SIMフリーモデル「 Xperia 1 II （XQ-AT42）」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー（RAM）12GB、ストレージ（ROM）256GBの恩恵は大きい。

2020.11.04

XPERIA

SIMフリーモデル「 Xperia 1 II （XQ-AT42）」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー（RAM）12GB、ストレージ（ROM）256GBの恩恵は大きい。

・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II （XQ-AT42）」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ！
の続き。

先にフロストブラックの魅力を堪能したところで、ついに発売となった国内 SIMフリーモデルのXperia 1 II （XQ-AT42）。

国内キャリアモデルと違って、素の本体がドドンと手元に届いてしまって、ガジェット慣れしてないと戸惑うことも多いはず。

そこで今回はセットアップとベンチマークテストから順におってみる。

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●Xperia 1 II （XQ-AT42）が手元に届いたら開梱とセットアップ。
●電源を投入して初期セットアップ。
●初期状態のXperia 1 II （XQ-AT42）のホーム画面とプリインストールアプリ。
●旧スマホからデータ引き継ぎ　
●キャリアモデルと比べてメモリー（RAM）1.5倍、ストレージ（ROM）2倍！
●（参考）Xperia 1 II （XQ-AT42）ベンチマークテスト
●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ

●Xperia 1 II （XQ-AT42）が手元に届いたら開梱とセットアップ。

Xperia 1 II （XQ-AT42）のパッケージを開封してみると、入っているのは本体と「スタートアップガイド」、「取扱説明書」、「保証書」の紙類のみというシンプルさ。

充電用のUSBケーブルやACアダプターもないので、自前で用意しよう。

それから、購入時に検討しておいたほうが良いのがソニーストアに用意されている「Xperia ケアプラン」。

故障・水濡れ・全損など、いざというとき交換機を用意してもらえたり、負担金上限5,000円で、何度でも修理に出せるというもの。

Xperia購入時に加入する必要があって後から入れないのでものすごく注意。

月払い500円+税か、年払い5,000円+税の維持費がかかるけれど、修理費用は、上限5,000円+税で何度でも利用可能。

万が一、修理できない場合でも同等機種に有償で交換してもらえる。（1年間に2回まで）

Xperia 1 II ・・・10,000円＋税
Xperia 1 、Xperia 5・・・7,000円＋税

海外端末の場合、修理したくてもできないといったケースもある事を考えると、有償サービスでも非常に安心感はものすごく大きい。

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●電源を投入して初期セットアップ。

さて、ここから初期セットアップ。

先にSIMカードを入れてもいいけれど、今回は後回しにしてひとまず先にセットアップをしてしまう。

Xperia 1 II （XQ-AT42）の電源キーをブルっと1回振動するまで長押しして起動。

「ようこそ」という画面がでてきたら「開始する」をタップして、画面の指示にしたがってすすめていく。

最初から日本語設定になっているのでスムーズ。

設定内容はとてもシンプルで、「日付と時刻」、「Googleサービス」、「画面ロックの設定」とすすめていくだけであっというまに終了。

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●初期状態のXperia 1 II （XQ-AT42）のホーム画面とプリインストールアプリ。

Xperia 1 II （XQ-AT42）に最初から入っているアプリは非常に少なくすっきり。

ソニー謹製アプリとして入っているのは、「ミュージック」、「カメラ」、「Cinema Pro」、「Photo Pro」、「Game enhancer」、「Xperia Lounge Japan」、「Xperiaカバー」、「マルチウインドウ。

ほか、Googleアプリ各種と、「Call of Duty」、「Facebook」、「Netflix」アプリがプリインストールされているだけ。

キャリア都合のによる余計なアプリはまったくなく、ホーム画面もソニーデフォルト構成。

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●旧スマホからデータ引き継ぎ　

新しいXperiaを買った時に、面倒な作業が今まで使っていたスマホからのデータ引き継ぎ。

Xperia 1 II （XQ-AT42）には、今まで使っていたスマートフォンからデータを引き継げる方法として、「Androidスマートフォンからバックアップ」、「クラウドからバックアップ」、「iPhone」の3つ用意されている。

今回は、「Androidスマートフォンからバックアップ」でデータを引き継ぐ方法を試してみる。

ウイザード途中でXperia 1 II （XQ-AT42）が待機状態準備ができたら、今まで使っていたスマートフォンからGoogleアプリを開く。

XQ-AT42が検索されるのでタップして、Googleアカウントのパスワードを入力。

すると、旧スマートフォンから復元したい「アプリ」、「連絡先」、「デバイスの設定」、「通話履歴」などのデータが引き継ぎされる。

残りは、指紋でのロック解除を登録して、「Xperiaサービス」の利用を行えば、セットアップ完了。

今まで使っているアプリも元通りにインストールされ、意外と面倒なWi-Fiの設定なども引き継がれるのでとても便利。

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●キャリアモデルと比べてメモリー（RAM）1.5倍、ストレージ（ROM）2倍！

Xperia 1 II （XQ-AT42）のスペックについて、プロセッサーは、「Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G Mobile Platform」に、メモリー（RAM）は12GB、ストレージは256GB。

Xperia 1 II （XQ-AT42）のストレージ容量	Xperia 1 II (キャリアモデル)のストレージ容量

国内キャリアのXperia 1 IIの場合、プロセッサーは同じでも、メモリー（RAM）は8GB、ストレージは128GB。

Xperia 1 II （XQ-AT42）のうれしいところは、ストレージが2倍の容量になることに加えて、メモリーも1.5倍になっていること。

ストレージは、いくらMicroSDカードで容量を補填できるとはいえ、内部アクセスとそのまま保存できる利便性を考えれば大きいにこしたことはない。

メモリーについても、近年のアプリのメモリ消費と、アプリを多重に開いて使うことの頻度を考えると知らない間にメモリーを消費していることが多い。

特に、バックグラウンドで動作しているアプリがスリープしないぶん、よりレスポンスよく使えるという利点も出てくる。

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●（参考）Xperia 1 II （XQ-AT42）ベンチマークテスト

Xperia 1 II （XQ-AT42）	Qualcomm Snapdragon 865、RAM：12GB

海外版 Xperia 1 II（XQ-AT52）	Qualcomm Snapdragon 865、RAM：8GB

参考までに、国内SIMフリーモデルのXperia 1 II （XQ-AT42）と、海外版 Xperia 1 II（XQ-AT52） とで、「PCMark」と「3DMark」でのベンチマークテストを行ってみた。

異なるのは、メモリー（RAM）が8GBか12GBかの違いのみ。

	Xperia 1 II （XQ-AT42）	Xperia 1 II（XQ-AT52）
「PCMark：Work 2.0 performance score」	10005	9821
web Browsing 2.0 score	7714	7168
Video Editing score	6087	6067
Writing 2.0 score	10621	11128
Photo Editing 2.0 score	26449	25298
Data Manipulation score	7598	7464