5Gについては本来「n77」で接続できるはずが、楽天モバイルの通信方式が異なるため対応しない。
楽天モバイルを使う場合は4G(LTE)専用とだけ覚えておこう。
<Xperia 1 (J9110)とXperia 5 (J9260)の対応バンド>
Xperia 1 (J9110)とXperia 5 (J9260)の対応バンドは共通。
対応表をみるとBand18がないため対応していないように見えるけれど、実際にはBand 26がBand 18を内包しているため、問題なくauローミングは可能。
(実際にテストして接続確認済み。)
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●Xperia 1 IIで楽天モバイル回線をモバイル通信するためのAPN設定。
SIMカードを挿入して最初に行う設定として、どのAPN(携帯電話会社)からインターネットに接続するかというアクセスポイントの設定を行う必要がある。
Xperia の「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開く。
次に、「モバイルネットワーク」をタップした後、「アクセスポイント名」をタップして開く。
(隠れて見えない場合は、詳細設定をタップすると表示される。)
あらかじめ国内で利用できるAPN(アクセスポイント名)の設定がいくつも入っているけれど、「楽天モバイル(rmobile.jp)」のラジオボタン〇をタップして選択すればOK。
ちなみに、設定は以下。
APN: rakuten. jp
MCC:440
MNC: 11
APN タイプ default,supl,dun
APN プロトコル IPv4/IPv6
APN ローミングプロトコル iPv4/IPv6
設定後に、ホーム画面にもどると、画面上部にアンテナピクトに「4G」と表示されていれば通信できていることを意味する。
試しに、Wi-Fiをオフにして、GoogleChromeなどで検索してきちんと表示されていればOK。
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●デュアルSIMならではのAPN設定。
SIMカードを1枚挿入した場合と、2枚挿入した場合での違い。
「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開くと、画面下に挿入したSIMカードの携帯電話会社名が左右にひとつづつ表示。
こちらを切り替えることで、それぞれの設定を行える。
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●デュアルSIMの便利な設定。
デュアルSIMにした場合、データ通信や音声通話はどちらを使うのか?
Xperiaの「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開き、「SIMカード」をタップ。
すると、【SIM1】の電話番号、【SIM2】の電話番号が確認できるはず。
ここから、自分の優先したい回線を「モバイルデータ通信」、「通話」、「メッセージ」それぞれに決めればよい。
「モバイルデータ通信」と「メッセージ」については利用したいSIMを選択。
「通話」については、利用したいSIMを決めるか、もしくは毎回確認して利用するといったせっていから選択。
Xperia 1 II (XQ-AT42)、、「Xperia 1 (J9110)」、「Xperia 5(J9260) 」ともに、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)をサポート。
2枚のSIMを挿していても、SIMの設定を切り替える必要がなく、どちらのSIMの電話番号に着信があっても電話を受けることができる。
また、一方のSIMで通信を行っている間に、もう一方のSIMで電話の着信を受けることができる。
一方のSIMで通話を行っている最中は、もう一方のSIMカードで通信することは出来ないし、2つのSIMで同時に通話することはできない。
※DSDSとの違いは、両方のSIMが4Gで使用可能ということ。
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●楽天モバイルの使い勝手(パートナー回線でのテスト)
実際に、半年間ほど楽天モバイルを利用していた使い勝手。
自分の場合、地方で楽天モバイルのエリア対象外のため、常にパートナー回線エリアいわゆるau回線で接続された状態となっている。
そのため、LTEで快適に使えるのは月にデータ容量は5GBまでだと思うことにしている。
データ容量5GBを使い切ったことがあって、1Mbpsで通信できるとアピールしているわりに通信速度の落ち込みが酷かった。
通信スピードテストでの結果は上記のとおりだった。
「My楽天モバイル」アプリ内にある通信速度測定と、「SPEEDTEST.net」でそれぞれ計測。
平日の日中とはいえ、予想していた以上に送受信ともに良好。
あくまでも楽天回線ではなくて、au回線(800 MHz)のスピードではあるけれど、さすがに対応エリアも広く使い勝手は悪くない。
当然ながら、「Rakuten UN-LIMIT V」では1年間無料ということなので、料金は発生していない。
1年間が経過するまでに、他に最良のプランがあれば解約するというのも手。
そのときはうっかり1年を超えてしまわないように前もって解約手続きは忘れないようにしよう。
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●サブ回線だからこそ「Wi-Fiテザリング」を活用しよう。
そんなにデータ使わないよという場合でも意外とお役立ちなのが「Wi-Fiデザリング」。
例えば、ノートPCを使うだとか、「 Nintendo Switch」や「iPad」を使ったり、車の中で「Fire TV Stick」を使いたいなど、いろいろとモバイル回線が必要なシーンが何かとある。
その時にメイン回線を消費するのはもったいないので、サブに入れた楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を利用するというのもアリ。
Xperiaの画面上のステータスバーからスワイプした「ステータスバー」に、「Wi-Fiデザリング」を配置しておくととっても楽ちん。
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何度も言うように、本格的な通信キャリアの競争は2021年になってから。
本格的にリーズナブルで使い勝手のよい通信プランを決めるのは、「ahamo」や「SoftBank on LINE」が実際にスタートしてからでも遅くはない。
ただそれはそれとして、全国au回線のエリアが使えて1年間無料で解約料が必要ないということに注目すれば、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」は利用価値は十分にあるのかなと。
これから状況ま目まぐるしく変わると思われ、他においしいモバイル回線が出てきたら使ってみて紹介する予定。
<2021年4月1日からの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」にともなって最記事化>
・データ1GBまで0円/月の「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の魅力と注意点。Xperia SIMフリーモデルでの利用方法やAPN、デュアルSIMの設定。1GBを超えないためのチップスなど。
<参照>
・Xperia SIMフリーモデルで利用するならどれ?3キャリアの新料金プラン「ahamo」「LINEMO」「povo」を、楽天モバイル( Rakuten UN-LIMIT V )を含めて比較してみる。
・「ahamo」は、NTTドコモの既存プランと比べて本当にオトクなのか?を検討してみる。スマホ/PCのwebから申し込み。「ahamo」に対応するXperiaの機種を確認。
・「ahamo」の利用方法とAPN設定。Xperia SIMフリーモデルのデータ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの設定など。
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ10,601円(税込)
・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。
Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:118,800 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,900円(税込)
1回目のみ6,100円(税込)
・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい。
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
・スマートフォン「Xperia 1 II (XQ-AT42)」をソニーストアで大幅値下げ!デュアルSIM搭載&メモリー/ストレージ増量のSIMフリーモデルがお買い得に!
・「モバイルSuica」リニューアルにともなってアプリ刷新。SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」での「モバイルSuica」の設定と利用方法。
Xperia 5 (J9260)
ソニーストア販売価格:64,900 円(税込)
カラー:ブラック/グレー/ブルー/レッド
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,700円(税込)
1回目のみ 2,800円(税込)
・Xperia 5(J9260) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<参考>
・有機EL 21:9シネマディスプレイ・トリプルカメラを備えるフラッグシップモデル「Xperia 5 SO-01M」、NTTドコモより11月1日に発売。
・有機EL 21:9シネマディスプレイ・トリプルカメラを備えるフラッグシップモデル「Xperia 5 SOV41」、手軽なミッドレンジスマートフォン「Xperia 8 SOV42」、auから10月下旬以降に発売。
Xperia 1 (J9110)
ソニーストア販売価格:70,400 円(税込)
カラー:ブラック/パープル
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,900円(税込)
1回目のみ 3,700円(税込)
・Xperia 1(J9110) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia 1 執筆記事>
・ここ数年のXperiaとは全く異なる。Xperia 1実機ファーストインプレ – Engadget Japanese
・実際どう? Xperia 1『超縦長』ディスプレイの使い心地(実機レビュー)- Engadget Japanese
・Xperia 1の『トリプルカメラ』をじっくり試した(実機レビュー)- Engadget Japanese
・海外版Xperia 1を速攻入手して開梱レビュー。ストレージ128GBが魅力- Engadget Japanese
・[ ASCII.jp x デジタル 掲載 ] Xperiaシリーズを新たに生まれ変わらせた「Xperia 1」
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●Xperiaキャンペーン
・「スマホあんしん買取サービス」&「Xperia乗り換えキャンペーン」
・PS5抽選外れて涙目、SIMフリーモデル「 Xperia 1 II」フロストブラックが超カッコイイ、α7Cを便利にする作戦失敗!! ”ソニーが基本的に好き。Live”(2020年10月31日配信)
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口より徒歩3分。
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。旧福岡市立中央児童会館
営業時間:12:00~20:00