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Xperia SIMフリーモデルをレビュー(その2)。「Xperia 1 / Xpeeia 5」の21:9 有機ELディスプレイがもたらすスタイルと映像美、そして圧倒的に捗るマルチウィンドウ。


・ソニー本来のプロダクツとして販売されるXperia SIMフリーモデルの魅力を徹底解明!RAM/ROM増加だけじゃない、国内で安定して使える通信、安心のケアプラン、限定カラーモデル。
・Xperia SIMフリーモデルをレビュー(その1)。「Xperia 1」、「Xperia 5」 の共通点と違い、国内キャリアモデルとの仕様の違い。
の続き。

「Xperia 1 」「Xperia 5 」は登場して1年が経過するけれど、最新モデルの「Xperia 1 II」と同様のユーザーエクスペリエンスを持っている。

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●Xperia 1の圧倒的クオリティの6.4型 4K HDR 対応 有機ELディスプレイ


「Xperia 1 」は、アスペクト比21:9 の6.4型 4K HDR 対応 有機ELディスプレイ

3840×1644ピクセルという高解像度と、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した有機ELの自発光ならではのコントラストの高さや暗いシーンの階調表現、広い色域の表現力と、BRAVIAの高画質化技術「X1™ for mobile」の合わせ技により写真や動画を観るには最良ディスプレイ。

低画質な動画でも4K画質相当へ変換する「4Kアップスケーリング」や、標準規格(SDR)の映像をHDR相当に変換する「HDRリマスター」のおかげで、例えばYouTubeで観るコンテンツもより高画質に楽しめる。


参考として、2018年モデルの「Xperia XZ2」、「Xperia XZ2 Premium」と比較。

・「Xperia XZ2」     18:9 5.7型 フルHD+(216 X1080ピクセル)液晶ディスプレイ
「Xperia 1」      21:9 6.4型 4K HDR (3840×1644ピクセル) 有機ELディスプレイ
・「Xperia XZ2 Premium」 16:9 5.8型 4K HDR(3840x2160ピクセル)液晶ディスプレイ

最初は細長いと思うスタイルも使うとあっという間に慣れて、それ以降は16:9の本体はものすごく横に太く思える。


そしてもうひとつ、かつて大画面として人気の高かったXperia Z Ultraとの比較。

Xperia Z Ultraは良かったと懐古主義になってしまうけれど、Xperia Z Ultraで例えば21:9の映像を映し出してみると、周囲のベゼルの太さが際立つ。

16:9ディスプレイということもあって本体の大きさのわりに表示される映像はとても小さい。

それに対して、「Xperia 1 」シネスコサイズ(2.35:1)とほぼ同じ世界観を味わえて、映画コンテンツをほぼ黒帯がでることなく表示領域いっぱいにひろがる映像は圧倒的な迫力。


しかもスマートフォンでありながら映像技術の進化とディスプレイの表示能力も加わって、精細感、コントラスト、色再現性、陰影部分の見える情報あわせて歴然とした差が現れる。

もはや画面サイズの問題ではなく、ディスプレイ体験が根本から異なる。

今はまだ16:9の動画や3:2や1:1の静止画が主流で、どんな画像でもアドバンテージがあるというわけではないとしても、こうして一つのポリシーをもって突き抜けてくれることが所有欲にもつながる。

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Xperia 5のコンパクトでも高精細さと表現力を持つ約6.1型 HDR対応有機ELディスプレイ


一方で「Xperia 5 」は、アスペクト比21:9の約6.1型 HDR対応有機ELディスプレイ(2,520×1,080ピクセル)

本体サイズが小さくなる事もあって、「Xperia 1 」の4K(3840×1644ピクセル)という超解像度とまではいかないまでも、数年前までXperiaのコンパクトなシリーズは解像度が全く上がらなかった事からすると、フルHDを超えた高精細さを持つディスプレイ。

当然、HDRに対応した有機ELやBRAVIAの高画質化技術「X1™ for mobile」も備わって、広い色域の表現力と非常に納得のいくきめ細かな映像美に納得。

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●映像体験にこだわる機能と没入感。

「Xperia 1 」「Xperia 5 」の[画質設定]では、色域とコントラストを「スタンダードモード」「クリエイターモード」に切り替えができる。

一般的には色鮮やかに表現してくれる「スタンダードモード」がシンプルに楽しめる映像。

そこを、4K有機ELディスプレイとHDR規格、BT.2020の色域、10bit信号に対応するという映像製作者の意図を忠実に再現する画作りを楽しめる「クリエイターモード」とすることで、撮影機器との品質を合わせるといったこともできる。

おそらく設定を開かなければ気が付かないか、変更することもない部分かもしれないけれど、せっかく搭載した高画質ディスプレイだけに、こうしたこだわりの設定を変えられるというのもユーザー型の楽しみのひとつでもある。


さらにいっそう映像を盛り上げてくれるのが音声。

「Xperia 1 」「Xperia 5 」を横向きで動画視聴するときはステレオスピーカーはなかなかの迫力。

そして、有線のヘッドホンを接続すれば、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応したことで、自分の周囲から音に包まれるような臨場感を楽しめる。

おまけに、「ダイナミックバイブレーションシステム」をONにすると、コンテンツに合わせて本体が振動する。

これは実際にやってみると、目と耳と指先という3つの感覚に訴えかけられることで、小さな画面しかないスマホでもより世界観に浸れて、意外なほどに楽しいと感じる。

単純にテレビで見たほうがいいじゃんと思ってしまいそうだけど、そもそもテレビに向かっていられる時間よりもスマホを観る時間のほうが圧倒的に長い。

自分の手にしているスマホで観るコンテンツの映像と音楽の質が高くなるイコール満足度も上がる。

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●アスペクト比21:9だからこそ活かせる閲覧性のしやすさとマルチディスプレイ。


特徴的な21:9というアスペクト比のディスプレイ。

今までのスマホからすると、えらく画面が延びたというかそこまで長い必要があるのか?と思うほど。

これが実に使い勝手が良い。

いつもどおりに縦持ちしている場合、画面サイズは大きくなったにもかかわらずなんとも本体が持ちやすい。

タテ解像度が高くなった恩恵として、TwitterやInstagramなどSNSの情報量が増して一度に見える範囲が広くて、縦スクロールでしながらチェックするというのがなんとも快適。


21:9アスペクト比になったことで、画面を分割して同時に2つのアプリを利用できるマルチウインドウが便利。

マルチウインドウという機能は前からAndroid OSに備わった機能ではあるけれど、16:9のときに試してみると一画面が狭すぎて不便さしか感じなかった。

ところが、21:9の画面の長さになると、画面を分割しても一画面の作業領域が担保されるようになってこれなら使っても良いと思える。


ディスプレイの左右の端をダブルタップすると、触れた位置にアプリのランチャーを表示する「サイドセンス」

時間や場所、使用頻度などのユーザーのライフスタイルに合わせて次に使うアプリをAIが予測して、アプリアイコンやクイック設定項目が現れる。

2つのアプリをドラッグして、上下に2つのアプリを同時に起動するといった、まさに21:9のディスプレイを活かした使い方もできる。

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●ゲームプレイにも最適な21:9ディスプレイと「ゲームエンハンサー」


そして21:9のディスプレイが楽しくなるもうひとつがゲーム。

あくまでもゲームアプリが21:9に対応しているという条件はあるものの、対応していれば「Xperia 1 」「Xperia 5 」の画面いっぱいにゲーム画面が表示される。

16:9の画面ではプレイするときには見えなかったさらに広い領域が両サイドに見渡せるのでそのまま視界が広がる感覚。

操作するときに指で見えにくくなるポイントを避けられたり、見えない敵に気づけるといったゲームプレイに直結する恩恵が大きい。


スマホでゲームをプレイ中に、イラっとするありがちな動作を抑制したり、パフォーマンスの振り分けといった、ゲームプレイに役立つ機能が「ゲームエンハンサー」

ゲームプレイ中にいつでも設定を呼び出せる。

・ゲームのためにXperiaの性能全フリで動作するか、バッテリーの消耗を抑えるパフォーマンスに落とすかを選択(ゲームモード)
・メモリーを解放/通知を非表示/着信通知を非表示/ナビゲーションバーをロック/明るさの自動調整を無効/サイドセンスを無効にできる(フォーカス設定)




「サーチ」機能を使うと、サブ画面でYouTubeやWebサイトをチェックできるのでゲーム攻略にお役立ち。

さらに、ゲーム画面のスクリーンショットを撮れる他、フロントカメラから自分の姿を映して実況しながらゲームプレイを録画するスクリーンレコーディングまで出来たりと、ゲームブロガーやゲーム動画配信者のことまで見越した機能まで備わっている。

スマホでゲームすることにやたら大真面目な機能たちである。

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●USB Type Cから有線LAN接続して超安定通信。


地味に使える機能が、USB Type Cの有線LAN接続(1000BASE-T相当)に対応していること。

かつてはXperiaシリーズで塞がれていた機能だったけれど、昨年発売された「Xperia 1 Professional Edition」から開放。

その後、Androidのアップデートで、「Xperia 1 」「Xperia 5 」でもこの機能が使えるようになった。

基本、スマホはそこまで大きいデータ通信をすることもないので、Wi-Fi環境もしくはモバイルネットワークで十分。

シチュエーションとしてはモバイルeスポーツだとか日本を代表するような大規模イベントで、通信が不安定になったり遅延につながる場合には、確実に途切れない低遅延な有線LAN接続が有効。

もしくはリビングにあるPS4を離れた部屋で「PS4リモートプレイ」を利用するような場合でも、有線LANで接続することで、高いビデオ品質や高いフレームレート設定のまま快適にプレイできるといったメリットもある。

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●21:9シネマディスプレイに買い換える価値。


やたら画面が長ければいいってものではないけれど、縦持ちすればSNSの見やすさや分割画面の使いやすさ、横にすればシネスコサイズで視聴できる、といった具合に21:9のディスプレイにはちゃんとした意味がある。

しかも表示領域として広がった大画面となっても、しっかりと握れるというスマホの基本的な使いやすさにもリンクする。

そしてこれらの体験は初めて手にするとなんとも新鮮な気持ちになれる事もあって、久しくスマホを使い続けている人にとっても、買い換える価値のあるモデルではないだろうか。

続いて、トリプルカメラについてレビューしてみよう。

・Xperia SIMフリーモデルをレビュー(その3)。「Xperia 1 / Xpeeia 5」の写真撮影が楽しくなるトリプルカメラ、そしてシネマ撮影専用機能「Cinema Pro」アプリでソニーの映画の世界観を体感しよう。

 

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ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ


Xperia 5II (XS-AS42)
ソニーストア販売価格: 114,400 円(税込)
カラー:ブラック、グレー、ブルー、ピンク

Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)

24回まで分割払手数料【0円】
月々の支払い 4,700円(税込)
1回目のみ 6,300円(税込)

・Xperia 5II(XQ-AS42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

<Xperia 5 IIレビュー記事>
・[ Engadget 日本版 掲載]ソニー Xperia 5 II実機レビュー ゲーム好きに必要なものが詰まった1台
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの便利機能。5G利用時の注意点。
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。


Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)

24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ10,601円(税込)

・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。


Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:118,800 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)

24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,900円(税込)
1回目のみ6,100円(税込)

・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。


Xperia 5 (J9260)
ソニーストア販売価格:64,900 円(税込)

カラー:ブラック/グレー/ブルー/レッド
Xperiaケアプラン(月払い500円/年払い5,000円)

24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,700円(税込)
1回目のみ 2,800円(税込)

・Xperia 5(J9260) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

・ソニー本来のプロダクツとして販売されるXperia SIMフリーモデルの魅力を徹底解明!RAM/ROM増加だけじゃない、国内で安定して使える通信、安心のケアプラン、限定カラーモデル。
・Xperia SIMフリーモデルをレビュー(その1)。「Xperia 1」、「Xperia 5」 の共通点と違い、国内キャリアモデルとの仕様の違い。
・Xperia SIMフリーモデルをレビュー(その2)。「Xperia 1 / Xpeeia 5」の21:9 有機ELディスプレイがもたらすスタイルと映像美、そして圧倒的に捗るマルチウィンドウ。

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Xperia SIMフリーモデル


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・24回まで分割払手数料が【0円】

 

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


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