USBレシーバーを付属する「LinkBuds UC for Microsoft Teams」。PCとスマホの2台接続や、Microsoft Teamsの操作ができて、ビジネスシーンで活用できる「LinkBuds 」派生モデル。
ソニーは、リング型ドライバーを採用した の派生モデルとして、Microsoft Teams認定機種「LinkBuds UC for Microsoft Teams」を発売。
従来の
との違いは、USBレシーバーを付属して、パソコンとスマホに同時に接続ができること。
・オンラインとリアルをつなぐ新たな音体験を提案する 完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds』を発売
・LinkBuds | ヘッドホン | ソニー
目次
●「LinkBuds UC for Microsoft Teams」の付属品
「LinkBuds UC for Microsoft Teams」のソニーストア販売価格は、29,700円(税込)。
通常モデルが23,100円(税込)とすると、価格差は6,600円。
カラーバリエーションはグレーのみ。
内容物は画像にあるとおり、「LinkBuds」本体、USB Type-Cケーブル(約20cm)、フィッティングサポーター(XS/S/M/L/XL 各2)、充電ケース、USBトランシーバー。
パッケージの形状などは、「
と同じで、付属のUSBレシーバーの取り付け場所が増えただけ。USBレシーバーを保管する場所は特に用意されておらず、充電ケースなどに装着できるギミックのようなものはない。
単体で持ち歩くことになるので、接続機器に常に接続しておくかなくさないように注意しよう。
USBレシーバーをみると、端子部分と飛び出している部分の長さはほぼ同じ。
良く言えば抜き差しがしやすい。
その代わり、ノートPCなどで使用すると本体からかなり出っ張ってしまう。
おそらくこの余剰部分にアンテナなどを仕込んでいる事もあって接続が安定性を重視しているとも言える。
手の中というよりも指数本ぶんにしか満たないほどのコンパクトなケースなうえに驚くほど軽い。
質量は、イヤホン本体は4.1 g が2つで、充電ケースが34 g。
合計しても、42.2g
これだけ小さいと、ポケットに入れていても余計な含みも気にならないし、持ち運びの苦痛は皆無に等しい。
ケースから取り出すと自動的に電源が入り、それと同時に左右チャンネルのペアリングも自動で行われてすぐに使えるといったシンプルな接続。
イヤホン単独の電池持続時間は、連続音声再生時間が5.5時間で、連続通話時間は2.5時間。
バッテリーの持ちが短いようにも感じるものの、10分間の充電で90分の使用が可能になるクイックチャージを併用して使うスタイル。
充電ケースの12時間分のバッテリーと合わせることで、最大17.5時間使用できるので、まる1日は使えそうといったところ。
一般的なカナル型と呼ばれるイヤホンと根本的に構造が異なり、耳穴に挿し込むタイプではない。
このリング形状のドライバーが分離しているという構造によって総じてかなり小さい。
左右完全独立タイプの最大の特徴はケーブルから解き放たれるフリースタイル。
配線がいっさいなくてひっかかったり邪魔にならないところが良いところ。
着けかたからしてわからない場合は、公式の動画をみるとわかりやすい。
装着したイメージとしては、リング部分が耳の穴に、SONYという文字が読める方向で上側にくる感じ。
耳の窪みに入れ込むだけで、最後にピコっと飛び出ているフィッティングサポーター(半透明の柔らかい飛び出し部分)を最後に押し込んでやればOK。
本体部とフィッティングサポーターで耳の中で保持されるように設計。
同梱されるフィッティングサポーターのサイズは全部で5種類(XS、S、M[標準]、L、XL)。
耳のくぼみの個人差はフィッティングサポーターを、自分にあったものに変えるとよい。
素材としてはかなり柔らかく、大きめサイズでもつい耳の中に収まってしまうけれど余らないほうがむしろ安定する。
上下左右に大きくもふったり、ジャンプしたり、全力で落としにかかるくらいに振りまくっても、全くはずれる気配はない。
ただし、フィッティングサポーターのチョイスをミスるとポロっと外れてしまう可能性があるので、最初にサイズを合わせておくことが大切。
の最大の特徴は、 (音の環境として)耳を塞がないということ。
そもそも外界の音を遮断しようというノイズキャンセリングとは真逆の考え方。
外から聞こえる音も、スマホで再生する音楽もどっちも聞こえるというのがウリ。
しかも内部構造は、高磁力ネオジウムマグネットを搭載した専用設計の12mmリング型ドライバーユニットや、 にも採用されているBluetoothSoCと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーを1つのチップに統合したプロセッサーV1を搭載。
音質面でもそこらへんの安い開放型とは根本的に違っていて、低遅延かつ左右同時伝送接続にも対応。
圧縮音源の高音域をクリアに再現する「DSEE」も搭載している。
対応コーデックについては、SBC、AACのみ。
実際に聴いてみると、意外にもしっかりした音圧で楽曲が再生されていて低域から広域まで自然に鳴らしきって、音量を上げることで没入感も感じられる。
実験的にボリュームを上げても音割れする事もないものの、上げすぎると周囲に音漏れがしてしまう点には注意。
当たり前に音量を上げすぎると周囲の声も聞こえなくなるので、本来の目的としてはちょうどよいボリュームで使って不満はない。
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●「LinkBuds UC for Microsoft Teams」と「LinkBuds」の違い
※「LinkBuds UC for Microsoft Teams」 |
※「LinkBuds(WF-L900)」 |
スマートフォン(AndroidやiPhone)とbluetothのペアリングして利用できる点については、「LinkBuds UC for Microsoft Teams」と、通常モデルの「 」は同じ。
ただし、細かな部分に違いがある。
マルチポイント機能 接続機器の違い
※「LinkBuds UC for Microsoft Teams」 | ※「LinkBuds(WF-L900)」 |
通常モデルの「マルチポイント機能に対応。
」は、アップデートにより(2022年11月17日)設定アプリをみると、「2台の機器と同時に接続」という項目がある。
「LinkBuds UC for Microsoft Teams」では、その項目がない。
なぜなら、もう1台に相当する機器が「USBレシーバー」となっているから。
わかりやすくマルチポイント機能の接続機器を現すと以下のようになる。
「LinkBuds UC for Microsoft Teams」:Bluetooth機器1台、USBレシーバー1台
「
(WF-L900)」:Bluetooth機器2台「LinkBuds UC for Microsoft Teams」は、Bluetooth機器に1台、USBレシーバー1台の計2台でマルチポイントに対応となっているため、Bluetooth機器2台でのマルチポイント機能がないとも言える。
イヤホン側の操作割り当ての違い
※「LinkBuds UC for Microsoft Teams」 |
「LinkBuds UC for Microsoft Teams」では、左側のイヤホンでのタップ操作は、「Microsoft Teams」の操作に固定されている。
そのため、他のコントロールを割り当てることが出来なくなっている。
右側のイヤホンは、設定変更が可能で、自分が使いたいコントロールを決めることができる。
※「LinkBuds(WF-L900)」 |
「
」では、左右どちらも自分の好みの設定を割り当てることができる。
●PC(Windows/Mac)との接続
Windows機との接続
「LinkBuds UC for Microsoft Teams」のUSBレシーバーを使った接続は、とても簡単。
Windows PCでは、シンプルにUSB端子に差し込むだけで、自動的に接続が完了する。
当然ながら接続する端子はUSB Type-Aに限られるため、VAIO Zや最近のMacbookなどでUSB Type-Cしかない場合は、変換アダプターやハブ/ドッキングステーションを経由して接続する必要がある。
※公式には、USBトランシーバーはUSBハブなどを経由せずに直接パソコンに接続することを推奨。
USBレシーバーを接続すると、Windows上では、「LinkBuds UC via USB Transceiver」として認識される。
イヤホン本体自体は、すでにUSBレシーバーと接続されているため、接続するための特別な操作は不要。
便利なのが、ヘッドホンをタップして使える「Microsoft Teams」の操作。
USBレシーバーをパソコンに接続していれば、右・左のタップの回数で、「最前面表示」や「挙手」、「受話」、「マイクON/OFF」といった操作もできる。
bluetooth ヘッドセットを直接Windows PCにBluetooth接続することも出来るものの、相性問題を含め接続が不安手になったりといったトラブルはよくある話。
その点「LinkBuds UC for Microsoft Teams」のUSBレシーバーを使った接続は、確実かつ安定性が高く安心して使えるといったメリットがある。
ハンズフリーのマイクでの通話についても、
は、AIノイズリダクションシステムが搭載されていてか、周りのノイズはかなり抑えられているししゃべった声も鮮明に聞こえる。イヤホンによっては、周囲の雑音があるとかなり聞き取りにくい事があるだけに、テレワークでビデオチャット用のヘッドセットとしての完成度は高い。
「LinkBuds UC for Microsoft Teams」は、Macでの利用も可能。
ノートの場合では、先にも述べたようにUSB Type-Cしかないためアダプターを経由する必要がある。
Mac miniなど据え置き機であればUSB Type-Aも装備しているため、USBレシーバーを接続するだけで認識されスムーズに利用できる。
●「LinkBuds UC for Microsoft Teams」
Microsoft Teams認定機種「LinkBuds UC for Microsoft Teams」は、リング型ドライバーを採用した完全ワイヤレスイヤホン「の派生モデル。 」
USBレシーバーを接続しておくだけでパソコンと接続できるうえ、スマホとも同時に接続できる便利さ。
PCから少し離れたところでMicrosoft Teamsをヘッドホンの操作でマイクON/OFFできて、オンラインミーティング中でも離席できる安心感。
「特有の、耳をふさがずに外の音も自分の声が聞こえる自然さと、長時間つけていても疲れにくい装着感。 」
ビジネスシーンでより快適に使えるイヤホンとしてはなかなかに重宝しそうなイヤホンの新しいカタチといえる。
LinkBuds UC for Microsoft Teams 資生堂インタラクティブビューティー 体感レポート
LinkBuds UC for Microsoft Teams 使い方かんたんマニュアル
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●ワイヤレスステレオヘッドセットラインナップ
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・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」を使ってみたレビュー!待望のLDAC搭載だけじゃない、さらなるノイキャン性能アップやハンズフリー通話劇的改善、防滴対応、装着性まで何から何までが感動レベル!
・「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」のイヤホンのバッテリー使用時間比較。コーデックや圧縮音源のアップスケーリング、ノイズキャンセリング機能のオンオフによるバッテリー駆動時間の変化もチェックしてみる。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」は、外れるかも?という不安とは無縁のフィット感。アプリできちんと耳に取り付けられているかを測れる「装着状態テスト」が便利。
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ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」レビュー
・(前編)明らかに快適になった装着感、強烈なノイズキャンセリングと耳への圧迫感が激減。
・(後編)思いのままにコントロールできるノイキャンと音質の両立、自然に聞こえる外音と快適な通話性能。
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM4」
ソニーストア販売価格:44,000円(税込)⇒41,800円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット最高峰「WH-1000XM4」レビュー。不要な音を消し去ってイイ音を聴きたい、都合よく必要な音は聞き取りたいという贅沢をシームレスに満たしてくれる。
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※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
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ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。旧福岡市立中央児童会館
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