ARグラス「Nreal Air」を使ってみたレビュー。最初に待ち構えるアクティベーションの罠。サングラスタイプの準備と装着性の楽さは魅力。
”約79gで130インチの大画面表示を実現。日常使いが可能なメガネ型ウェアラブルデバイス!”みたいなふれこみで出てきたARグラス「Nreal Air」。
そんなの聞いたら欲しくなっちゃうじゃないか!と即ポチで予約。
なぜかキャリア(ドコモオンラインショップ、au Online Shop)でしか売っていなくて、購入手続き手順がやたらめんどくさかったり妙な縛りがあることにモヤモヤ。
いや、普通にお買い物させてよとブツブツ文句言いつつも、無事に手元に到着。
・ Nreal Air |ドコモオンラインショップ
・ Nreal Air | au Online Shop
・Nreal Air製品情報
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目次
●ARグラス「Nreal Air」を初期セットアップ。
とそんな期待値は高くもってないので大丈夫。だいたい想像つくからダメージは少ないはず。
今までも何度か通った道だし、スゲェ!まではいかなくてもこの見た目に普通のサングラスっぽい装着方法なら、Playstation VRのような本格的な「ヘッドマウントディスプレイ」は、使うまでにやたら時間がかかってめんどくさい…とならないところがいいかなと。
中身は、「Nreal Air」本体のほかに、トラベリングケース、Nreal Air 本体、ノーズパッド3種、ライトシールド、視力矯正レンズフレーム、USB Type-C ケーブル(着脱式)、クリーニングクロス。
「Nreal Air」本体はたしかに、仰々しい「ヘッドマウントディスプレイ」と比べるとシンプルなサングラスの形っぽい。
サイズ的には、高さ 約148mm × 幅 約 52mm × 奥行き 約 159mm。
素の本体のサングラス部分だけで約79g。
折りたたむと、奥行きは60mmまで縮められる。
特徴的なのは、レンズ部分にもう一つの小型ディスプレイがくっついていること。
上から投影された映像が小型ディスプレイに表示される仕組みで、直接画面が発行しているわけではないので、そのまま向こう側が透過して見えるというしくみ。
この小型ディスプレイが有機EL(マイクロOLEDスクリーン)で、両眼で1920×1080 × 2 という解像度の高さ。
視野角(対角)は、約46度。
sRGB色域カバー率99.5%、「低ブルーライト」、「ノーフリッカー」。
鼻パッドは、全部で3種付属。(そのうち一つは本体に最初から装着済み。)
投影されるディスプレイの視度調整とかはなく、この鼻パッドのサイズで位置を調整することになる。
メガネかけたまま着けられるのかと思ったらそのままだと無理。
付属している視力補正用レンズフレームを、メガネ屋さんで自分の視力にあわせた度入りのレンズフレームを作ってもらえば、使えなくはないらしい。
なんてこったい。
コンタクトレンズとメガネのどっちも使いたいと思ったけど、ちょっとめんどくさそう。
機能的には、左右のテンプルの下部分にスピーカーが備わって、音声もそのまま聞こえてくるので別途イヤホンを用意する必要なくて自己完結してるのは良い。
右テンプルには、他にマイクと、ディスプレイのオン/オフボタン、輝度調整ボタンも備わっている。
スマホとの接続は、付属のUSB Type-Cケーブルを利用。
およそ120cmくらいでかなり柔らかいので取り回しは楽ちん。
付属のケースに入れての持ち運びもしやすい。
「Nreal Air」の左テンプル後方部分にくっつけるようになっている。
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●専用スマホアプリ「Nebula」のアクティベーションの罠。
よし使うぞ!と思ったら「Nreal Air」専用のスマホアプリ「Nebula」をインストール必要がある様子。
そして、「Nreal Air」とつながったUSB Type-Cケーブルをスマホに装着。
これで使えるよってなっているけれど、そうは問屋が卸さなかった…。
そもそものスタート時点で、「Nebula」のアプリが必須で、これがインストールできるスマホの機種がものすごく限られているというまさかのトラップ!
公式にある「Nreal Air」というか「Nebula」アプリのサポートする機種はこれだけ。
Xperiaだけでピックアップしてみると…。
<ドコモ>
「Xperia 1 II SO-51A」、「Xperia 5 II SO-52A」、「Xperia 5 III (SO-53B)」
<au>
「Xperia 1 II (SOG01)」、「Xperia 5 II (SOG02)」、「Xperia 1 III (SOG03)」、「Xperia 5 III (SOG05)」
え…、現行メインモデルの「Xperia 1 III (SO-51B)」が抜け落ちている…。
それどころかSIMフリーモデルもサポート外。
Xperia PRO-IのGoogle PLAY での「Nebula」アプリ表示。 | それ以外のXperiaでは「Nebula」アプリ見つからず。 |
いやいやまさかいけるでしょーと思って、Xperia 1 III で試したところ、Google PLAY に「Nebula」アプリが表示されない。
いわゆる対象外というヤツで、むりやりapkをインストールしようにも弾かれてしまって利用不可。
Xperia 1 II、Xperia 5II についても、SIMフリーモデルでのインストールは無理。
もはやここまでか…と思って手持ちのXperia PROとXperia PRO-Iで試したところ、なんとXperia PRO-Iだけ、Google PLAY に「Nebula」アプリが表示されてインストールもすんなり出来てしまった。
Xperia PRO-Iに「Nebula」アプリをインストールして、「Nreal Air」を接続すると、「Nebula」アプリが起動。
最初の難関となる「Nreal Glassesグラス」のアクティベーションが完了。
これで晴れて、「Nreal Air」が使える!
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●ARグラス「Nreal Air」を実際に使ってみた。
アプリにある「MRモード」もしくは「Air Casting」をタップすると、「Nreal Air」をかけたその先に映像が投影される。
実際に目にすると、対角視野角が約46度ということもあって、自分のいる位置から一定距離はなれた場所に投影されるので、目の前にドドーンという見え方ではない。
ただし実際に見えている映像は、解像感の高さも明るさも充分でそのあたりは満足できるレベルにある。
基本は、投影される仮想映像と、グラスの先に映る現実世界の両方が見えている。
けれど、仮想映像だけに集中したい!と思えば、付属しているレンズに装着するライトシールド(遮光板)を付けることで背面は暗くなり随分と見えやすくなる。
ただし、グラスの周辺全体を覆い尽くす「ヘッドマウントディスプレイ」と違ってオープンなサングラスタイプなので、外部映像がディスプレイに写り込んでしまって見えにくくなることもある。
この辺は手軽さとのトレードオフといったところ。
これは、「Nebula」アプリの「MRモード」でのホーム画面をキャプチャした画像。
上画像のような専用のホーム画面が目の前に現れる。
「Nreal Air」には、頭の動きを検知する「3DoFヘッドトラッキングシステム」により、一定方向に画面が固定されていて、自分の首をふって画面を見渡すといった感覚。
もうひとつの「Air Casting」は、スマホの画面がそのまま投影されてるモード。
スマホ画面がそのままミラーリングされるため、手元のスマホの操作がそのまま反映されるのでお気軽に使うならこっちのほうが良い場合もある。
スマホ自体がコントローラーになって、スマホ自体の向きでポインタを動かしたり、タッチパネル風の画面をスワイプしたりタップして操作。
サングラス越しに、チラっと見える手に持っているスマホを操作するのだけど、さすがにこればっかりは慣れが必要で、思ったとおりに動作させるには少し時間がかかる。
ブラウザを立ち上げると、この仮想空間に、TwitterやYou Tubeといったウインドウを複数開いていける。
おもしろいのは、それぞれのウインドウはスマホのスワイプで、手前にもってきたり奥に配置したり、サイズを大きくしたり小さくしたりと好みで調整できること。
と、100%思い通りに動かせれば便利極まりないのだけれど、実施にやってみるとなかなか難しくて、これはある程度慣れが必要。
実際にどういうふうに見えているか?
動画をキャプチャしてみたものがコレ。
実際には、この画面が見えつつグラスの向こう側が透けて、現実世界が見えている。
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●課題はあるものの、準備の楽さと装着性のしやすさが魅力。
「Nreal Air」を使っている理想のイメージ | 周囲が暗ければ没入感は上がるはず。 |
使ってみた感想としては、グラス内に映し出される映像は思いの外キレイなのもなかなか良いところ。
慣れが必要だけど「MRモード」はなかなかおもしろいし、スマホをそのままミラーリングする「Air Casting」はお手軽。
ただし、一番のウリとなるう透過した現実の風景との映像が重なるハイブリッドな使い方ができるかが悩ましい。
ぴったり自分の視度と合わないと気持ち悪いし、仮想映像と現実空間のいったりきたりはイメージしているほどカンタンじゃない。
楽しけど疲弊する、というのが正直な感想。
まぁしばらく使わないでいると、また使いたくなるというか、準備が楽というか装着に手間がかからないというのは「ヘッドマウントディスプレイ」にはないアドバンテージかなと。
それに、見た目にサングラスっぽいという点ではお手軽さだし、「Nreal Air」とスマホをつなぐケーブルを現時点でなくすことはできないとして、動き回れる自由度があるのは楽しい。
装着している姿が想定していた以上にシュールだという事が判明。
これで人前に出るにはかなりの勇気が必要というか、これから先また新しいモデルが出てくるとしたらデザインもうちょっとスタイリッシュにしてお願いどうぞ!
0:33:12 ARグラス「Nreal Air」ガチレビュー?
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia 1 III (XQ-BC42)
ソニーストア販売価格:159,500 円(税込)⇒149,600 円(税込)
カラー:フロストブラック/フロストグレー/フロストパープル/フロストグリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 6,200円(税込)
1回目のみ 7,000円(税込)
・Xperia 1 III(XQ-BC42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・Xperia 1 III SIMフリーモデルと キャリアモデルをいろんな角度から比較。仕様や価格、保証まで比べてみるとかなり魅力的なSIMフリーモデル!?
・待ちに待った 国内 SIMフリーモデル「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は11月19日発売。限定カラーのフロストグリーンの実機を確認。Xperia Z5 グリーンとの違い。
・SIMフリースマートフォン「Xperia 1 III(XQ-BC42)」は、5Gと4G LTE 国内キャリアのどこまでカバーしているのか?楽天モバイル 5G(Sub6)や、キャリア4G周波数の5G転用バンドに対応しているか実際に試してみた。
Xperia PRO-I (XQ-BE42)
ソニーストア販売価格:198,000 円(税込)
カラー:フロストブラック
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 8,200円(税込)
1回目のみ 9,400円(税込)
・Xperia PRO-I(XQ-BE42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
・これを待っていた!悲願の1.0型イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Xperia PRO-I」現る!ポケットから一瞬で取り出して撮れる静止画と動画に納得のクオリティ。
・「Xperia PRO-I」は1.0型センサーを有効活用できていないって本当?クロップは悪なのか?を考察。ガチカメラを搭載したソニー製スマホが欲しいという欲求の行く先。
Xperia 5II (XS-AS42)
ソニーストア販売価格:89,100円(税込)
カラー:ブラック、グレー、ブルー、ピンク
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 3,700円(税込)
1回目のみ 4,000円(税込)
・Xperia 5II(XQ-AS42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<SIMフリーモデル Xperia 5 II レビュー>
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの便利機能。5G利用時の注意点。
・ハイエンド機能をコンパクトボディに詰め込んだ 5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。カメラ、オーディオ、ゲームや機能性能をチェックする。
Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800円(税込)
24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ 10,601円(税込)
・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~19:00