ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds S」、「LinkBuds」に、バッテリー容量の減少を抑制するソフトウェアアップデートの配信開始。(2023年2月21日 ver.2.1.3)
アップデート内容は、”バッテリーへの負荷を軽減し、長期間ご使用によるバッテリー容量の減少を抑制”するアップデート。
案内されている通りアップデートにより、使用状態によっては、1回の電池持続時間が若干短くなる場合がある。
---------------------
目次
●「LinkBuds S」、「LinkBuds」本体ソフトウェアアップデート ver.2.1.3
アップデートの方法は、「Headphones Connect」(最新バージョン)がインストールされているスマートフォンを利用する。
スマートフォンとヘッドホンを接続していると、「Headphones Connect」アプリに、”ヘッドホンのソフトウェア更新が可能です”と表示されるので、「詳細」をタップ。
すると、バージョン 2.1.3のソフトウェア更新内容が表示されるのでOKをタップする。
更新プログラムのダウンロードが開始され、それが終わると転送がはじまり、最後にソフトウェアの更新を行う。
全行程で、Android端末で通信環境によっておよそ約10分から20分ほど。
更新中にヘッドホンの電源をOFFには絶対にしないようにしよう。
無事に終了すると、通常通り「Headphones Connect」アプリが表示されて完了。
・バッテリーへの負荷を軽減し、長期間ご使用によるバッテリー容量の減少を抑制するための本体ソフトウェアを提供いたします。
適用することを推奨いたします。
備考には、「本アップデートにより、お客様のご使用状態によっては、1回の電池持続時間が若干短くなる場合がございます。」と記載されている。
これはおそらく、バッテリーの満充電状態でバッテリー劣化を抑制するために、充電完了される上限を若干少なくしているのだと思われる。
このことからすると、先日から指摘されることがあった”極端にバッテリー残量が左右で異なる状況”というのは、片側のイヤホンのバッテリーが劣化したために起きている事象かもしれない。
●<参考情報>バッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある「WF-1000XM4」
・左右(L側とR側)のヘッドホンでバッテリーの残量が異なる
・ワイヤレス充電の途中で充電ケースのランプが赤点滅する
ヘッドホン(WF-1000XM4)のバッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある (動作時間が極端に短い場合がある)事象について、具体的な確認事項が追加されている。
●<参考>一般的な片側のみバッテリー消費が早い原因と対処法
や
例えばバッテリー100%の状態から2時間ほど使用すると、[L(左)57%]、[R(右)20%]となっている。
右側のイヤホンは残り20%というのは正直なところバッテリー消費が激しすぎる。
原因を調べていると、「ヘルプガイド」に気になる一文を発見。
ご注意
・各種機能の設定や使用条件により、L側とR側とで充電式電池の消費の速さが異なる場合がありますが、異常ではありません。
「DSEE™」、「イコライザー」、「スピーク・トゥ・チャット」、「音声で音声アシスト機能を起動させる機能」、「サービスとの連携」、「アダプティブボリュームコントロール(音量自動調節)」などの設定をすると、動作処理が増えてバッテリーの持ちが悪くなる。
ヘッドセットの左右どちらにも適用される「DSEE™」、「イコライザー」は除外するとして、L側とR側のバッテリー消費に違いが出る設定があると思われる。
そして、原因と思われる設定を発見。
バッテリー消費の原因と思われるのは、タップ操作の機能を「Amazon Alexa」に設定した場合。
これは、スマートフォンにインストールされているAmazon Alexaアプリを起動して、
左右どちらかに「Amazon Alexa」を選択。
すると、[システム]に「音声アシスタントを声で起動」という項目が現れる。
「音声アシスタントを声で起動」をオンにすることで、その字のごとく声で”アレクサ”と話しかけることで「Amazon Alexa」のアシスタント機能が使える便利機能なのではあるけれど。
この機能がオンになっていると、マイクが常時オンの状態になるのだと思われる。
それによって、連続通話している状態と同等の条件となり、公称値にもあるとおり「連続通話:最大2.5時間」と同様のバッテリーが消費されているのだと推測。
(2時間使用で100%⇒20%、(2.5時間-2時間)/2.5時間=20%)
バッテリーが片側だけ異常に消費が早い症状で困っている場合は、アプリの設定を見直してみると良いかもしれない。
●その他の左右独立タイプのヘッドセットでも発生。現状の回避策。
この「Amazon Alexa」の機能を設定して、「音声アシスタントを声で起動」が利用できるヘッドセットは、同様の症状が起きると考えて良い。
常時「音声アシスタントを声で起動」を使用しないのであればオフにしておくことが回避策となる。
もしくは、片側が減ってしまったら、タップ操作の機能の「Amazon Alexa」の割当を左右入れ替えて、左右ヘッドセットのバッテリー消費のバランスをとりつつ少しでも長く使うという方法もある。
※
は右側固定のため右側のバッテリーが減りやすい条件は変更できません。常時通話状態であればさすがに仕方がない事でもあるため、便利さをとるか?、バッテリー消費をとるか?を好みでうまく使い分けよう。
---------------------
●ワイヤレスステレオヘッドセットラインナップ
<WF-1000XM4 レビュー>
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」を使ってみたレビュー!待望のLDAC搭載だけじゃない、さらなるノイキャン性能アップやハンズフリー通話劇的改善、防滴対応、装着性まで何から何までが感動レベル!
・「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」のイヤホンのバッテリー使用時間比較。コーデックや圧縮音源のアップスケーリング、ノイズキャンセリング機能のオンオフによるバッテリー駆動時間の変化もチェックしてみる。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」は、外れるかも?という不安とは無縁のフィット感。アプリできちんと耳に取り付けられているかを測れる「装着状態テスト」が便利。
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」
ソニーストア販売価格:59,400円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」レビュー
・(前編)明らかに快適になった装着感、強烈なノイズキャンセリングと耳への圧迫感が激減。
・(後編)思いのままにコントロールできるノイキャンと音質の両立、自然に聞こえる外音と快適な通話性能。
---------------------
●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口より徒歩3分。
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。旧福岡市立中央児童会館
営業時間:11:00~19:00