ソニーMiniLED搭載4K液晶モニター32インチモデル「LMD-32M1MD」に続き43インチ「LMD-43M1MD」、27インチ「LMD-27M1MD」を追加。VESA Display HDR 1000、ただし医療用。

2025.07.08

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ソニーMiniLED搭載4K液晶モニター32インチモデル「LMD-32M1MD」に続き43インチ「LMD-43M1MD」、27インチ「LMD-27M1MD」を追加。VESA Display HDR 1000、ただし医療用。

ソニーは、Mini LEDバックライトを採用した31.5型4K液晶モニター「LMD-32M1MD」を2025年2月に発売しているけれど、さらに2つの異なるサイズのモニターを追加。

追加されたのは、27インチモデルの「LMD-27M1MD」と、43インチモデルの「LMD-43M1MD」の2つ。

それぞれ31.5型から一回り小さいモデルと大きいモデルとなる。

海外で先行して発表され、日本ではまだ正式発表されていないものの、近い内に発表されると思われる。

4Kという高解像度、HDR信号に対応し、Mini LEDバックライトと独自のローカルディミング（部分駆動）技術によりVESA Display HDR 1000という高輝度・高コントラストを実現したモニターとなっている。

ソニーのモニターということで欲しい！となるのだけれど、残念ながら医療用モニターとなっているため非常に高価。

日本で発売している「LMD-32M1MD」は、市場推定価格もおよそ1,600,000円（税込）前後。

27インチモデルの「LMD-27M1MD」は多少安くなると考えても100万円以上、43インチモデルの「LMD-43M1MD」については200万円を超えるのは確実だろう。

・Introducing Sony’s two new advanced medical monitors for exceptional clarity and visual detail

・LMD-32M1MD | メディカル関連機器 | ソニー

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●43インチ、32インチ、27インチをラインナップするMiniLED搭載医療用4K液晶モニター
●ゲーミングギアブランド「INZONE™」モニターラインナップ
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●43インチ、32インチ、27インチをラインナップするMiniLED搭載医療用4K液晶モニター

今回発表された43インチモデルの「LMD-43M1MD」、27インチモデルの「LMD-27M1MD」、そしてすでに発売している31.5型4K液晶モニター「LMD-32M1MD」のスペックは、以下の通り。

・共通仕様
解像度：4K（3,840 x 2,160）16：9
パネル：MiniLED HDR対応低反射構造
対応リフレッシュレート：60Hz、50Hz
コントラスト：最大1,000,000:1
HDMI入力：HDMI ×1（HDCP2.3対応）
DVI-D入力：DVI-D ×1（HDCP1.4対応）、TMDSシングルリンク
SDI入力：BNC ×1 12G/6G/3G/HD/SD-SDI
etc.

・ピーク輝度
LMD-43M1MD：最大2000cd/m2
LMD-32M1MD：最大1850cd/m2
LMD-27M1MD：最大2250cd/m2

・消費電力
LMD-43M1MD：約203W
LMD-32M1MD：約165W
LMD-27M1MD：約126W

・サイズ重量
LMD-43M1MD：1005.1 x 623.0 x 83.7 mm、約16.9kg
LMD-32M1MD：754.8 x 482.8 x 79.9 mm、約11.2kg
LMD-27M1MD：655.6 x 426.7 x 79.9 mm、約9.2kg

大きな違いは、ピーク輝度、消費電力、サイズ重量。

画面サイズによって変わる仕様以外は、ほぼ共通した仕様となる。

ソニーは、eスポーツシーンで使用されるゲーミングギア「INZONE」として、有機ELディスプレイを搭載するゲーミングモニター（QHD 480Hz）INZONE M10Sや直下型LED部分駆動ディスプレイのゲーミングモニター（4K 160Hz）INZONE M9IIを投入している。

eスポーツシーンにおいては高輝度という点はあまり考慮されないため、MiniLEDなどは採用されずに他の性能を追求するモデルが多い。

しかしながらゲーミングモニターとしては、MiniLEDはもはや当たり前となっている状況のため、INZONEブランドのMiniLED搭載ゲーミングモニターの登場を期待したい。