謎の有機ELゲーミングモニターINZONE M10L(SDM-27Q10L)が実は中国で販売中。M10Sからリフレッシュレートを240Hzに半減させた廉価モデル。
2024年、ソニーゲーミングギアINZONE(インゾーン)新型ゲーミングモニターとして27インチWQHD(2560×1440)480Hzの有機ELゲーミングモニターINZONE M10S(SDM-27Q10S)を発売。
それと全く同じデザインのINZONE M10L(SDM-27Q10L)という謎のモデルが存在している。
仕様としては240Hzのリフレッシュレートとなっている事と、すでにソニー中国で販売している。
INZONE M10S(SDM-27Q10S)の廉価モデルとなるINZONE M10L(SDM-27Q10L)について調べてみた。
・INZONE M10L 27英寸 240Hz OLED电竞显示器(中国サイト)
・INZONE M10S(SDM-27Q10S)[有機EL QHD 480Hz] | ゲーミングギア INZONE(インゾーン) | ソニー
・ゲーミングギア INZONE(インゾーン) | ソニー
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●INZONE M10L (SDM-27Q10L)中国モデル情報
INZONE M10L 27 インチ240Hz OLEDゲーミングモニターは、中国で確認されているINZONEゲーミングモニターの最新モデル。
主な特徴はINZONE M10S(SDM-27Q10S)とほとんど同じで、違いは最大リフレッシュレートが480Hzから240Hzに変更、付属のDPケーブルがVer.2.1ではなくVer.1.4となっている。
当然性能が高いINZONE M10S(SDM-27Q10S)のほうが良いと思えるものの、気になるのは価格差。
こちらがM10Sの価格。
INZONE M10L(SDM-27Q10L)
中国価格:6,499RMB(人民元)、日本円換算 約13.7万円
値引価格:5,999RMB(人民元)、日本円換算 約12.7万円
INZONE M10S(SDM-27Q10S)
中国価格:8,499RMB(人民元)、日本円換算 約18万円
値引価格:7,999RMB(人民元)、日本円換算 約16.9万円
海外価格のため単純に比較できないけれど、INZONE M10LとINZONE M10Sには約4万円程度の価格差がある。
日本ではINZONE M10Sが実売15.7万円となるため、単純計算で12万円程度となる。
480Hz・240HzのQHD有機ELゲーミングモニターを発売しているASUSのROGブランドを見ると、240Hzのモデルは10万円を切る価格で販売されている。
一方で480HzはINZONEとほぼ同じ価格。
240Hzの有機ELモニターというのは購入の候補になりそうではあるものの、魅力的な価格でなければ仮に日本で販売されたとしても売れるとは限らない。
eスポーツ大会で使用されることを想定したINZONE M10Sと違い、INZONE M10Lは中国などの一部でのみ販売されているにすぎない事からもソニーは廉価版を積極的に販売する意図はないのかもしれない。
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●ゲーミングギアブランド「INZONE™」新製品ラインナップ
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ゲーミングモニター「INZONE M10S」(27インチ/QHD 2560×1440/480Hz/有機EL )開封レビュー。強烈なスペックと有機ELモニターの美麗映像の恩恵。
27インチ 4K 160Hz 直下型LED部分駆動液晶 ゲーミングモニター「INZONE M9II」は、従来モデルの「INZONE M9」とどこが変わったのか?新旧モデルの実機比較。
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